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徽宗皇帝のブログ

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トランプを見る視点
私は米大統領選ではトランプとヒラリーならトランプがマシ、と何度か書いてきたが、これはいしいひさいち流に言えば「地底人対最低人」の戦いであって、どちらもクソであることは言うまでもない。
佐藤優氏は「カレー味のウンコ対ウンコ味のカレー」と評していたと何かで読んだが、どちらが「カレー味のウンコ」かは知らない。「ウンコ味」はもとより想像もつかない。ウンコを食ったことのある人間は少ないだろうwww まあ、推測で言えば、米国民の耳に快い言葉を言ってきたのはトランプの方であり、トランプが「カレー味のウンコ」に当たるか。
日本とは違って、政治家が一応は公約を守るのが米国だ、と私は思っているので、私はその発言がまともであるトランプを支持してきたわけだ。だが、その人物自体を評価しているわけではない。何度も言うが、キチガイ戦争屋のヒラリーよりはマシ、というだけである。
トランプがその幕僚にゴールドマンサックスの人間を大量に入れているだけでも、彼の正体は丸分かりだが、まあ、それで苦しむことになりそうなのは米国民であり、他国民は米国戦争屋が世界を混乱と苦悩に巻き込む可能性が少なくなるだけでもトランプ大統領誕生を歓迎すべきなのである。下の記事も、これは「米国民の立場で」書かれたものだということを考慮すべきだろう。



(以下「ギャラリー酔いどれ」から転載)




◆http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html
マスコミに載らない海外記事  2016年12月26日 (月)
ゴールドマン・サックスとトランプによる壮大な取り込み詐欺


☆http://www.strategic-culture.org/news/2016/12/24/
 great-goldman-sachs-trump-con-job.html

Matthew JAMISON  2016年12月24日


アメリカ政治史上、最も未熟で、知的に空虚で、邪悪なものの一つだった
2016年共和党予備選挙運動は、アイデアや政策は皆無で、
遊び場でのいじめレベルのちゃちな中傷に満ちていた。

フロリダ州上院議員マルコ・ルビオは、ドナルド・トランプを激しく攻撃し、
仲間の共和党員たちにこう懇願した。

我々がここで相手にしているのは、皆さん、詐欺師ですよ。

そもそも、彼は彼は普通の人びとのために戦うのだというアイデアで
選挙活動をしています。

ところが、彼は全生涯を、普通の人びとをぼったくって生きてきたのです


トランプの言葉によれば、ワシントンDCの政治エリートやウオール街は
アメリカを骨の髄までしゃぶった
のだ。

トランプの選挙終幕広告では、
☆http://www.salon.com/2016/11/07/watch-donald-trumps-last-campaign-ad
 -is-a-fitting-end-to-an-anti-semitic-campaign/

対象の非難が、一般には気付かれないよう、賛同を得たい集団しか
理解できない表現を用いた反ユダヤ主義に満ちていた。

ゴールドマン・サックスのユダヤ人CEOロイド・ブランクファインの姿が
画面上で点滅し、語り手が単調に語りかける。

“アメリカの労働者階級を略奪し、アメリカの富を奪い取り、
その金を極少数の大企業と政治エリートの懐に押し込んだ
経済的判断の責任を負うべきは グローバルな権力構造です”。

トランプは“問題を解決する”という曖昧な約束で選挙活動をした。

アメリカを再度偉大にするという彼の空虚な選挙スローガンは、
アメリカ、特にオハイオ州、ペンシルヴェニア州、ミシガン州やウィスコンシン州
などのラストベルト地域州の白人労働者階級が

ウオール街銀行家たちと結託し、国益のために尽くすより、
不正手段で私腹を肥やすことに関心がある東海岸や西海岸の知的、政治的既存支配層に
ひどく裏切られたと非難していた


これは、トランプによる驚くべき転位行動、名人芸だった。

これは彼が生涯通じてやりとげたものの中で、おそらく最大の取り込み詐欺だ

実際、(負債は言うまでもなく) ウオール街に、
実に多くの友人と深いつながりがあり、

労働者の利益が、自分の利益追求と一致しない場合には、

労働者を踏みにじって経歴を築きあげた億万長者が、

アメリカのブルーカラー労働者の偉大な擁護者、救世主となり、

“八百長の” DC/ウオール街制度を、普通の人びとのために機能させるようにすると、

実に多くのアメリカ人をだますことができよう
などと想像するのは困難だった。


トランプが、閣僚に選んだ連中を吟味さえすれば、

ラストベルト地域の、つらい思いをしている、大半が無学な
白人労働者階級に訴えかけるための策略に過ぎなかったことがわかる


2008年世界的金融危機後、重心が、いささか反ウオール街側に移動し、
ホワイト・ハウスを支配している民主党が、
エリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員などの
反ウォール・ストリート改革者の影響を受けるようになって、

ワシントンDCでは、長年、準ペルソナノングラータだったが
トランプ時代に、ウオール街は絶好調に戻る


アメリカのあらゆるウオール街投資銀行の中で、

最もひどく、邪悪で、危険なのはゴールドマン・サックスだ。

色々な点で、これを銀行と呼ぶことはできまい。

酷く腐敗した犯罪的職業により近い。

マフィアだ


ローリング・ストーン誌は、ゴールドマン・サックスの道義に反する商法を
徹底分析し、同社を巨大“吸血イカと命名した。

ゴールドマン・サックスの腐敗リストは膨大で、
それについて十分記述するには本が一冊必要だ。

世界金融危機と大不況を引き起こしたサブプライム抵当権スキャンダルにおける、
同社の役割は十分に実証されている。

ほとんどユーロを破壊した、ギリシャ負債危機における同社の役割も同様だ。

同社が顧客に対して行っている詐欺的行為は、日常茶飯事の高いレベルのものだ。

残虐で加虐的な政権のための資金洗浄。

2015年に、2300万ドルを得た同社CEO、ロイド・ブランクファインのような強欲幹部は、

典型的な汚い金儲けをする醜い人間だ。

どのように切り分けたところで、誰も、まして銀行家が、
一年間の仕事で、それに値するわけがない。

おそらくは、医師や教師などの極めて重要な公務員だけだろうが、
そのような法外な金額を得ているのは、
既に裕福な連中や(彼ら自身)を金持ちにするために動いている連中だ。

更に、ゴールドマン・サックスとアメリカ政府の間には回転ドアがある。

多くの点で、アメリカ経済は、ゴールドマン・サックスによって動かされている。

ジョージ・W・ブッシュのハンク・ポールソン同様、
ビル・クリントンの財務長官ロバート・ルービンやラリー・サマーズは
ゴールドマン・サックス社員だった。

今や、ウオール街とゴールドマン・サックスは、

来るトランプ政権の乗っ取りを歓喜している


トランプの首席戦略官、スティーブ・バノンは元ゴールドマン・サックス社員だ。

トランプが、アメリカ経済の世話役をつとめる財務長官に選んだ、
スティーヴン・マヌーチンなる人物は、元ゴールドマン・サックス社員だ。

ゴールドマン・サックス社長、ゲーリー・コーンが、
トランプ・ホワイト・ハウスの米国家経済会議委員長になる。

これが、ライバル、ヒラリー・クリントンやテッド・クルスを
ゴールドマン・サックスは“完全に、完全に支配している”
といったトランプその人だ。

トランプは、しばしばクリントンのゴールドマン・サックスでの講演を
引き合いに出し“アメリカの主権破壊を画策するために、国際的銀行と秘密裏に”
会っていると非難した。

しかし、トランプの元選対責任者コーリー・レヴァンドフスキはこう言っていた。
“これはメディアの問題だ。人びとは、ドナルド・トランプが言うことすべてを
額面通りに受け取っている。

”確かに、もしトランプを、ホワイト・ハウスに送り込んだ有権者たちが、
トランプが言うことは眉につばを付けて聞くべきであるのを理解さえしていれば、

これからトランプ大統領と、それがもたらす災害は、たぶん避けることができていたろう。

しかし偉大なアメリカ・テレビの登場人物、JR ユーイングが言う通りなのだ。

アメリカ国民の愚かさを過小評価してはいけない。”

トランプに、いささかの功績を認めねばなるまい。

彼は現代で、おそらく最も偉大な詐欺師だ


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「ヒラリーよりまし」と思って、記事翻訳をしていたので、

宗主国政治の展開には驚かない。

二国間FTAで、ぼったくりされるのは必定。 

こういう海外記事はマスコミには載らない。





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