厚生労働省によりますと、44週(11月1日~11月7日)のインフルエンザ報告数は昨年同時期と同様に極端に少なくなっています。
●インフルエンザ報告数 極端に少なく
厚生労働省が11月12日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、44週(令和3年11月1日~11月7日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「23」でした。43週(令和3年10月25日~10月31日)の「20」とあまり変化はなく、昨年同時期の総数「32」と同様に、極端に少なくなっています。
なお、一昨年の同時期の総数は「4,682」でした。
●今後の寒さは?
1か月予報によりますと、この先1か月の平均気温は北日本(北海道・東北)では平年並みか高いでしょう。東日本(関東・北陸・東海)では11月26日頃まで平年並みか高いですが、その後は平年並みになりそうです。寒い日が次第に多くなるでしょう。西日本(近畿~九州)では11月末から寒気が流れ込みやすくなり、平均気温は平年並みか低くなる可能性が高くなっています。グッと寒さが増してきそうです。
また、この先1か月は東日本の太平洋側と西日本では降水量が少ない予想で、空気も乾燥しやすくなるでしょう。
気象条件としては次第に風邪やインフルエンザなどの感染症が流行しやすい状況となっていきそうです。
昨シーズンは感染症対策の効果などが考えられ、冬になってもインフルエンザの報告数は例年に比べ、少ないままでした。この冬も、引き続き、しっかりと対策をして、冬を元気に過ごしたいですね。
コメント