忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

予言者としての徽宗皇帝(私www)
徽宗皇帝のブログの過去記事を読んでいると、我ながら慧眼だったなあ、という記事がいくつも出てくるが、その一例を自己引用する。まさに、現在の日本を予言している。

(以下自己引用)「メモ日記」自体は、この記事をネットに載せた2010年よりさらに昔に書いたと思う。おそらく、今から25年から30年くらい前だろうか。また「メモ日記トゥディ」はネット参加以降に書いた記事。下記記事末尾の「身分社会」は正確には「階級社会」か。


  • メモ日記「政治・社会」22
    #190 社会人落ちこぼれ

    近い未来の日本社会を考えた場合、最大の問題は、「社会人落ちこぼれ」の問題である。日本がアメリカの後を追って、完全に第三次産業社会になった場合に生じるのがこれだ。第三次産業の中でも流通や商品売買の分野などではまだ非熟練労働者の存在価値はあるが、第三次産業の中でももっとも金になる分野である「法律」「医学」「金融・証券」「情報産業」などでは、高学歴の人間しか必要としなくなる。つまり、こうした社会は大量の「不要な人間」を生み出す社会なのである。高学歴でなくても、芸術やスポーツなどでは才能が物を言うが、そうした才能も無く、高学歴を身につけていない大量の人間をどうするか。これが日本がこれから直面する問題だ。これを私は「社会人落ちこぼれ」問題と言っている。現在の「ニート」や「フリーター」はその魁である。社会人落ちこぼれが社会人の過半数を占め、彼らが低賃金にあえぐ一方で、少数のエリートが高い収入を手に入れて贅沢な生活をする、「天国と地獄」状態が、日本の未来である。これはアメリカの現在だ。ついでに言うなら、現在、社会の上層にいる人々は、自分のコネをつかって子供を一流の大学に入れ、一流の企業に入れるだろうから、彼らの子孫は安泰である。つまり、日本は完全な身分社会となるのである。

    拍手


拍手

PR

コメント

コメントを書く