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徽宗皇帝のブログ

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「理想的な敗戦」
竹熊健太郎ツィッターのツィート(引用1)と、「あいば達也の『世相を斬る』」で引用された記事の一節(引用2)を重ねて読むと面白いかと思う。
「理想的な敗戦」とはまさに言いえて妙、である。
私は日本という国にとって最大の不幸は太平洋戦争を始めたことであり、最大の幸福はそれに「負けたこと」だと思っている。(笑)
勝っていた場合は、(引用2)で言われる戦前の状況がもっと拡大された国になっていただろう。つまり、一般国民にとっての地獄である。現在の日本はすでにそうなのだが、これは第一の敗戦で作られた天国が、竹熊氏の言う「第二の敗戦」「第三の敗戦」で消滅させられたものだ。
太平洋戦争に負けたことで日本はもっとも理想的な形での国家再生をしたわけだが、その理由はGHQにある。GHQの中の左翼リベラル派が、日本という敗戦国を使って壮大な社会実験を行い、それに見事に成功したのである。いわゆる、「世界で唯一成功した社会主義国家・日本」だ。これは言われた当時はジョークだったが、今となれば、真実そのものだったと分かる。



(引用1)


竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666  ·  3月6日

つまり私たちは、「理想的な敗戦」を一度経験したがゆえに、本当の敗戦を知らないで過ごしてきたのではないだろうか。これからの日本は「いいように使われる」国になるだろう。それに対して、文句が言えない国になるのだろう。いや、もう、なってる。

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