徽宗皇帝のブログ

パソコンを立ち上げると、最初の画面に（設定無視で）出て来る「マイクロソフトニュース」があるのだが、これが凄い。
「気を引くため」の予告編的記事で「反射的に手を挙げてしまった」みたいな記事の紹介があり、これは民主主義を破壊する大問題だぞ、と思って探したら、まったく見つからないのである。その代わり「おびんずるさま」がどうこうという、誰に興味があるのだよ、という記事が２０個近く出てきて、それから自衛隊のヘリコプター失踪の記事（近海に中国船がいた、というありえない内容の記事を含む。ヘリの失踪は宮古島の超沿岸である。）がその数を追い越し、それから新コロ患者数の記事数がそれを追い越す。で、結局、「反射的に手を挙げてしまった」の記事は見つからないのである。これはおそらく、選挙公約に反する挙手を行ってしまったという、議会制民主主義の完全否定行為であり、議員資格剥奪すべき大問題だと思われるが、その記事がまったく出てこないのである。ネットニュースに限らず、我々の得られる情報がいかに操作されているかの証明だろう。

（追記）グーグルで検索すると、まさに私の予想どおりの内容である。

立憲民主党の牧山弘恵参議院議員は、党として反対すべき法案の採決の際、「反射的に手を挙げて賛成してしまった」として陳謝した。 立憲民主党・牧山弘恵参院議員「自らの不注意で、反対のところ賛成してしまいましたので、心からおわび申し上げます。反射的に何か手を挙げちゃったと」 牧山議員は、6日の参議院法務委員会で、裁判所職員の定数に関する法案の採決の際、本来、党として「反対」すべきなのに、手を挙げて「賛成」していた。 この対応について、牧山議員は、「とっさに手を挙げてしまった。すべて、わたしの不手際だ」として陳謝した。