10.7ハマス侵攻が、イスラエルによる、パレスチナ人皆殺しを目的にした偽旗作戦であることは、報道された瞬間から承知していた。
イスラエルの真実を理解している者にとって、ハマスが事実上モサドに乗っ取られていることを知らない者は少なかったからだ。
2009年にハマスは17人の幹部を処刑した。これはイスラエルとの内通接触があったことが理由にされたが、実は逆で、モサド工作員であるハマス幹部が、イスラエルの意に従わないパレスチナ寄り幹部に、内通をでっちあげて射殺したのである。
2014年には、同じように内通を理由に18名を処刑した。
これも、ハマスの発射したミサイルの95%が、まるで計画されていたように迎撃破壊されたことに疑問を抱いた戦闘員を殺害したのだ。
陰謀国家イスラエルが、いよいよパレスチナを占領する 2023年10月09日
ハマスとは、イスラエルの諜報組織モサドが作った偽旗組織である 2023年10月12日
私は、ハマス侵攻(実はモサドの計画)の残虐性を口実にパレスチナ住民を皆殺しにし、生き残った者もエジプトに追い出す作戦であることが容易に理解できた。
今回、情報収集力では定評のあるInDeepの岡氏が、ハマス侵攻にかかわるイスラエル政府の秘密文書を公開してくれたので紹介する。
岡氏は、ロシアびいき、プーチン支持者のようなので不愉快なのだが、彼の情報収集力が優秀であることは、新型コロナ禍ワクチン問題で明らかだった。
戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることがイスラエル情報省からの流出書類で判明 2023年10月31日
不自然な発端の戦争の目的
イスラエル-ガザ戦争は、10月7日に、武装勢力ハマスの兵士たちが、イスラエルに対してのミサイル攻撃と、空や陸地からの「侵入」によって始まりました。
これに関して、「なんかおかしいのでは?」
と述べていた人たちは、特にイスラエル側にたくさんいました。
以下の記事では、元イスラエル軍の諜報隊員だった女性が、「あんなに簡単に国境を突破されることはあり得ない」と述べていたことなどをご紹介しています。
(記事)「2023年の911」なのか「偽の黙示録」なのか In Deep 2023年10月9日
元イスラエル国防軍の諜報隊員エフラト・フェニグソンさんの見解
私は25年前にイスラエル国防軍の諜報部隊に勤務していました。…イスラエルは世界で最も先進的でハイテクな軍隊の一つを持っています。
なぜ国境突破に対して何の反応もなかったのでしょうか?
イスラエルがこれから何が起こるかを知らなかったはずがありません。この奇襲攻撃はあらゆる面で計画された作戦のように見えます。何かが非常に間違っています。
さらにはその後、イスラエル軍の国境監視兵が、10月7日以前から、イスラエル軍にハマスの活動についての警告を伝えていたのですが、
「警告は、イスラエル軍に無視された」
と、イスラエルのメディアのインタビューに語っています。
10月7日以前のハマスの活動を警告する警告は無視されたとイスラエル監視兵士が語る
軍への警告が無視されたことを告発したイスラエル国防軍戦闘情報隊のヤエル・ローテンヘルグ氏。
10月7日のハマス軍とイスラエルに対するテロ攻撃は多くの人にとって衝撃だったが、イスラエル国防軍(IDF)の監視兵士たちには衝撃ではなかった。
彼らは、ガザ国境沿いでの警戒すべき観測に対する警告が上層部によって無視されたと述べている。
イスラエルメディアとのインタビューで、イスラエル国防軍戦闘情報隊の兵士たちは、攻撃の少なくとも3カ月前から、ハマスのメンバーがフェンスラインに沿って民兵訓練を行ったり、穴を掘ったり、地図でその地域を調査したり、地表や地質を調査したりしているのを観察したと述べた。爆発物を設置して爆発させることもできる状態だった。
ヤエル・ローテンベルグ氏とマヤ・デシアトニク氏は 10月25日、イスラエルのカン・ニュースのインタビューに応じ、不気味な活動に関する繰り返しの警告の報告に対して、イスラエル国防軍が耳を傾けなかったことに対して怒りを表明した。
このふたりは、ガザ国境から南東 800m弱のナハル・オズ・キブツ近くのハマスの基地攻撃で生き残った唯一の戦闘情報軍兵士だったことで、彼らの怒りはさらに増大した。
イスラエル軍は、「国境監視情報兵士たちの警告を無視」するどころか、10月7日当日には「警護を完全に放棄していた」のです。
ハマスの攻撃が「起きてほしい」としていたかのような動きです。
そして、最近、この戦争の目的が、「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることが、流出した「イスラエル情報省発行の文書」で判明しました。
戦争の最終的な目的はともかく、当面の目標は、「ガザからすべてのパレスチナ人を排除すること」を想定した文書です。
流出した文書
いくつかの項目がありますが、最も重要視されているのは、「ガザのパレスチナ人を、すべてエジプトのシナイ半島に移送し、そこに新都市を建設する」というものです。
イスラエルとシナイ半島の位置は以下のようになっています。
イスラエル情報省の当局者は、流出したこの文書が本物であることを認めていますが、「漏洩するとは想定していなかった」と述べています。
イスラエルによるガザの民族浄化計画の文書が流出
Leaked: Israeli plan to ethnically cleanse Gaza Cradle 2023/10/29
イスラエルの避難命令と空爆によって家を追われた人々のために設置された一時テントキャンプに避難するパレスチナ人たち。
イスラエルの文化誌メコビットは 10月28日、ガザの 230万人の住民をエジプトのシナイ半島へ完全移転することを勧告するイスラエル情報省発行の漏洩文書を公表した。
10月13日に発行されたこの文書は、イスラエルとハマスの現在の戦争終結後のガザにおけるパレスチナ人の将来に関する 3つの選択肢のうち、パレスチナ人の抵抗運動を主導したガザ地区の全住民を北シナイへ移送する計画が好ましい選択肢であると特定している。
この文書は、イスラエルが戦争中にガザ住民をシナイへ避難させ、追放された住民を収容するためにシナイ北部にテント都市や新都市を設立し、その後、エジプト国内に数キロメートルにわたる閉鎖警備区域を創設することを推奨している。
追放されたパレスチナ人たちはイスラエル国境近くの地域に戻ることは許されない。
この文書の存在は、その勧告がイスラエルの治安機関によって実施されていることを必ずしも示すものではない。
リクード党のギラ・ガムリエルが長官を務めるイスラエル情報省は、イスラエルの諜報機関を一切管理していないが、独自に研究書や政策文書を作成し、政府や治安機関の検討のために配布している。
しかし、イスラエル政府当局者の最近の発言やガザにおけるイスラエル軍の行動は、この計画が実際に実施されていることを示唆している。
10月7日以来、イスラエル当局はパレスチナ人に対し、差し迫った地上侵攻に先立ってガザ南部に移動するよう繰り返し警告を発してきた。
イスラエルはガザ地区を完全包囲し、食料、水、燃料、電気を遮断した。この包囲は、8,000人以上のパレスチナ人(大多数は女性と子供)を殺害したイスラエル軍の激しい爆撃と相まって、ガザを居住不能にする恐れがある。
イスラエル情報省の当局者は、この 10ページの文書が本物であることを認めたが、「メディアに届くことは想定されていなかった」とメコビット誌は指摘した。
活動家たちによると、情報省の文書はリクードのメンバーによって漏洩されたという。この文書の漏洩は、「イスラエルの国民がガザからの移転の考えを受け入れる用意があるかどうか」を調べる試みであった。この文書は、戦争の望ましい結果としてガザからの民間人の移送を実行することを明確に推奨している。
移転計画はいくつかの段階に分かれており、第 1段階ではガザ住民をガザ南部へ強制的に移動させる一方、イスラエル軍の空爆はガザ北部の目標に集中する。
第 2段階では、イスラエル軍のガザへの地上進入が始まり、北から南までガザ地区全体が占領され、「ハマスの戦闘員による地下壕の掃討」が行われることになる。
ガザ地区が占領されると同時に、ガザ住民たちはエジプト領土に移動し、永久に帰還することができなくなる。
「ラファへの民間人の避難を可能にするために、南に向かう車線を使用可能な状態にしておくことが重要である」と文書は述べている。
この文書は、ガザ人に「計画に同意するよう」「動機づけ」、土地を放棄させるための専用のキャンペーンを開始することを推奨している。
文書には、ガザ人は「アッラーはあなた方がハマスの指導力のせいでこの土地を失ったことを確認された。イスラム教徒の同胞たちの助けを得て別の場所に移住する以外に選択肢はない」と確信すべきだと書かれている。
さらに計画では、政府はイスラエルへの敵意を助長したり評判を傷つけたりしない方法で西側諸国への移転プログラムを推進する広報キャンペーンを開始する必要があるとしている。
ガザからの住民の追放は、「国際的な支援を受けるために必要な人道的措置として提示されなければならない」とある。このような国外追放は、それが「(ガザの住民が北部へ移動した場合の)民間人の死傷者が、ガザに留まった場合に予想される死傷者の数に比べて少ない」ことにつながるのであれば、正当化される可能性があると文書は述べている。
同文書はまた、米国を活用してエジプトにガザ住民の受け入れの圧力をかけ、他の欧州諸国、特にギリシャ、スペイン、カナダに対し、ガザ地区から避難する難民の受け入れと定住を支援するよう奨励すべきだとも述べている。
最後に文書は、ガザに人々が残れば、予想されるイスラエル軍によるガザ占領中に「多くのアラブ人たちが死亡」し、これは住民の強制送還以上にイスラエルの国際的イメージを損なうことになると主張している。
これらすべての理由から、イスラエル情報省の勧告は、ガザにいるすべてのパレスチナ人のシナイへの永久移送を促進することだと考えられる。
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戦争が始まったのが、10月7日で、この文章が作成されたのが、10月13日です。この「文書漏洩」を報じていたのも、イスラエル自身のメディアでもあります。
ともあれ、「ガザ地区のパレスチナ人をすべて抹消する」という目的があるならば、現在の地上侵攻での容赦ない攻撃もわかります。
移住させて排除しようが、死亡させようが、「ともかくいなくなればいい」わけですから、あとは世界の世論との調整だけの話ですので、イスラエルは引かない感じが濃厚です。
少し前の「宗教民族の対立を超えて「人類そのものを破滅に向かわせる」選民思想」という記事で、イスラエル国防大臣ヨブ・ギャラン氏が、述べていた以下の言葉も、とても理解できます。
イスラエル国防大臣ヨブ・ギャラン氏:「私たちは人間以下と戦争状態にあるわけで、それに応じて行動しています」
サブヒューマンという言葉ですね。
ちなみに、私は、この戦争が拡大した場合、「最終戦争」というような響きに値するようなことになると考えています。
(記事)北緯33度線から始まった50年ぶりの大戦争が放つ最終戦争の気配 In Deep 2023年10月8日
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引用以上
イスラエルの真実を理解している者にとって、ハマスが事実上モサドに乗っ取られていることを知らない者は少なかったからだ。
2009年にハマスは17人の幹部を処刑した。これはイスラエルとの内通接触があったことが理由にされたが、実は逆で、モサド工作員であるハマス幹部が、イスラエルの意に従わないパレスチナ寄り幹部に、内通をでっちあげて射殺したのである。
2014年には、同じように内通を理由に18名を処刑した。
これも、ハマスの発射したミサイルの95%が、まるで計画されていたように迎撃破壊されたことに疑問を抱いた戦闘員を殺害したのだ。
陰謀国家イスラエルが、いよいよパレスチナを占領する 2023年10月09日
ハマスとは、イスラエルの諜報組織モサドが作った偽旗組織である 2023年10月12日
私は、ハマス侵攻(実はモサドの計画)の残虐性を口実にパレスチナ住民を皆殺しにし、生き残った者もエジプトに追い出す作戦であることが容易に理解できた。
今回、情報収集力では定評のあるInDeepの岡氏が、ハマス侵攻にかかわるイスラエル政府の秘密文書を公開してくれたので紹介する。
岡氏は、ロシアびいき、プーチン支持者のようなので不愉快なのだが、彼の情報収集力が優秀であることは、新型コロナ禍ワクチン問題で明らかだった。
戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることがイスラエル情報省からの流出書類で判明 2023年10月31日
不自然な発端の戦争の目的
イスラエル-ガザ戦争は、10月7日に、武装勢力ハマスの兵士たちが、イスラエルに対してのミサイル攻撃と、空や陸地からの「侵入」によって始まりました。
これに関して、「なんかおかしいのでは?」
と述べていた人たちは、特にイスラエル側にたくさんいました。
以下の記事では、元イスラエル軍の諜報隊員だった女性が、「あんなに簡単に国境を突破されることはあり得ない」と述べていたことなどをご紹介しています。
(記事)「2023年の911」なのか「偽の黙示録」なのか In Deep 2023年10月9日
元イスラエル国防軍の諜報隊員エフラト・フェニグソンさんの見解
私は25年前にイスラエル国防軍の諜報部隊に勤務していました。…イスラエルは世界で最も先進的でハイテクな軍隊の一つを持っています。
なぜ国境突破に対して何の反応もなかったのでしょうか?
イスラエルがこれから何が起こるかを知らなかったはずがありません。この奇襲攻撃はあらゆる面で計画された作戦のように見えます。何かが非常に間違っています。
さらにはその後、イスラエル軍の国境監視兵が、10月7日以前から、イスラエル軍にハマスの活動についての警告を伝えていたのですが、
「警告は、イスラエル軍に無視された」
と、イスラエルのメディアのインタビューに語っています。
10月7日以前のハマスの活動を警告する警告は無視されたとイスラエル監視兵士が語る
軍への警告が無視されたことを告発したイスラエル国防軍戦闘情報隊のヤエル・ローテンヘルグ氏。
10月7日のハマス軍とイスラエルに対するテロ攻撃は多くの人にとって衝撃だったが、イスラエル国防軍(IDF)の監視兵士たちには衝撃ではなかった。
彼らは、ガザ国境沿いでの警戒すべき観測に対する警告が上層部によって無視されたと述べている。
イスラエルメディアとのインタビューで、イスラエル国防軍戦闘情報隊の兵士たちは、攻撃の少なくとも3カ月前から、ハマスのメンバーがフェンスラインに沿って民兵訓練を行ったり、穴を掘ったり、地図でその地域を調査したり、地表や地質を調査したりしているのを観察したと述べた。爆発物を設置して爆発させることもできる状態だった。
ヤエル・ローテンベルグ氏とマヤ・デシアトニク氏は 10月25日、イスラエルのカン・ニュースのインタビューに応じ、不気味な活動に関する繰り返しの警告の報告に対して、イスラエル国防軍が耳を傾けなかったことに対して怒りを表明した。
このふたりは、ガザ国境から南東 800m弱のナハル・オズ・キブツ近くのハマスの基地攻撃で生き残った唯一の戦闘情報軍兵士だったことで、彼らの怒りはさらに増大した。
イスラエル軍は、「国境監視情報兵士たちの警告を無視」するどころか、10月7日当日には「警護を完全に放棄していた」のです。
ハマスの攻撃が「起きてほしい」としていたかのような動きです。
そして、最近、この戦争の目的が、「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることが、流出した「イスラエル情報省発行の文書」で判明しました。
戦争の最終的な目的はともかく、当面の目標は、「ガザからすべてのパレスチナ人を排除すること」を想定した文書です。
流出した文書
いくつかの項目がありますが、最も重要視されているのは、「ガザのパレスチナ人を、すべてエジプトのシナイ半島に移送し、そこに新都市を建設する」というものです。
イスラエルとシナイ半島の位置は以下のようになっています。
イスラエル情報省の当局者は、流出したこの文書が本物であることを認めていますが、「漏洩するとは想定していなかった」と述べています。
イスラエルによるガザの民族浄化計画の文書が流出
Leaked: Israeli plan to ethnically cleanse Gaza Cradle 2023/10/29
イスラエルの避難命令と空爆によって家を追われた人々のために設置された一時テントキャンプに避難するパレスチナ人たち。
イスラエルの文化誌メコビットは 10月28日、ガザの 230万人の住民をエジプトのシナイ半島へ完全移転することを勧告するイスラエル情報省発行の漏洩文書を公表した。
10月13日に発行されたこの文書は、イスラエルとハマスの現在の戦争終結後のガザにおけるパレスチナ人の将来に関する 3つの選択肢のうち、パレスチナ人の抵抗運動を主導したガザ地区の全住民を北シナイへ移送する計画が好ましい選択肢であると特定している。
この文書は、イスラエルが戦争中にガザ住民をシナイへ避難させ、追放された住民を収容するためにシナイ北部にテント都市や新都市を設立し、その後、エジプト国内に数キロメートルにわたる閉鎖警備区域を創設することを推奨している。
追放されたパレスチナ人たちはイスラエル国境近くの地域に戻ることは許されない。
この文書の存在は、その勧告がイスラエルの治安機関によって実施されていることを必ずしも示すものではない。
リクード党のギラ・ガムリエルが長官を務めるイスラエル情報省は、イスラエルの諜報機関を一切管理していないが、独自に研究書や政策文書を作成し、政府や治安機関の検討のために配布している。
しかし、イスラエル政府当局者の最近の発言やガザにおけるイスラエル軍の行動は、この計画が実際に実施されていることを示唆している。
10月7日以来、イスラエル当局はパレスチナ人に対し、差し迫った地上侵攻に先立ってガザ南部に移動するよう繰り返し警告を発してきた。
イスラエルはガザ地区を完全包囲し、食料、水、燃料、電気を遮断した。この包囲は、8,000人以上のパレスチナ人(大多数は女性と子供)を殺害したイスラエル軍の激しい爆撃と相まって、ガザを居住不能にする恐れがある。
イスラエル情報省の当局者は、この 10ページの文書が本物であることを認めたが、「メディアに届くことは想定されていなかった」とメコビット誌は指摘した。
活動家たちによると、情報省の文書はリクードのメンバーによって漏洩されたという。この文書の漏洩は、「イスラエルの国民がガザからの移転の考えを受け入れる用意があるかどうか」を調べる試みであった。この文書は、戦争の望ましい結果としてガザからの民間人の移送を実行することを明確に推奨している。
移転計画はいくつかの段階に分かれており、第 1段階ではガザ住民をガザ南部へ強制的に移動させる一方、イスラエル軍の空爆はガザ北部の目標に集中する。
第 2段階では、イスラエル軍のガザへの地上進入が始まり、北から南までガザ地区全体が占領され、「ハマスの戦闘員による地下壕の掃討」が行われることになる。
ガザ地区が占領されると同時に、ガザ住民たちはエジプト領土に移動し、永久に帰還することができなくなる。
「ラファへの民間人の避難を可能にするために、南に向かう車線を使用可能な状態にしておくことが重要である」と文書は述べている。
この文書は、ガザ人に「計画に同意するよう」「動機づけ」、土地を放棄させるための専用のキャンペーンを開始することを推奨している。
文書には、ガザ人は「アッラーはあなた方がハマスの指導力のせいでこの土地を失ったことを確認された。イスラム教徒の同胞たちの助けを得て別の場所に移住する以外に選択肢はない」と確信すべきだと書かれている。
さらに計画では、政府はイスラエルへの敵意を助長したり評判を傷つけたりしない方法で西側諸国への移転プログラムを推進する広報キャンペーンを開始する必要があるとしている。
ガザからの住民の追放は、「国際的な支援を受けるために必要な人道的措置として提示されなければならない」とある。このような国外追放は、それが「(ガザの住民が北部へ移動した場合の)民間人の死傷者が、ガザに留まった場合に予想される死傷者の数に比べて少ない」ことにつながるのであれば、正当化される可能性があると文書は述べている。
同文書はまた、米国を活用してエジプトにガザ住民の受け入れの圧力をかけ、他の欧州諸国、特にギリシャ、スペイン、カナダに対し、ガザ地区から避難する難民の受け入れと定住を支援するよう奨励すべきだとも述べている。
最後に文書は、ガザに人々が残れば、予想されるイスラエル軍によるガザ占領中に「多くのアラブ人たちが死亡」し、これは住民の強制送還以上にイスラエルの国際的イメージを損なうことになると主張している。
これらすべての理由から、イスラエル情報省の勧告は、ガザにいるすべてのパレスチナ人のシナイへの永久移送を促進することだと考えられる。
*******************************************************
戦争が始まったのが、10月7日で、この文章が作成されたのが、10月13日です。この「文書漏洩」を報じていたのも、イスラエル自身のメディアでもあります。
ともあれ、「ガザ地区のパレスチナ人をすべて抹消する」という目的があるならば、現在の地上侵攻での容赦ない攻撃もわかります。
移住させて排除しようが、死亡させようが、「ともかくいなくなればいい」わけですから、あとは世界の世論との調整だけの話ですので、イスラエルは引かない感じが濃厚です。
少し前の「宗教民族の対立を超えて「人類そのものを破滅に向かわせる」選民思想」という記事で、イスラエル国防大臣ヨブ・ギャラン氏が、述べていた以下の言葉も、とても理解できます。
イスラエル国防大臣ヨブ・ギャラン氏:「私たちは人間以下と戦争状態にあるわけで、それに応じて行動しています」
サブヒューマンという言葉ですね。
ちなみに、私は、この戦争が拡大した場合、「最終戦争」というような響きに値するようなことになると考えています。
(記事)北緯33度線から始まった50年ぶりの大戦争が放つ最終戦争の気配 In Deep 2023年10月8日
*********************************************************
引用以上
コメント
1. お礼・東海アマBlog見つかりました。
おまけ補足:#1林原チャンネルが未来ネットに改組の後で、DHC丸ごと?買収で消滅したように、#2*るいネット*は、当初が建設業?系ネット情報から開始らしく、より安価に買収と今は推察するが、建設系にて、動画は無くても、今から思い起こすと、阿修羅的だが、より優良記事の保管STOCK倉庫も多く、私が複写し保存したいと思う記事がHitしたので、いつまでも有るはず、との期待でCopy保存の手を抜いていたので、残念です。#3:PCでは無料アプリ「棒読みちゃん」で、記事を耳から聴いていた。#4:アンドロイド端末では、アプリ「`A# @Voice Aloud Reader (TTS) 、B# T2S(Talk to Speak新め)Text to Voice/Read Aloud、C# Audify、(利用開始1週間で不明点あるも、優レts劣位点など確認中)で、簡単に聞けるので、スマホで多く聴く。広告の妨害がウザイが、無料なので我慢かな?。Wndows10が11でより盗聴らしく、Linux(Ubuntu?)へ移行を企画中にて、良い参考Blog/Siteをご存じでしたら、ブログ主様ほか、コメンテーターのご意見も期待です。