戦う老人(いいキャッチフレーズだなあ)飯山一郎のブログで新たに知ったブログ「日本の独立を目指して:民族の生き残り策を模索する」の最近の記事の中から私が一番面白いと思ったものを紹介する。
日本社会の「現場力」というのはまさしくその通りであり、今後の日本はこの認識を広め、現場をもっと大切にする風潮(それは給与にも当然反映され、西洋社会とは逆に下に手厚くなるだろう。いや、かつてはそうだったのであり、その結果生まれたのが「一億総中流社会」という「世界で唯一成功した社会主義国」(笑)だったのである。それがユダ金と小泉のために破壊され、今の格差社会になったのだ。)になっていくといい。
私がいつも権威や権力を馬鹿にしているのは、そういう権威や権力はただの「政治力」や「遊泳術」で得たものであり、当人の「現場力」、つまり専門家としての実力とは無関係であることが多いからだ。これは今の政治家の上位層に本当の政治力は無く、仲間うちでの遊泳術や裏切り、寝技などで権力を得た人間ばかりであることと楯の両面を成している。つまり、「政治」には本当に国民のために行う政治と、自分自身の保身や権力闘争のための政治がある、ということである。
これは民間においても同じであり、真に会社や企業のために地道に働いている人間よりも「社内政治力」や「社内遊泳術」の巧みな人間が組織の上位に行くことが多いことは、たいていの人間が感じているだろう。そういう人間は弁舌が巧みだから、普通の人間は口では勝てない。現場の人間は仕事の方が大事だから、最初からそういう人間との政治的闘争などあきらめ、黙って仕事をするものである。そして、口先人間だけが社会的に成功していくわけである。
もっとも、責任ある地位につけばある程度の判断や決断を任されることになり、そしてたいていの判断は、「実はどっちでも結果は大差ない」ので、そういう人間もそれなりの「実績」がどんどんできるし、「仕事はした」ことになる。橋下だって、仕事は自動的にこなすしかないのだから、ある程度の実績はできて当然なのである。そして評価も高まる可能性は高い。
これが「現場が本当の仕事はし、組織上位層がその栄誉を取る」というシステムだ。
まあ、これは組織の宿命であるのだから、それに文句を言っても意味はない。意味があるのは、「現場が当然得るべき報酬や栄誉を現場に与える」ということだ。
高度成長時代の日本にはそれがあったから、あれほどの成功ができたのである。
それを守ったのが労働三法なのだが、日本人の「アカ」嫌いが労働闘争まで骨抜きにして、労働分配率がどんどん低下し、格差社会になったのは、前にも書いたことである。
(以下引用)
日本の独立を目指して:民族の生き残り策を模索する
2012/12/24
「金融というものに決まった秩序は無い」
とくに、西欧と共産中国に秩序は無い。
無秩序対無秩序の戦いである
共産中国は共産党の恣意で動いており
西欧はユダヤの恣意で動いている。
ユダヤの恣意はマスゴミと学者を使った民意操縦という仮想を作って動くが。。。それが権力奪取の歴史的経緯だったので。。歴史的経緯は進化における体の構造のようなもので
外骨格である昆虫がいきなり内骨格には変われないようなものである。
だからユダヤは嘘の体系にしがみつく。S&Pなんぞデタラメもいいところだが、デタラメで体系を作るのである。ローマカトリックのデタラメと同じ構造である。裏で教皇や財閥の総帥が恣意で動かすのも同じ
共産中国は直接、権力者の意思で動かす。これは中国文明の特徴である。
中国では権力の意思が露出していないと、暴動で滅びる。黄巾の乱や白蓮教の民主主義は繰り返し皇帝権力の消滅をもたらした。
民主主義は、殺しあいと混沌を産み、新皇帝の出現で収まる。これが中国の歴史的制約である。
科学技術と民主主義は一体をなして発達して来たために、科学技術は市民化、権力の分権化を必要とするように見える
この条件を満たしているのは日本文明である。日本文明では、上層ほどアホである。
アホが何を生み出すかというと、現場力を産む。つまりもともと民主主義的である。これが技術開発の原動力となっている。
たとえば。。伝説かもしれないが。。庭師が、当時の山県有朋に対して、庭作りに口を出すな、と言って、山県がそうか、任せる、といったりする。
医学の世界もそうなっている。主治医に逆らうことは病院長でも困難である。むやみに飛行機の機長に逆らうと墜落するようなものと、みな思っている。
つまり、もともと日本文明では技術職に相対的だが独立性がある。
一方絶対権力の盲従性も持つ。この盲従性が安定を生み出している。天皇やオヤカタ様や神君家康、である。
危機のときはまとまるという求心力を持つ
こういうふくざつで柔軟な政治経済体制と、西欧のややこしい、偽装権力に基づいた経済学と、中国の皇帝経済学とは違うのである
人間が動くときの力線、微分方程式が違うので、行動軌跡が違う。
人間は何らかの利益を求めて動くが、その利益を作る社会ルールが異なるのだ
しかし、生命が著しい表現型の多様性を持つが構造は同じものであるように
生活エネルギーの流れとしての経済は同じものである。歴史的経緯によって実現形態が異なる。
時空が連続しているためである。
もちろん民族が絶滅すれば別だが。
いまのところ、日本文明は絶滅せず、帝国滅亡後もしぶとく生き延びているように見える。
今は日本の権力の曖昧さと現場力に注目が集まっている。西欧モデルが自爆したからである。
西欧から日本人はほとんど理解不能のエイリアンに見られているのをご存知か?
ショックドクトリンを仕掛けても予想と逆のことばかり起こるのだ。
例えば。。バブルであおって下げて叩き潰したはずの日本の銀行はなんと世界最強の銀行として復活しているのが2008年、リーマンショックでわかったのである。
。
つまり三井住友である。(ロックフェラーに不良債権を押し付けられたUFJはよれよれだが。)
ロックフェラーが石油を相場の2倍3倍で売りつけたがその結果、でて来たものは世界一の省エネ技術で、今更、石油価格の操作では勝てない。
日本では技術で石油資源問題が消滅したのだ、だからエネルギーのショックドクトリンは効かない
中国もレアメタルを高く売りつけて日本を操縦しようとしたが。。大失敗。中国以外にレアメタル鉱山を開発された上に、レアメタル不要技術がどっとでて来た。。。
中国さん、いじめてくれてありがとう、状態である。
円が高くなりすぎるのを恐れて
日本経済の核心である部品産業を津波と原発破壊で攻撃してみたが、
かえって部品供給途絶で、世界の自動車メーカーが倒れかけた。
どうなっているんだ、が正直なところだろう。
また再び株バブルを仕掛けようとしているが、また失敗するだろう。もう日本の核心の技術系の会社は乗らないだろう
西欧文明の欠陥はもう読まれているから。。。
日本社会の「現場力」というのはまさしくその通りであり、今後の日本はこの認識を広め、現場をもっと大切にする風潮(それは給与にも当然反映され、西洋社会とは逆に下に手厚くなるだろう。いや、かつてはそうだったのであり、その結果生まれたのが「一億総中流社会」という「世界で唯一成功した社会主義国」(笑)だったのである。それがユダ金と小泉のために破壊され、今の格差社会になったのだ。)になっていくといい。
私がいつも権威や権力を馬鹿にしているのは、そういう権威や権力はただの「政治力」や「遊泳術」で得たものであり、当人の「現場力」、つまり専門家としての実力とは無関係であることが多いからだ。これは今の政治家の上位層に本当の政治力は無く、仲間うちでの遊泳術や裏切り、寝技などで権力を得た人間ばかりであることと楯の両面を成している。つまり、「政治」には本当に国民のために行う政治と、自分自身の保身や権力闘争のための政治がある、ということである。
これは民間においても同じであり、真に会社や企業のために地道に働いている人間よりも「社内政治力」や「社内遊泳術」の巧みな人間が組織の上位に行くことが多いことは、たいていの人間が感じているだろう。そういう人間は弁舌が巧みだから、普通の人間は口では勝てない。現場の人間は仕事の方が大事だから、最初からそういう人間との政治的闘争などあきらめ、黙って仕事をするものである。そして、口先人間だけが社会的に成功していくわけである。
もっとも、責任ある地位につけばある程度の判断や決断を任されることになり、そしてたいていの判断は、「実はどっちでも結果は大差ない」ので、そういう人間もそれなりの「実績」がどんどんできるし、「仕事はした」ことになる。橋下だって、仕事は自動的にこなすしかないのだから、ある程度の実績はできて当然なのである。そして評価も高まる可能性は高い。
これが「現場が本当の仕事はし、組織上位層がその栄誉を取る」というシステムだ。
まあ、これは組織の宿命であるのだから、それに文句を言っても意味はない。意味があるのは、「現場が当然得るべき報酬や栄誉を現場に与える」ということだ。
高度成長時代の日本にはそれがあったから、あれほどの成功ができたのである。
それを守ったのが労働三法なのだが、日本人の「アカ」嫌いが労働闘争まで骨抜きにして、労働分配率がどんどん低下し、格差社会になったのは、前にも書いたことである。
(以下引用)
日本の独立を目指して:民族の生き残り策を模索する
2012/12/24
「金融というものに決まった秩序は無い」
とくに、西欧と共産中国に秩序は無い。
無秩序対無秩序の戦いである
共産中国は共産党の恣意で動いており
西欧はユダヤの恣意で動いている。
ユダヤの恣意はマスゴミと学者を使った民意操縦という仮想を作って動くが。。。それが権力奪取の歴史的経緯だったので。。歴史的経緯は進化における体の構造のようなもので
外骨格である昆虫がいきなり内骨格には変われないようなものである。
だからユダヤは嘘の体系にしがみつく。S&Pなんぞデタラメもいいところだが、デタラメで体系を作るのである。ローマカトリックのデタラメと同じ構造である。裏で教皇や財閥の総帥が恣意で動かすのも同じ
共産中国は直接、権力者の意思で動かす。これは中国文明の特徴である。
中国では権力の意思が露出していないと、暴動で滅びる。黄巾の乱や白蓮教の民主主義は繰り返し皇帝権力の消滅をもたらした。
民主主義は、殺しあいと混沌を産み、新皇帝の出現で収まる。これが中国の歴史的制約である。
科学技術と民主主義は一体をなして発達して来たために、科学技術は市民化、権力の分権化を必要とするように見える
この条件を満たしているのは日本文明である。日本文明では、上層ほどアホである。
アホが何を生み出すかというと、現場力を産む。つまりもともと民主主義的である。これが技術開発の原動力となっている。
たとえば。。伝説かもしれないが。。庭師が、当時の山県有朋に対して、庭作りに口を出すな、と言って、山県がそうか、任せる、といったりする。
医学の世界もそうなっている。主治医に逆らうことは病院長でも困難である。むやみに飛行機の機長に逆らうと墜落するようなものと、みな思っている。
つまり、もともと日本文明では技術職に相対的だが独立性がある。
一方絶対権力の盲従性も持つ。この盲従性が安定を生み出している。天皇やオヤカタ様や神君家康、である。
危機のときはまとまるという求心力を持つ
こういうふくざつで柔軟な政治経済体制と、西欧のややこしい、偽装権力に基づいた経済学と、中国の皇帝経済学とは違うのである
人間が動くときの力線、微分方程式が違うので、行動軌跡が違う。
人間は何らかの利益を求めて動くが、その利益を作る社会ルールが異なるのだ
しかし、生命が著しい表現型の多様性を持つが構造は同じものであるように
生活エネルギーの流れとしての経済は同じものである。歴史的経緯によって実現形態が異なる。
時空が連続しているためである。
もちろん民族が絶滅すれば別だが。
いまのところ、日本文明は絶滅せず、帝国滅亡後もしぶとく生き延びているように見える。
今は日本の権力の曖昧さと現場力に注目が集まっている。西欧モデルが自爆したからである。
西欧から日本人はほとんど理解不能のエイリアンに見られているのをご存知か?
ショックドクトリンを仕掛けても予想と逆のことばかり起こるのだ。
例えば。。バブルであおって下げて叩き潰したはずの日本の銀行はなんと世界最強の銀行として復活しているのが2008年、リーマンショックでわかったのである。
。
つまり三井住友である。(ロックフェラーに不良債権を押し付けられたUFJはよれよれだが。)
ロックフェラーが石油を相場の2倍3倍で売りつけたがその結果、でて来たものは世界一の省エネ技術で、今更、石油価格の操作では勝てない。
日本では技術で石油資源問題が消滅したのだ、だからエネルギーのショックドクトリンは効かない
中国もレアメタルを高く売りつけて日本を操縦しようとしたが。。大失敗。中国以外にレアメタル鉱山を開発された上に、レアメタル不要技術がどっとでて来た。。。
中国さん、いじめてくれてありがとう、状態である。
円が高くなりすぎるのを恐れて
日本経済の核心である部品産業を津波と原発破壊で攻撃してみたが、
かえって部品供給途絶で、世界の自動車メーカーが倒れかけた。
どうなっているんだ、が正直なところだろう。
また再び株バブルを仕掛けようとしているが、また失敗するだろう。もう日本の核心の技術系の会社は乗らないだろう
西欧文明の欠陥はもう読まれているから。。。
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