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徽宗皇帝のブログ

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世界政治をカネの視点で見ること
増田俊男の「時事直言」記事だが、こういう視点から世界の政治を見るのは非常に大事だと思う。私は増田俊男の人間性は嫌いだが、「カネの視点で物事を判断する」ことで、政治の深層が分かるとは思っている。カネだから経済の問題で、政治とは無関係だ、と思っている純朴な人もいるだろうが、「地獄の沙汰も金次第」なのだから、政治も戦争も金次第なのだ。
さて、アメリカは負けることが分かっている対中冷戦をなぜ仕掛けたのか。あなたには分かるだろうか。私には分からないが、面白い思考課題である。もちろん、答えは「それがDSの利益だから」だろうが、その理屈(機序)が問題であるわけだ。一番簡単な答えは「中国政府自体がDSの所有物だから」だろうが、まあ、世界政治のすべてが八百長だ、という「神戸だいすき」氏みたいな考えも私は好みではない。何より、「何をやっても無駄」という、すべてが冷笑と虚無で終わるからだ。
まあ、一番妥当なのは、世界の覇権を米国から中国に移すことで、ドル崩壊という不可避の事態をDSにとって安全に着地させる「グレートリセット」が計画されているということだろう。WEFの言う、「地球の未来のため」というおためごかしのグレートリセットとはまったく別の、DSのための真のグレートリセットであるわけだ。中央銀行デジタルマネーが一番先に中国で実験されているのはそのためだったのではないか。そして、中国政府は、それが自国にとって大きなメリットだから、素知らぬ顔で協力している、ということだろう。

(以下引用)末尾の宣伝文だけ省略。赤字は徽宗による強調。




<時事直言>実戦、冷戦、、、何故争いが続くのか?


米中冷戦、ウクライナ戦争(実戦)の本質は何か?
誰が、何の為に冷戦や実戦を起こしたのか、それは戦争の結果を見れば本質がわかる。
そして戦争の本質を知ればどちらが勝利するかが分かる。


米中冷戦やウクライナ戦争の結果アメリカと欧州、そして中国とロシアの軍事費が増大化している。
東西陣営の軍拡競争続行である。
西側陣営、東側陣営を問わず、軍事予算と福祉予算は優先権があり、財源がなければ国債(借金)で賄わなくてはならない。


アメリカをはじめ欧州諸国の通貨発行権は、国家から完全に分離独立した中央銀行に握られている。
アメリカの中央銀行はFRB(連邦準備理事会=12地域の株式会社連邦銀行の集合体)である。
国家に軍拡の為の財源がなければ国債を発行して中央銀行から通貨の融資を受けなくてはならない。
アメリカも欧州諸国も潜在的財政破綻状態だから、軍拡予算を確保するには債務上限増の議会承認が必要であるが、与野党の政争の具にされ一筋縄にはいかない。


東陣営の中国やロシアの中央銀行は国家の一部門である為、通貨は必要に応じて発行出来るので軍拡予算は無制限に増額出来る。
いかなる戦争も争いも「カネがモノを言う」!
軍拡競争は自由に通貨が発行出来る東陣営の勝ちが決まっている!


米中冷戦を仕掛けたのはアメリカである。
ではアメリカは対中冷戦で負けることが分かっているのに何故仕掛けたのか。
バイデン政権はアメリカの頭脳ではなく手足だから、バイデン政治を見ていても何も見えてこない。
キッシンジャーが背後にいる(私も若干関与している)「アメリカの頭脳」(メジャーシンクタンク)を見なくてはならない。


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