【ローマ共同】岸田文雄首相は4日(日本時間同)、北朝鮮による弾道ミサイル発射に関し「国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できない」と表明した。訪問先のイタリア・ローマで記者団の質問に答えた。日本政府は、北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。
防衛省は弾道ミサイル発射を受け、関係幹部会議を開催。ミサイルの種類などの分析を進めた。鬼木誠防衛副大臣は記者団に、弾道ミサイルの最高高度は約800キロ、飛行距離約500キロと推定されると説明。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられ、航空機や船舶への被害情報は確認されていない。
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