忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

神奈川県議会の「不祥事」直前で回避
いずれ「多数決」という集団意思決定方法の欠陥について論じようと思っていたが、そのいい事例なので、とりあえず記事だけ引用しておく。


(以下「阿**」から引用)



≪神奈川県議会≫有権者の監視が自・公・民進の横暴を はねのけた(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/913.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 13 日 11:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
   
 
  【神奈川県議会】有権者の監視が自・公・民進の横暴を はねのけた
http://tanakaryusaku.jp/2016/05/00013621
2016年5月13日 09:47 田中龍作ジャーナル


有権者が次々と議会前に駆け付け抗議のスタンディングをした。「21世紀のレッドパージ」に危機感を抱いたのだ。=12日、神奈川県庁前 撮影:筆者=


 数の横暴に普通の市民が「待った」をかけた。


 神奈川県議会で11日から12日にかけて、自・公・民進などが「共産党外し」を本格化させた。


 「共産党には代表質問をさせない」という例外規定を採決しようとしたのである。共産党議員6人全員が県議会議員としては新人で実務に疎いことに付け込んだのだ。


 採決に持ち込まれれば、自・公・民進などの圧倒的多数で可決される。


 これを察知した有権者たちが神奈川県議会を傍聴に訪れた。傍聴券の枠はわずか16席。傍聴できない人は控え室で待った。


 控室にモニターがあるわけではないが、外にいるより情報は早く入ってくる。


 控室でのツイキャス中継は議会事務局により止められたが(これも前近代的な話だ)、別の有権者がツイートで事態を報せた。


 有権者が発信したツイートなどを受けメディアが動いた。IWJ、田中龍作ジャーナルは現場に駆け付けすぐに配信した。



控室でのツイキャスさえ止められた女性。帰宅の道すがら「市民の動きが速かった。ワーッと集まったパワーはすごい」と発信した。=12日、神奈川県庁前 撮影:筆者=


 地元神奈川新聞は県政詰め記者がいるのにもかかわらず、遊軍エースの田崎基記者を投入した。本来紙媒体なのだが、田崎記者はインターネットで議会の動きを速報した。


 ツイキャスさえも止めに来る議会だ。ネット情報をチェックしていないはずがない。自・公・民進は揺さぶられた。午後11時30分頃、議長のとりなしもあり、採決は見送られた。


 「別に共産党支持じゃないけど」。ツイートで事態を報せ続けた主婦は淡々と語った。


 議会に駆け付けた有権者は、自・公・民進の横暴に怒り、議会制民主主義の破壊に危機感を抱いたのである。


 議会は傍聴者がいなければほぼ密室だ。密室で進む議論は自分たちしか分からないルールで進められる。


 傍聴した横浜市在住の女性は昨夜のツイキャスで「いじめと言ってもいいかもしれないが、これが多数決」とその場の雰囲気を伝えていた。


 収まりのつかない与党は「共産党に猛省を促す」とする決議案を本会議に提出する。


 猛省すべきは議会制民主主義を破壊しようとした自・公・民進だ。彼らは自分たちがしていることの意味にさえも気づいていないだろうが。


  ~終わり~


 



   
 


   


  拍手はせず、拍手一覧を見る






コメント
 

1. 2016年5月13日 11:18:09 : GKCNMjt7hb : O3pLvEdOOH8[2]
自公だけではない。民進党議員も民主主義を理解していない。憲法違反の法律、決議は無効。


2. 2016年5月13日 12:49:29 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[3095]
2016年5月13日(金)
神奈川県議会 共産党の代表質問権奪う動き
県民ら傍聴・抗議行動
「民主主義を破壊するな」

 神奈川県議会が日本共産党県議団(6人)に代表質問をさせない動きを強めており、民主主義に反する暴挙だとして県民の怒りが広がっています。11・12の両日、断続的に開かれた議会運営委員会には、県内外から多くの人が傍聴に駆け付け、県庁(横浜市中区)前に立って「民主主義を破壊するな」などと抗議のアピールをしました。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-13/2016051301_04_1.jpg
(写真)新庁舎に向けてプラカードを掲げる人たち。後ろは本庁舎=12日、横浜市中区
ネットでも反響


 議運では共産党以外の党と会派は、共産党が本会議の討論で請願にたいする賛否の一部を間違えたことやこれまでの議会対応を口実に共産党は未熟だとして代表質問をさせないよう議会のルールに例外規定を設けることを主張。共産党の井坂新哉団長は間違いには適切に対応したとし、今後間違いのないよう努力すると述べ「代表質問を辞退する問題ではない」と主張しました。


 県庁前では駆けつけた人たちが抗議のスタンディング。


 2日間傍聴した男性(48)=横浜市旭区=は、「共産党の代表質問を制限するな」などのプラカードを自作し、立ちました。「(他党・会派は)共産党が未熟だからと質問を制限しようとしていますが、それでは何の解決にもならない。民主主義の名に恥じない議会運営をしてほしい」と訴えました。


 インターネット上での注目もかつてなく集まりました。


 ネット上には、「正直、自分は日本共産党にあまりいい印象はない。それでも、発言権を奪うことには反対である。彼らは県民から選ばれた者であり、県民の代弁者なのである」などの声が上がっています。


http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-05-13/2016051301_04_1.html



拍手

PR

コメント

コメントを書く