米中冷戦、ウクライナ戦争(実戦)の本質は何か?
誰が、何の為に冷戦や実戦を起こしたのか、それは戦争の結果を見れば本質がわかる。
そして戦争の本質を知ればどちらが勝利するかが分かる。
米中冷戦やウクライナ戦争の結果アメリカと欧州、そして中国とロシアの軍事費が増大化している。
東西陣営の軍拡競争続行である。
西側陣営、東側陣営を問わず、軍事予算と福祉予算は優先権があり、財源がなければ国債(借金)で賄わなくてはならない。
アメリカをはじめ欧州諸国の通貨発行権は、国家から完全に分離独立した中央銀行に握られている。
アメリカの中央銀行はFRB(連邦準備理事会=12地域の株式会社連邦銀行の集合体)である。
国家に軍拡の為の財源がなければ国債を発行して中央銀行から通貨の融資を受けなくてはならない。
アメリカも欧州諸国も潜在的財政破綻状態だから、軍拡予算を確保するには債務上限増の議会承認が必要であるが、与野党の政争の具にされ一筋縄にはいかない。
東陣営の中国やロシアの中央銀行は国家の一部門である為、通貨は必要に応じて発行出来るので軍拡予算は無制限に増額出来る。
いかなる戦争も争いも「カネがモノを言う」!
軍拡競争は自由に通貨が発行出来る東陣営の勝ちが決まっている!
米中冷戦を仕掛けたのはアメリカである。
ではアメリカは対中冷戦で負けることが分かっているのに何故仕掛けたのか。
バイデン政権はアメリカの頭脳ではなく手足だから、バイデン政治を見ていても何も見えてこない。
キッシンジャーが背後にいる(私も若干関与している)「アメリカの頭脳」(メジャーシンクタンク)を見なくてはならない。
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