本山よろず屋本舗さんのサイトより
http://motoyama.world.coocan.jp/
<転載開始>
今回は食と健康に関する話題なのですが、のっけから話題がそれてしまう話からスタートします。
以前から何度も言ってきたことですが、私は、現行のお金のシステムを作ったのはDSで、人々をお金によって支配するためのものだと認識しています。
お金が無いと生きていけないシステムにどっぷり浸かってしまうと、お金があると何でもできると錯覚する人が現れたりします。
その面白い例があったので、紹介したいと思います。
全身に癌が転移して、吉野敏明さんに何とかしてほしいと相談に来た、あるお金持ちの話です。
『医療という嘘』(吉野敏明著、bio)から抜粋して紹介させていただきます。
・・・<『医療という嘘』、p129~p130から抜粋開始>・・・
こんな臨床経験があります。
地方出身の50代の資産家の患者さんは、都内の老舗の超一流ホテルの4LDKのロイヤルスイートに住んでいるそうで、とても裕福な暮らしをしているらしいのですが、すでにがんが全身に転移していました。
普段どんなものを食べているか聞いたところ、夜はステーキや鉄板焼き、朝は全部ルームサービスで牛乳にクロワッサンやハムなどを食べているそうです。
私が「そんなのを食べているからがんになるんですよ。ダメですよ」とお伝えしたところ、「じゃあ金で解決してくれ。金ならいくらでもあるから」と言うのです。
そこで、私はこう言いました。
「いや、いくらお金をかけても無理です。グルテンというのが発がん物質なので、グルテンを食べないこと自体ががんの治療なんです。仮に免疫療法などどんなにお金を使って高額治療をしたとしても、現状の食べ物を変えないとダメです」と。
ところが、その患者さんはプチ切れて、「だから、それを金で解決しろって言ってんだよ!!」と大声で怒鳴る始末……。
こんなふうに、食でしか治せない病気は医者にも治せないのです。
・・・<抜粋終了>・・・
http://motoyama.world.coocan.jp/
<転載開始>
今回は食と健康に関する話題なのですが、のっけから話題がそれてしまう話からスタートします。
以前から何度も言ってきたことですが、私は、現行のお金のシステムを作ったのはDSで、人々をお金によって支配するためのものだと認識しています。
お金が無いと生きていけないシステムにどっぷり浸かってしまうと、お金があると何でもできると錯覚する人が現れたりします。
その面白い例があったので、紹介したいと思います。
全身に癌が転移して、吉野敏明さんに何とかしてほしいと相談に来た、あるお金持ちの話です。
『医療という嘘』(吉野敏明著、bio)から抜粋して紹介させていただきます。
・・・<『医療という嘘』、p129~p130から抜粋開始>・・・
こんな臨床経験があります。
地方出身の50代の資産家の患者さんは、都内の老舗の超一流ホテルの4LDKのロイヤルスイートに住んでいるそうで、とても裕福な暮らしをしているらしいのですが、すでにがんが全身に転移していました。
普段どんなものを食べているか聞いたところ、夜はステーキや鉄板焼き、朝は全部ルームサービスで牛乳にクロワッサンやハムなどを食べているそうです。
私が「そんなのを食べているからがんになるんですよ。ダメですよ」とお伝えしたところ、「じゃあ金で解決してくれ。金ならいくらでもあるから」と言うのです。
そこで、私はこう言いました。
「いや、いくらお金をかけても無理です。グルテンというのが発がん物質なので、グルテンを食べないこと自体ががんの治療なんです。仮に免疫療法などどんなにお金を使って高額治療をしたとしても、現状の食べ物を変えないとダメです」と。
ところが、その患者さんはプチ切れて、「だから、それを金で解決しろって言ってんだよ!!」と大声で怒鳴る始末……。
こんなふうに、食でしか治せない病気は医者にも治せないのです。
・・・<抜粋終了>・・・
まるで漫画です。
本当にこんな人がいるのかと思ってしまいますが、吉野さんが体験した実話とのことで、本当にいるようです。
昔、三波春夫という歌手がいましたが、決め台詞は、「お客様は神様です!」でした。
上記の資産家は、自分はお金を使う立場ゆえに神様だと錯覚してしまったようです。
私は、「お客様は神様」というのは、お客様を迎える立場の人が心構えとして唱えるのはいいと思いますが、お金を使う側の人が唱えるのは間違っていると思います。
こうしたメンタリティこそDSが望んだもので、その資産家は、DSが狙ったお金の洗脳にどっぷり浸かってしまったようです。
次は、本来の食と健康の話題に戻って、オーガニックだと安全だと信じ込んでしまった末期の大腸がんの患者さんの例です。
・・・<『医療という嘘』、p130~p132から抜粋開始>・・・
また、別の末期の大腸がんの患者さんは「私は食のチェックならすごく自信があります」とおっしゃっていました。食に関する私の発言をよく聞いているから、ということでした。
そこでくわしく確認したところ、自分が食べているのは全部オーガニックの小麦で、オーガニックの砂糖で、オーガニックのチョコレートです」と自信満々です。
私は「いや、小麦はグルテンが入っているからダメなんで、農薬を使ってないとか、化学肥料使ってないとかは関係ないんです」とお伝えしました。
それでも、「でも、オーガニックですよ!」と食い下がってきたので、
・日本人の約90パーセントが、小麦のグルテンが合わない体質であること。
・それががんの原因になっていること。
以上をご説明しました。
そして、昔から日本人が食べてきたコメやみそ汁、漬物、煮もの野菜などを食べるのが大事だということを伝えました。
オーガニックや無農薬だと健康に良いと考えている人が多いですが、オーガニックでもがんになる食材はいくらでもあります。その代表格がピーナッツやアーモンドなどのナッツ類です。
これらには、アフラトキシンという発がん物質が入っていて、実験でラットをがんにするときなどは、ピーナッツの粉末を大量に食べさせるほどの強力な発がん作用を持つ食品です。
また、アクリルアミドという物質も天然の食品の中に含まれてできる物質です。アクリルアミドができる主な原因は、原材料に含まれている特定のアミノ酸と糖類が、揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120度以上)により化学反応を起こすからです。
アミノ酸や糖類は、特に穀類、いも類、野菜類などに豊富に含まれていることから、ポテトチップス、フライドポテトなどじゃがいもを揚げたスナックや料理、ビスケット、クッキーのような焼き菓子などにアクリルアミドが高濃度に含まれています。
化学肥料を使っていないとか無農薬、オーガニックだとかはまったく関係ありません。
このように、揚げ物や妙め物にはアクリルアミドがたくさん含まれていて、他にも、コーヒー豆やほうじ茶葉、煎り麦のように高温で培煎した食品にもアクリルアミドが高濃度に含まれています。
とりわけ、揚げ物や妙め物は食用油を常用させて病人を増やすためのロックフェラー医学や医産複合体の戦略物資であって、医食同源の和食から薬づけの洋食に変えられてきた日本国民にとっては、まさに詐欺に等しい行為といえるでしょう。
・・・<抜粋終了>・・・
小麦に関して、私の体験も参考になるかもしれません。
私は、外国産の小麦には、ポストハーベストやグリホサートが含まれているとのことで、すべて国内産に切り替えたことがあります。
店屋物だと外国産が使われている可能性が高いので、できるだけ自炊するようにして、国内産の(できるだけ)オーガニックの小麦だけを食べるようにしました。
しかし、それでも小麦を食べた後に体調を崩すことは続き、そこでやっとグルテンにたどり着きました。
私もまた、オーガニックは安全だという思い込みにどっぷり浸かっていました。
今は、小麦から米粉に切り替えたことと、古代の小麦であるスペルト小麦にしたことで体調を崩すことはなくなりました。
さて、これから本題に入りたいと思います。
日本人は戦前と戦後で、食が根本的に変わってしまったという話題です。
ネットで調べると、戦争が終わった翌年の昭和21年に脱脂粉乳を湯で溶いたミルク給食(注1)が始まり、昭和33年には、国産牛乳を飲むようになったとあります。
私は、小学生時代に脱脂粉乳を湯で溶いたミルク給食を体験した世代です。
母親が農家出身だったこともあり、家での食事はコメしかありませんでした。その頃の記憶としてあるのは、クジラの身がよく食卓にのぼっていたことです。
牛や豚の肉は贅沢品で、クジラと魚が主なタンパク源でした。
当時と比べて、今の一般的な日本人の食事はかなり違ってきている感があります。
では『医療という嘘』から、戦後に日本人の食卓がどういった経緯で変わっていったかを紹介させていただきます。
・・・<『医療という嘘』、p112~p123から抜粋開始>・・・
アメリカが日本に行った食の洗脳活動
戦前まで、日本人の主食といえばコメでした。
昭和に入ってから終戦までひとり当たりの年間消費量は120~170キログラムで、現在が大体54キログラムくらいなので、当時は今の3倍以上コメを食べていたわけです。
それが戦後になるとコメに代わって小麦食品、特にパン食がじわじわと伸びていったわけです。
なぜ相対的にコメが減って小麦食品が増えてきたのかというと、日本が戦争に負けて、アメリカの主要穀物である小麦と大豆油が強制的に入ってきたからです。
アメリカは、小麦などの余剰農産物を処理するために、1954(昭和29年)に余剰農産物処理法「PL480法」を制定し、農産物の代金は後払いにしてアメリカ農産物の市場開拓費に使えるようにしたのです。
日本政府はこの協定に調印し、小麦60万トン、大麦11万6000トン、総額5000万ドルに及ぶ農産物を受け入れました。
そして、厚生省はアメリカ産の小麦をパンにして牛乳と一緒に学校給食に出すようになり、それと同時にパンを主体とした粉食を広める「栄養改善運動」を展開し、それまでの日本食から欧米食へと大転換をはかったのです。
PL480法では、大豆油とトウモロコシも日本が強制的に買わなければいけないことになっていて、これは日米安全保障条約や日米地位協定と同じで、超不平等条約です。
GHQは栄養指導政策として栄養指導(俗名:キッチンカー)で全国をまわり、200万人もの主婦に対して、アメリカ産小麦と大豆油を使った製パン技術講習会を行いました。
こうして、戦後日本における植物油の消費量は、大豆油を筆頭に急増することになりました。
はっきりいうと、これはアメリカによる食の洗脳です。
いわく、「日本人が戦争で負けた理由を知っていますか? それは背が低いからです。タンパク質を摂らないから背が低いんです、牛乳を飲みましょう」と。
「日本人が戦争に負けたのはなぜか知っていますか? それは知能が低いからで、小麦を食べないからビタミンBが足りないのです、だからパンを食べましょう」と。
「日本人は体力がない、それはなぜだと思いますすか? 揚げ物を食べてないからです」と。
また、彼らは「野菜はみそ汁に入れずに、フライパンを使って調理すればいい」と、「フライパン運動」も行いました。
フライパンを持ち込んで、大豆油で野菜を妙め、鶏に小麦粉をつけて油で揚げる、これを全国的に展開していったことで、食卓の様子が変わりました。
煮炊きした野菜や自宅で漬けた漬物が出てくる回数が少しずつ減り、いわゆる洋風料理が並ぶようになっていったのです。
そして、家畜のエサにしていたトウモロコシの粉や脱脂粉乳は学校給食として出し、パンも油で揚げてそれに砂糖をかけ、クジラの竜田揚などと一緒に日本の子どもたちに食べさせたのです。
その結果、どうなったかというと、動物性のタンパク質などはほとんど変わってないのに、食用の植物油の消費量だけは実に3倍以上に増えていて、他の国々に比べても圧倒的に多く、まるで家畜の餌づけのように、日本人の食生活は一変させられてしまったのです。
これは要するに、アメリカの穀物メジャーが、依存性のある小麦や植物油を日本人に大量に消費させることで、日本人の病的弱体化をはかったということです。
食用油の製造に使われる石油化学薬品や有害な添加物
そもそも日本では、一般庶民の間で食用油が使われることはほとんどありませんでした(ごく一部で使われていたのは精進料理くらいです)。
もちろん、油そのものはありましたが、油を食用に用いることは限られており、長い間灯火の燃料(灯明油)だったのです。
しかし、1657(明暦3)年、江戸で明暦の大火があって、一晩で10万人が犠牲となり、江戸城の天守閣が燃えたことから、徳川幕府はこれを境に庶民が燈明油を使うのを規制しました。
ですから明治の開国まで庶民は油を使わず、行灯などで油を使っていたのは武家と貴族と天皇だけで、それもあくまで灯火用として使われていたのです。
それが明治以降、海外から食用油が日本に入ってきて、明治中期以降にはカツレツやコロッケなど、食用油を使った洋風料理が普及すると共に、大正末期にはサラダ油が登場して、庶民の間でも油を使った料理が一般的になりました。
世界的に見ると、食用油は大豆油とパーム油がもっとも多く生産・消費されていて、大豆油は、最近は中国が膨大な大豆を輸入して搾油するようになりましたが、それまでは最大の大豆生産国であるアメリカが最大の大豆油生産国でもありました。
そのため、現在、穀物メジャーは中国をはじめとするアジア地域の需要の増加に対応するため、穀物供給網のさらなる拡充をはかっています。
具体的には、穀物の供給源としてこれまで主力だった北米に加えて、南米のブラジルやアルゼンチンにも進出して現地の加工会社を買収したり、また中国の搾油企業を買収したりなど、需要を喚起するために食糧関連企業の買収なども行っています。
穀物メジャーの主要な戦略物質である穀物から作られる食用油には、製造過程で石油化学薬品や有害な添加物が使われています。
たとえば、サラダ油の場合、原料の種子を圧搾して残った部分から油を取りやすくする溶剤はノルマヘキサンという石油製品です。
キャノーラ油も、同じく抽出するときに溶剤(ヘキサン)を使っています。
高温処理する際に発がん性のあるトランス脂肪酸が発生し、マウス実験では脳に悪影響を与えるという研究結果もあります。
同じく、オリーブ油もインスリン抵抗性を高めるので、特に糖尿病の人は要注意です。
パーム油は、アブラヤシから採れる植物油ですが、酸化防止剤としてBHA(プチルヒドロキシアニソール)という発がん性のある食品添加物が大量に使用されていて、日本以外の国では食用で使われていません。
ダイエットにいいといわれているココナッツオイルも、ほとんどが飽和脂肪酸なので、摂り過ぎると炎症反応によって乳がんや前立腺がんなどの発症リスクを高めます。
飽和脂肪酸(油脂)を加熱したときにできるのがトランス脂肪酸ですが、前述したように、このトランス脂肪酸がコーヒーフレッシュやマーガリン、ポテトチップスなどのスナック菓子、ケーキ、クッキーなどに含まれていて、非常に問題です。
死のセット「フライドポテト×有酸素運動」
他の大豆油、菜種油、コーン油、ゴマ抽などは多価不飽和脂肪酸を多く含んでいて、この多価不飽和脂肪酸は化学的に不安定で、有害なアルデヒドを増加させます。そのため、酸化しやすく、体内で酸化すると過酸化脂質が増えてシミやシワができやすくなります(これは魚に含まれるDHA・EPAなども同じです)。
つまり、皮膚にシミやシワができるのは植物性油の摂り過ぎが原因で、発生学的に皮膚と神経は同じものなので、その酸化毒(リン酸化した異常タンパク質)が脳神経に蓄積して現れるのがアルツハイマー型認知症です。
以前、ある方と話をしていたら「フライドポテトが好きで、体に悪いとわかっていてもやめられない。だから、油分を抜くためによくジョギングをしています」とおっしゃっていました。
私はこの話を聞いたときに、正直、めまいで倒れそうになりました。
フライドポテトが悪いのは、カロリーが高いからとか、油が古いからとか、使いまわしの油が酸化しているからとかではないのです。ポテトを揚げる油にトランス脂肪酸が大量に入っているのみならず、サクサク感を増すためにショートニング(これ自体もトランス脂肪酸ですが)が入っているからです。
これらは自然界に存在しない、いわばプラスチックペーストです。
赤ちゃんやペットがプラスチックのおもちゃを食べたら心配するのに、自分はファストフードやコンビニでプラスチックをガツガツ食べている……。
トランス脂肪酸は毒であるだけでなく、動脈硬化を促進して心筋梗塞や脳梗塞を惹起し、がんの発症率も高くなります。
こうした化学物質は生体にとって分解・排泄が困難であるのみならず、ジョギングなどの有酸素運動によって酸素が大量に体内に入ることによって動脈硬化を促すため、死ぬために食べて運動していることに他なりません。
だから、フライドポテトを食べるだけでも危険なのに、そこに有酸素運動のジョギングをするということは、まさに自殺行為に等しいのです。
よく、トンカツやてんぷらなどの揚げ物・妙め物・焼き物の食べ過ぎの人から、「運動で痩せる」とか「運動で毒を中和する」といった発言を耳にしますが、私はそのたびに、日本人がいかに洗脳されているかということ、また無知であることに対してめまいがします。
これは乳製品にしても同じです。カゼインを含む牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品の過剰摂取ががんリスクを高めることは、これまでのさまざまな研究結果でも明らかになっています。
マウスを使ってカゼインの量とがん発生との関係性を調べた「チャイナ・ヘルス・プロジェクト」の調査結果によると、カゼインの量が増えるほどがんの発生率は高くなっていて、また他の調査でも、比較的少量の乳製品の消費であっても女性の乳がんのリスクを最大80パーセントまで増加させることなどもわかっています。
ロックフェラー医学に洗脳された医者たち
このように、がんの主な原因は、有害な物質を含んでいる食品の過剰摂取です。
ところが、日本ではがんの原因はタバコや酒だとして、厚労省は「がん対策推進基本計画」などで喫煙率を下げればがんの予防になると考えているのです。
「平成34年度までに、成人喫煙率を12パーセント、未成年者の喫煙率を0パーセント、受動喫煙については、行政機関および医療機関は0パーセント、家庭は3パーセント、飲食店は15パーセント、職場は平成32年までに受動喫煙のない職場を実現する」というのがそれです。
しかし、タバコは1940年代では約9割の人が吸っていたのが、今は喫煙率が2~3割程度に大幅に減っている一方、肺がん(肺腺がん)は7倍に増えています。
そもそも、喫煙者と非喫煙者を比べたがんの有病率はその母数が違うので、リスクの評価には、がんの有病率ではなくそれぞれの母集団の発生率を見なくては正確な数字は出てきません。
ですが、厚労省は全体の罹患者数と罹患率しか提示しておらず、すべてにおいてデータ不足です。これは統計学をやっている人ならすぐにわかることですが、要は数字のごまかしです。
糖質や飽和脂肪酸の過剰摂取につながる小麦食品や植物油などが、がんになるリスクを高めると認めてしまうと、当然、穀物メジャーや関連業界から激しい突き上げが予想されます。
ですからそこには一切触れず、表向きにはがんの罹患率と死亡率の激減を目指すために「対がん10カ年総合戦略」に長年多額の税金をつぎ込んできたものの、がん患者の数も死亡率も減るどころか増え続けているのが現状です。
しかも、厚労省は重点的に取り組むべき課題として、「放射線療法、化学療法、手術療法のさらなる充実とこれらを専門的に行う医療従事者の育成」を挙げており、これもロックフェラー医学の拡充に他なりません。
要するに、洗脳されてしまっている人たちが日本の医療行政に携わり、医者になっている、このこと自体が大問題なのです。
ロックフェラーの陰謀に乗っかって、「高い地位を得たい」「先生、先生と呼ばれたい」「もっと金が欲しい」。こんなふうに医者までもが洗脳されてしまった……。
「ヒポクラテスの誓い」にあるように、医者は医学の神様に対して「患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない」と誓いを立てているはずです。つまり神と契約をした者が医者になっていたわけですが、今のロックフェラー医学下の医者は、むしろ悪魔と契約しているとしか思えません。
これは、1883(明治16)年にできた法律によって、西洋医学を試験科目とする試験に合格した者(官立大学卒業生等は無試験)でなければ開業できないようにされてしまったことに端を発します。
この医師開業免許制によって、医学校の卒業証書を持ち、かつ、内科、外科等の専門科目を2年以上修業した者に免状が与えられ、この医師免許を持つ者は一定の設備を備えればどこでも病院や診療所を開設できるようになったのです。
こうして、神に誓いを立てるような、また上医(注2)を志す高い精神性や倫理観を持った患者本位の医師は減り、功名心や偏差値だけが高く、目の前の「一個人」ではなく「病気」だけしか診ない職業医師たちが増えていきました。
・・・<抜粋終了>・・・
(注1)
脱脂粉乳のミルクは不味いと不評だった記憶があります。その後、脱脂粉乳は牛乳に変わりました。
(注2)
吉野さんによると、以下のようになるそうです。
上医...個人の病気だけでなく世の中をも治す医者
中医...ちゃんと患者さんに寄り添える医者
下医...臓器しか治せない医者
今の日本の医者は、ほとんど下医なんだそうです。
戦勝国のアメリカがゴリ押しした小麦が日本人の健康に利するものなら問題ありません。
しかし実態は逆で、輸入小麦が日本人の健康を著しく害するものとなっています。
パンは江戸時代末期からあるようですが、問題はグリーン革命で小麦の品種改良が起こり、グルテンがたっぷり入った小麦が一般に広く流通するようになったことです。
グリーン革命とは、1960年代から1970年代にかけて行われた農業改革のことで、品種改良によって茎が短く風雨に強い矮小小麦が主流となりました。収穫量がそれまでの10倍になったというのですから、「革命」の文字に相応しいことが起こったのです。
しかし、この矮小小麦にはグルテンがたっぷり含まれるようになりました。
さらに外国産には、冒頭で述べたようにポストハーベストやグリホサートまで添加されており、発がん食品として不動の地位を占めるようになったのです。
吉野さんは、日本人の2分の1が癌になり、3分の1が癌で死ぬようになった原因として食品添加物を挙げていますが、同時に小麦もあることを忘れてはいけないと思います。
(2023年8月26日)
本当にこんな人がいるのかと思ってしまいますが、吉野さんが体験した実話とのことで、本当にいるようです。
昔、三波春夫という歌手がいましたが、決め台詞は、「お客様は神様です!」でした。
上記の資産家は、自分はお金を使う立場ゆえに神様だと錯覚してしまったようです。
私は、「お客様は神様」というのは、お客様を迎える立場の人が心構えとして唱えるのはいいと思いますが、お金を使う側の人が唱えるのは間違っていると思います。
こうしたメンタリティこそDSが望んだもので、その資産家は、DSが狙ったお金の洗脳にどっぷり浸かってしまったようです。
次は、本来の食と健康の話題に戻って、オーガニックだと安全だと信じ込んでしまった末期の大腸がんの患者さんの例です。
・・・<『医療という嘘』、p130~p132から抜粋開始>・・・
また、別の末期の大腸がんの患者さんは「私は食のチェックならすごく自信があります」とおっしゃっていました。食に関する私の発言をよく聞いているから、ということでした。
そこでくわしく確認したところ、自分が食べているのは全部オーガニックの小麦で、オーガニックの砂糖で、オーガニックのチョコレートです」と自信満々です。
私は「いや、小麦はグルテンが入っているからダメなんで、農薬を使ってないとか、化学肥料使ってないとかは関係ないんです」とお伝えしました。
それでも、「でも、オーガニックですよ!」と食い下がってきたので、
・日本人の約90パーセントが、小麦のグルテンが合わない体質であること。
・それががんの原因になっていること。
以上をご説明しました。
そして、昔から日本人が食べてきたコメやみそ汁、漬物、煮もの野菜などを食べるのが大事だということを伝えました。
オーガニックや無農薬だと健康に良いと考えている人が多いですが、オーガニックでもがんになる食材はいくらでもあります。その代表格がピーナッツやアーモンドなどのナッツ類です。
これらには、アフラトキシンという発がん物質が入っていて、実験でラットをがんにするときなどは、ピーナッツの粉末を大量に食べさせるほどの強力な発がん作用を持つ食品です。
また、アクリルアミドという物質も天然の食品の中に含まれてできる物質です。アクリルアミドができる主な原因は、原材料に含まれている特定のアミノ酸と糖類が、揚げる、焼く、焙るなどの高温での加熱(120度以上)により化学反応を起こすからです。
アミノ酸や糖類は、特に穀類、いも類、野菜類などに豊富に含まれていることから、ポテトチップス、フライドポテトなどじゃがいもを揚げたスナックや料理、ビスケット、クッキーのような焼き菓子などにアクリルアミドが高濃度に含まれています。
化学肥料を使っていないとか無農薬、オーガニックだとかはまったく関係ありません。
このように、揚げ物や妙め物にはアクリルアミドがたくさん含まれていて、他にも、コーヒー豆やほうじ茶葉、煎り麦のように高温で培煎した食品にもアクリルアミドが高濃度に含まれています。
とりわけ、揚げ物や妙め物は食用油を常用させて病人を増やすためのロックフェラー医学や医産複合体の戦略物資であって、医食同源の和食から薬づけの洋食に変えられてきた日本国民にとっては、まさに詐欺に等しい行為といえるでしょう。
・・・<抜粋終了>・・・
小麦に関して、私の体験も参考になるかもしれません。
私は、外国産の小麦には、ポストハーベストやグリホサートが含まれているとのことで、すべて国内産に切り替えたことがあります。
店屋物だと外国産が使われている可能性が高いので、できるだけ自炊するようにして、国内産の(できるだけ)オーガニックの小麦だけを食べるようにしました。
しかし、それでも小麦を食べた後に体調を崩すことは続き、そこでやっとグルテンにたどり着きました。
私もまた、オーガニックは安全だという思い込みにどっぷり浸かっていました。
今は、小麦から米粉に切り替えたことと、古代の小麦であるスペルト小麦にしたことで体調を崩すことはなくなりました。
さて、これから本題に入りたいと思います。
日本人は戦前と戦後で、食が根本的に変わってしまったという話題です。
ネットで調べると、戦争が終わった翌年の昭和21年に脱脂粉乳を湯で溶いたミルク給食(注1)が始まり、昭和33年には、国産牛乳を飲むようになったとあります。
私は、小学生時代に脱脂粉乳を湯で溶いたミルク給食を体験した世代です。
母親が農家出身だったこともあり、家での食事はコメしかありませんでした。その頃の記憶としてあるのは、クジラの身がよく食卓にのぼっていたことです。
牛や豚の肉は贅沢品で、クジラと魚が主なタンパク源でした。
当時と比べて、今の一般的な日本人の食事はかなり違ってきている感があります。
では『医療という嘘』から、戦後に日本人の食卓がどういった経緯で変わっていったかを紹介させていただきます。
・・・<『医療という嘘』、p112~p123から抜粋開始>・・・
アメリカが日本に行った食の洗脳活動
戦前まで、日本人の主食といえばコメでした。
昭和に入ってから終戦までひとり当たりの年間消費量は120~170キログラムで、現在が大体54キログラムくらいなので、当時は今の3倍以上コメを食べていたわけです。
それが戦後になるとコメに代わって小麦食品、特にパン食がじわじわと伸びていったわけです。
なぜ相対的にコメが減って小麦食品が増えてきたのかというと、日本が戦争に負けて、アメリカの主要穀物である小麦と大豆油が強制的に入ってきたからです。
アメリカは、小麦などの余剰農産物を処理するために、1954(昭和29年)に余剰農産物処理法「PL480法」を制定し、農産物の代金は後払いにしてアメリカ農産物の市場開拓費に使えるようにしたのです。
日本政府はこの協定に調印し、小麦60万トン、大麦11万6000トン、総額5000万ドルに及ぶ農産物を受け入れました。
そして、厚生省はアメリカ産の小麦をパンにして牛乳と一緒に学校給食に出すようになり、それと同時にパンを主体とした粉食を広める「栄養改善運動」を展開し、それまでの日本食から欧米食へと大転換をはかったのです。
PL480法では、大豆油とトウモロコシも日本が強制的に買わなければいけないことになっていて、これは日米安全保障条約や日米地位協定と同じで、超不平等条約です。
GHQは栄養指導政策として栄養指導(俗名:キッチンカー)で全国をまわり、200万人もの主婦に対して、アメリカ産小麦と大豆油を使った製パン技術講習会を行いました。
こうして、戦後日本における植物油の消費量は、大豆油を筆頭に急増することになりました。
はっきりいうと、これはアメリカによる食の洗脳です。
いわく、「日本人が戦争で負けた理由を知っていますか? それは背が低いからです。タンパク質を摂らないから背が低いんです、牛乳を飲みましょう」と。
「日本人が戦争に負けたのはなぜか知っていますか? それは知能が低いからで、小麦を食べないからビタミンBが足りないのです、だからパンを食べましょう」と。
「日本人は体力がない、それはなぜだと思いますすか? 揚げ物を食べてないからです」と。
また、彼らは「野菜はみそ汁に入れずに、フライパンを使って調理すればいい」と、「フライパン運動」も行いました。
フライパンを持ち込んで、大豆油で野菜を妙め、鶏に小麦粉をつけて油で揚げる、これを全国的に展開していったことで、食卓の様子が変わりました。
煮炊きした野菜や自宅で漬けた漬物が出てくる回数が少しずつ減り、いわゆる洋風料理が並ぶようになっていったのです。
そして、家畜のエサにしていたトウモロコシの粉や脱脂粉乳は学校給食として出し、パンも油で揚げてそれに砂糖をかけ、クジラの竜田揚などと一緒に日本の子どもたちに食べさせたのです。
その結果、どうなったかというと、動物性のタンパク質などはほとんど変わってないのに、食用の植物油の消費量だけは実に3倍以上に増えていて、他の国々に比べても圧倒的に多く、まるで家畜の餌づけのように、日本人の食生活は一変させられてしまったのです。
これは要するに、アメリカの穀物メジャーが、依存性のある小麦や植物油を日本人に大量に消費させることで、日本人の病的弱体化をはかったということです。
食用油の製造に使われる石油化学薬品や有害な添加物
そもそも日本では、一般庶民の間で食用油が使われることはほとんどありませんでした(ごく一部で使われていたのは精進料理くらいです)。
もちろん、油そのものはありましたが、油を食用に用いることは限られており、長い間灯火の燃料(灯明油)だったのです。
しかし、1657(明暦3)年、江戸で明暦の大火があって、一晩で10万人が犠牲となり、江戸城の天守閣が燃えたことから、徳川幕府はこれを境に庶民が燈明油を使うのを規制しました。
ですから明治の開国まで庶民は油を使わず、行灯などで油を使っていたのは武家と貴族と天皇だけで、それもあくまで灯火用として使われていたのです。
それが明治以降、海外から食用油が日本に入ってきて、明治中期以降にはカツレツやコロッケなど、食用油を使った洋風料理が普及すると共に、大正末期にはサラダ油が登場して、庶民の間でも油を使った料理が一般的になりました。
世界的に見ると、食用油は大豆油とパーム油がもっとも多く生産・消費されていて、大豆油は、最近は中国が膨大な大豆を輸入して搾油するようになりましたが、それまでは最大の大豆生産国であるアメリカが最大の大豆油生産国でもありました。
そのため、現在、穀物メジャーは中国をはじめとするアジア地域の需要の増加に対応するため、穀物供給網のさらなる拡充をはかっています。
具体的には、穀物の供給源としてこれまで主力だった北米に加えて、南米のブラジルやアルゼンチンにも進出して現地の加工会社を買収したり、また中国の搾油企業を買収したりなど、需要を喚起するために食糧関連企業の買収なども行っています。
穀物メジャーの主要な戦略物質である穀物から作られる食用油には、製造過程で石油化学薬品や有害な添加物が使われています。
たとえば、サラダ油の場合、原料の種子を圧搾して残った部分から油を取りやすくする溶剤はノルマヘキサンという石油製品です。
キャノーラ油も、同じく抽出するときに溶剤(ヘキサン)を使っています。
高温処理する際に発がん性のあるトランス脂肪酸が発生し、マウス実験では脳に悪影響を与えるという研究結果もあります。
同じく、オリーブ油もインスリン抵抗性を高めるので、特に糖尿病の人は要注意です。
パーム油は、アブラヤシから採れる植物油ですが、酸化防止剤としてBHA(プチルヒドロキシアニソール)という発がん性のある食品添加物が大量に使用されていて、日本以外の国では食用で使われていません。
ダイエットにいいといわれているココナッツオイルも、ほとんどが飽和脂肪酸なので、摂り過ぎると炎症反応によって乳がんや前立腺がんなどの発症リスクを高めます。
飽和脂肪酸(油脂)を加熱したときにできるのがトランス脂肪酸ですが、前述したように、このトランス脂肪酸がコーヒーフレッシュやマーガリン、ポテトチップスなどのスナック菓子、ケーキ、クッキーなどに含まれていて、非常に問題です。
死のセット「フライドポテト×有酸素運動」
他の大豆油、菜種油、コーン油、ゴマ抽などは多価不飽和脂肪酸を多く含んでいて、この多価不飽和脂肪酸は化学的に不安定で、有害なアルデヒドを増加させます。そのため、酸化しやすく、体内で酸化すると過酸化脂質が増えてシミやシワができやすくなります(これは魚に含まれるDHA・EPAなども同じです)。
つまり、皮膚にシミやシワができるのは植物性油の摂り過ぎが原因で、発生学的に皮膚と神経は同じものなので、その酸化毒(リン酸化した異常タンパク質)が脳神経に蓄積して現れるのがアルツハイマー型認知症です。
以前、ある方と話をしていたら「フライドポテトが好きで、体に悪いとわかっていてもやめられない。だから、油分を抜くためによくジョギングをしています」とおっしゃっていました。
私はこの話を聞いたときに、正直、めまいで倒れそうになりました。
フライドポテトが悪いのは、カロリーが高いからとか、油が古いからとか、使いまわしの油が酸化しているからとかではないのです。ポテトを揚げる油にトランス脂肪酸が大量に入っているのみならず、サクサク感を増すためにショートニング(これ自体もトランス脂肪酸ですが)が入っているからです。
これらは自然界に存在しない、いわばプラスチックペーストです。
赤ちゃんやペットがプラスチックのおもちゃを食べたら心配するのに、自分はファストフードやコンビニでプラスチックをガツガツ食べている……。
トランス脂肪酸は毒であるだけでなく、動脈硬化を促進して心筋梗塞や脳梗塞を惹起し、がんの発症率も高くなります。
こうした化学物質は生体にとって分解・排泄が困難であるのみならず、ジョギングなどの有酸素運動によって酸素が大量に体内に入ることによって動脈硬化を促すため、死ぬために食べて運動していることに他なりません。
だから、フライドポテトを食べるだけでも危険なのに、そこに有酸素運動のジョギングをするということは、まさに自殺行為に等しいのです。
よく、トンカツやてんぷらなどの揚げ物・妙め物・焼き物の食べ過ぎの人から、「運動で痩せる」とか「運動で毒を中和する」といった発言を耳にしますが、私はそのたびに、日本人がいかに洗脳されているかということ、また無知であることに対してめまいがします。
これは乳製品にしても同じです。カゼインを含む牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品の過剰摂取ががんリスクを高めることは、これまでのさまざまな研究結果でも明らかになっています。
マウスを使ってカゼインの量とがん発生との関係性を調べた「チャイナ・ヘルス・プロジェクト」の調査結果によると、カゼインの量が増えるほどがんの発生率は高くなっていて、また他の調査でも、比較的少量の乳製品の消費であっても女性の乳がんのリスクを最大80パーセントまで増加させることなどもわかっています。
ロックフェラー医学に洗脳された医者たち
このように、がんの主な原因は、有害な物質を含んでいる食品の過剰摂取です。
ところが、日本ではがんの原因はタバコや酒だとして、厚労省は「がん対策推進基本計画」などで喫煙率を下げればがんの予防になると考えているのです。
「平成34年度までに、成人喫煙率を12パーセント、未成年者の喫煙率を0パーセント、受動喫煙については、行政機関および医療機関は0パーセント、家庭は3パーセント、飲食店は15パーセント、職場は平成32年までに受動喫煙のない職場を実現する」というのがそれです。
しかし、タバコは1940年代では約9割の人が吸っていたのが、今は喫煙率が2~3割程度に大幅に減っている一方、肺がん(肺腺がん)は7倍に増えています。
そもそも、喫煙者と非喫煙者を比べたがんの有病率はその母数が違うので、リスクの評価には、がんの有病率ではなくそれぞれの母集団の発生率を見なくては正確な数字は出てきません。
ですが、厚労省は全体の罹患者数と罹患率しか提示しておらず、すべてにおいてデータ不足です。これは統計学をやっている人ならすぐにわかることですが、要は数字のごまかしです。
糖質や飽和脂肪酸の過剰摂取につながる小麦食品や植物油などが、がんになるリスクを高めると認めてしまうと、当然、穀物メジャーや関連業界から激しい突き上げが予想されます。
ですからそこには一切触れず、表向きにはがんの罹患率と死亡率の激減を目指すために「対がん10カ年総合戦略」に長年多額の税金をつぎ込んできたものの、がん患者の数も死亡率も減るどころか増え続けているのが現状です。
しかも、厚労省は重点的に取り組むべき課題として、「放射線療法、化学療法、手術療法のさらなる充実とこれらを専門的に行う医療従事者の育成」を挙げており、これもロックフェラー医学の拡充に他なりません。
要するに、洗脳されてしまっている人たちが日本の医療行政に携わり、医者になっている、このこと自体が大問題なのです。
ロックフェラーの陰謀に乗っかって、「高い地位を得たい」「先生、先生と呼ばれたい」「もっと金が欲しい」。こんなふうに医者までもが洗脳されてしまった……。
「ヒポクラテスの誓い」にあるように、医者は医学の神様に対して「患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない」と誓いを立てているはずです。つまり神と契約をした者が医者になっていたわけですが、今のロックフェラー医学下の医者は、むしろ悪魔と契約しているとしか思えません。
これは、1883(明治16)年にできた法律によって、西洋医学を試験科目とする試験に合格した者(官立大学卒業生等は無試験)でなければ開業できないようにされてしまったことに端を発します。
この医師開業免許制によって、医学校の卒業証書を持ち、かつ、内科、外科等の専門科目を2年以上修業した者に免状が与えられ、この医師免許を持つ者は一定の設備を備えればどこでも病院や診療所を開設できるようになったのです。
こうして、神に誓いを立てるような、また上医(注2)を志す高い精神性や倫理観を持った患者本位の医師は減り、功名心や偏差値だけが高く、目の前の「一個人」ではなく「病気」だけしか診ない職業医師たちが増えていきました。
・・・<抜粋終了>・・・
(注1)
脱脂粉乳のミルクは不味いと不評だった記憶があります。その後、脱脂粉乳は牛乳に変わりました。
(注2)
吉野さんによると、以下のようになるそうです。
上医...個人の病気だけでなく世の中をも治す医者
中医...ちゃんと患者さんに寄り添える医者
下医...臓器しか治せない医者
今の日本の医者は、ほとんど下医なんだそうです。
戦勝国のアメリカがゴリ押しした小麦が日本人の健康に利するものなら問題ありません。
しかし実態は逆で、輸入小麦が日本人の健康を著しく害するものとなっています。
パンは江戸時代末期からあるようですが、問題はグリーン革命で小麦の品種改良が起こり、グルテンがたっぷり入った小麦が一般に広く流通するようになったことです。
グリーン革命とは、1960年代から1970年代にかけて行われた農業改革のことで、品種改良によって茎が短く風雨に強い矮小小麦が主流となりました。収穫量がそれまでの10倍になったというのですから、「革命」の文字に相応しいことが起こったのです。
しかし、この矮小小麦にはグルテンがたっぷり含まれるようになりました。
さらに外国産には、冒頭で述べたようにポストハーベストやグリホサートまで添加されており、発がん食品として不動の地位を占めるようになったのです。
吉野さんは、日本人の2分の1が癌になり、3分の1が癌で死ぬようになった原因として食品添加物を挙げていますが、同時に小麦もあることを忘れてはいけないと思います。
(2023年8月26日)
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