原油高で米英がウホウホ大儲けしている最中に、
エネルギーも食料も自給できない日本が対露制裁に踏み出し…
これだけでも将来に経済的逼迫、食料の不足を招きかねないというのに…
さらに、ウクライナの大統領に、国会で演説させるのだという。
過去にウクライナに日本人が助けられたことがあるというが、
それならば、
コリアにも中国人にも、そして、フィリピン人やアメリカ人にも助けられ、
命まで救われた日本人もいる。
しかし、それらの国の大統領が、日本の国会で演説したことはあったのか?
「核のボタン」に手をかけながら軍事行動を起こしているプーチンと対峙するということは、
当然のことながら、「核攻撃を受けるリスクを負う」ということである。
そもそもロシアと国境を接して、スターリンが侵攻計画を策定した過去があり、
そのときに備えて各地方に「ムダ」と呼ばれつつ飛行場を作り、
それでも本気で侵攻されれば持ちこたえられないので日本の東半分は諦めるつもりでいた。
実際、陰謀論ブログで、3・11のころ、
東半分のない日本地図が出回って話題になっていただろーが?
そんなところにウクライナ人を「避難」?
「避難」どころか、標的になるだけであろう。
「恩を返す」というのであれば、もっと確実に安全なところを探してあげるべきだ。
「対露制裁」という「戦争行為」に踏み出している日本の立ち位置が、
みんなチホーを発症していて、理解できないでいるのではないか?
まあ、それはそうと…
「ウクライナ人を助けたい」というのはいいが…
そのためには「日本人が死んでもいい」という話になるのは飛躍が過ぎよう。
ウクライナ大統領に演説させるというのならば、
その「特別待遇」の理由をきちんと説明できなければならないし、
それ以上に、日本国民に「覚悟」を問わねばならない。
「日本が消滅してもよい」「日本人の大半が消滅してもよい」と…
みな、その覚悟があると?
美談だよね~
日本的な美学だ。
でも、それは…
かの大戦で「一億玉砕」「本土決戦」を覚悟した、あのときと同じではないのか?
ハワイを攻撃されたアメリカは、反戦気分が吹っ飛び、対日戦で結束した。
今度は、日本に「ハワイ」になってもらって世界を反露反中で結束させるのだと?
このまま制裁を継続すればロシアは止められるというのか?
それとも、世界が核戦争、第三次世界大戦に引きずり込まれるのか?
日本の国会でゼレンスキーが演説するなら、
そこを核攻撃すれば、邪魔なものが一度に片付く。
だから、当然、プーチンは検討しているだろうし、
プーチンが決意しなくても、
米英側の誰かが「偽装」して「ロシアが攻撃した」と宣伝するかもしれない。
日本は満州で、アメリカはベトナムで、そんな手口を使った実績がある。
ともあれ、「戦後世界秩序」はすでに吹っ飛び、元に戻らない…
戦後平和憲法の前提、根底が吹っ飛んでいる…
日本はすでに「戦時」であり、
いつ核戦争に引きずり込まれて消滅するかもわからない事態になっている。
これは「脅し」でも「悲観」でも「陰謀論」でない。
皆が、この時点で共有していなければならない事実であり、常識なのだ。
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