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徽宗皇帝のブログ

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医療改革への提言
私の思考の根本にあるのは、デカルトではないが、すべてを疑えということである。特に世の中の定説・常識・専門家の発言を私はほとんど信じていない。それらの大半は、私の場合、より信じられる説が出てくるまでの仮説として利用しているだけである。ビッグ・バン説、膨張宇宙論、進化論など、現在の科学の「定説」など、天動説と同レベルの話だとしか思っていない。そのうち地動説のような説によってひっくり返され、「あの頃はあんな馬鹿なことをみんな信じていたんだそうだぜ」と後世の連中から馬鹿にされるのがオチではないかと思っている。

以上は前置きだが、医学についての私の考えを書こう。私の考えは次の通りだ。
① 医者になるのに平均以上の頭のよさは必要ない。つまり、現在の大学医学部は必要以上に入学が難しすぎる。
② 大学の医学部を理系とするのは間違いである。医者には数学、物理などの知識は必要ない。臨床医になるなら、化学、生物も本当は不要である。臨床医には実地医療に必要な知識さえあればいいのであり、医学研究者だけが化学、生物の勉強をすればいいのである。車やパソコンの運転・操作をするのには機械の構造など知らなくてもいいのである。
③ 医療崩壊の真の原因は健康保険制度の欠陥にある。
④ 難病は治療する必要はない。現在の医学水準で直せない病気を「治療」することで金を取るのは詐欺である。
⑤ 高齢者には癌治療の必要はない。癌のほとんどは老化現象の一つと考えるべきである。
⑥ 患者が望めば安楽死ができるように法整備をするべきである。
⑦ 治癒不可能な病気に対してはペインクリニックを中心にするべきであり、そのためには医療における麻薬使用の制限を大幅に解除すべきである。
⑧ 医療はもともとリスキーなものであり、医療に対する過度な訴訟は医療を不可能にするものであるから、医療訴訟が不当な場合は逆に原告に対し、名誉毀損罪や誣告罪などが即座に適用されるべきである。
⑨ 厚生労働省の医療への過度な干渉により医療が瀕死状態にあることに鑑みて、現在の「官僚の医療支配」を改善する方策を立てる必要がある。

これらの中には極論もあるが、現在の医療状況を改善することは、結局は国民全体のためにもなるはずだ。(現在、多くの県で産婦人科が消滅している地域がある。これなど、医療崩壊の身近な例である。)もちろん、健康保険制度によって日本の医療福祉が守られてきたという事実は大きいのだから、その長所は残したままで、欠陥を改善していけばいいということだ。

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