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徽宗皇帝のブログ

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ドルの正体(バブル性)を知れば、円高はどんどん進むだろう
少し前に、日米の物価差、あるいは経済状況を考えれば、1ドル=75円くらいが妥当だ、とかなり大胆な説を書いたのだが、

 日本をここまでダメにしたのは、第2次安倍晋三内閣が掲げたアベノミクスである。いわゆる「三本の矢」のうちの「金融政策」として、日銀総裁に就任した黒田東彦氏がゼロ金利政策を打ち出すと、そのころ1ドル80円程度だった円は急降下し、反比例するように輸出企業の利益は増加した。


というように、アベノミクスの前は1ドル=80円だった、というのは知らなかった。まあ、まぐれ当たりだが、直観的判断も捨てたものではないようだ。
日米ともに実質的経済成長が無いのだから、アベノミクス前の為替相場が現在でも妥当だ、というわけである。むしろ、アメリカのほうが「実業(生産加工業)」を捨てて、第三次産業だけに転換したのだから、賭博(金融・投資ギャンブル)が失敗したときの経済衰退は大きいわけで、1ドル=75円というのは見事なまぐれ当たりだったのではないか。
ドルにはアメリカの産業のバックアップが無いのである。産業の強さの裏付けが無いとは、極言すれば、要するに、カジノのチップでしかなくなっているということだ。子供銀行券みたいなものだ。まあ、資源があるだけ日本よりはマシとも言えるが、産業力に関しては日本が上だろう。
ドル基軸体制が揺らいでいるのも、よりいっそうのドル安円高傾向に結びつくと予測できる。
ということで、円高傾向が出て来たということは、世界的にドルのバブル性(インチキ性)が見え見えになってきたということで、「円安の恐ろしさ」を今さら言うまでもない。6日のあやめ、10日の菊である。まあ、言わないよりははるかにいいことではあるが。

(以下引用)



メディアはなぜ円安の恐ろしさを訴えないのか 日経平均4万円突破と裏腹の日本沈没の危険性


配信

デイリー新潮

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