「スロウ忍ブログ」から転載。
その中の引用記事は「赤旗」からのようである。「赤旗」クン、グッジョブ!
こういう記事が他の大手マスコミに出るかどうか見ものである。
赤旗記事中に、連合の古賀会長が国家戦略会議のメンバーに入っている、と書かれているが、あきれた話だ。労働組合の元締めが労働者いじめの企画会議に入っているのだから、この国では労働者を守る存在など存在しない。自分の身は自分で守るしかないのだから、気の弱い人間は苦境に追い込まれたら自殺するしかないだろう。それが毎年の自殺者3万人(死因不明で、自殺と推定されるのはその数倍)のかなりな割合を占めているはずだ。
そしてビジネス誌やネットのビジネス記事では、この惨憺たる闘争世界でいかに生き抜くか、とか、自分のビジネススキルを高めて競争に勝つ、という話ばかりである。
世をあげて新自由主義思想を布教し、正当化しているわけだ。
新自由主義の世界とはすなわち弱肉強食の闘争世界であり、しかも「持っている者」(今風の「持っている」ではなく、富裕者や社会の上位者のことだ)が最初から有利な不平等競争の世界なのである。その世界では優しさも他人への同情も自らを不利にする方向にしか働かない。人間は何万年もかかって文明を築き上げたつもりが、気がついたら動物の世界に戻っていたわけだ。
昔、「さよなら人類」という歌があったが、月に降り立った人類が「ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ」というわけである。
(以下引用)
2012年7月23日月曜日
野田政権が“有期雇用”を「雇用の基本」とする方針へと転換。予想通りの小泉改革路線。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/07/blog-post_23.html
政府の国家戦略会議が“有期雇用”を「雇用の基本」とする方向へ転換しようとしているとのことである。
自公カルト保守コピーの野田政権は、“労働”政策についても“小泉改革”を忠実にトレースしようとしている様である。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-23/2012072301_02_1.html
2012年7月23日(月)
雇用 「有期を基本」に
野田政権が使い捨てへ大転換
国家戦略会議分科会報告書
民主党・野田政権が、低賃金で不安定な働き方が問題になっている有期雇用を「雇用の基本」とする方向に転換しようとしています。政府の国家戦略会議フロンティア分科会が6日、野田首相に提出した報告書に盛り込まれています。正社員を切って有期雇用に置き換える雇用破壊に拍車をかけ、貧困と格差をさらに深刻にさせると懸念されます。
「共創の国づくり」をビジョンとしたフロンティア分科会報告は、2050年の日本の「あるべき姿」を描き、当面、2025年までの方向性を“提言”しています。このなかで「人材戦略」として「企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備する」とし、40歳や50歳での定年制の採用などと合わせて、「有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかる」とのべています。
これを具体化する「部会報告」のなかに「有期を基本とした雇用や金銭解雇ルールの明確化」という項目があり、「これからは、期限の定めのない雇用契約を正規とするのではなく、有期を基本とした雇用契約とすべきである」と明記しています。さらに「希望者による(出向ではない)他省庁への移籍や金銭解雇、積極的な中途採用を、まずは公務員から始め、民間企業に広げていくというのも一つの方策であろう」とのべています。
報告書は11日の国家戦略会議で確認されました。
民主党は前回の総選挙のマニフェスト(INDEX2009)で「期間の定めのない無期雇用、直接雇用を雇用の基本原則と位置づけ」ると、国民に約束しています。野田政権は、消費税増税を推進するなどマニフェストを次々に投げ捨てていますが、雇用政策でも正社員雇用を基本とする立場を投げ捨て、使い捨て自由への大転換をはかろうとしています。国家戦略会議には、労働組合の連合から古賀伸明会長がメンバーになっています。
何度も言うが、野田政権というのは、民主党の皮を被った自公カルト保守政権なのである。松下政経塾系議員に乗っ取られた今の民主党は、既に自公政権と何ら違いは無い。
自民党や公明党、維新の会、みんなの党、そして今の国民新党や民主党を乗っ取った“カルト保守勢力”というのは、官僚組織や経団連の犬であり、軍産複合体(シオニスト勢力)の下僕でもあるのだ。
要するに此奴等は、国民からすれば“敵”以外の何者でも無いのである。此奴等が国民の為になる政策など実行する訳が無いのだ。何故なら“国民の不利益”こそが“彼等の利益”だからである。
小泉政権というカルト保守政権に痛い目に合わされた日本国民は、民主党政権へと政権交代させて“国民の生活”を重視する政治を望んだにも関わらず、またしても同じ傀儡廻が操る野田政権に痛い目に合わされようとしている。
だが、其の責任は残念ながら、カルト保守勢力が操るマスゴミにまんまと騙されて小沢一郎を追い込んだり、鳩山由紀夫を批判したりした我々国民側に在るのである。
今後、我々国民がカルト保守政権の横暴を食い止める方法は唯一つ、次の選挙でカルト保守の臭いが少しでもするような議員を悉(ことごと)く落選させ、松下政経塾系議員の様に党を超えて結び付くカルト保守系議員の復活の芽を確実に摘んでおくことである。
残念ながら其れまでは野田政権のやりたい放題が続くだろう。
野田政権や自公等のカルト保守勢力も次が無いことを分かっている筈なので、今のうちに談合して、自棄糞(やけくそ)状態で何発も最後っ屁(売国政策)をかまして遁走(とんずら)するだろうな。
今回の「有期雇用」を推進する方針も言うまでもなく、奴等の最後っ屁の一つなわけである。
その中の引用記事は「赤旗」からのようである。「赤旗」クン、グッジョブ!
こういう記事が他の大手マスコミに出るかどうか見ものである。
赤旗記事中に、連合の古賀会長が国家戦略会議のメンバーに入っている、と書かれているが、あきれた話だ。労働組合の元締めが労働者いじめの企画会議に入っているのだから、この国では労働者を守る存在など存在しない。自分の身は自分で守るしかないのだから、気の弱い人間は苦境に追い込まれたら自殺するしかないだろう。それが毎年の自殺者3万人(死因不明で、自殺と推定されるのはその数倍)のかなりな割合を占めているはずだ。
そしてビジネス誌やネットのビジネス記事では、この惨憺たる闘争世界でいかに生き抜くか、とか、自分のビジネススキルを高めて競争に勝つ、という話ばかりである。
世をあげて新自由主義思想を布教し、正当化しているわけだ。
新自由主義の世界とはすなわち弱肉強食の闘争世界であり、しかも「持っている者」(今風の「持っている」ではなく、富裕者や社会の上位者のことだ)が最初から有利な不平等競争の世界なのである。その世界では優しさも他人への同情も自らを不利にする方向にしか働かない。人間は何万年もかかって文明を築き上げたつもりが、気がついたら動物の世界に戻っていたわけだ。
昔、「さよなら人類」という歌があったが、月に降り立った人類が「ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ」というわけである。
(以下引用)
2012年7月23日月曜日
野田政権が“有期雇用”を「雇用の基本」とする方針へと転換。予想通りの小泉改革路線。
http://surouninja.blogspot.jp/2012/07/blog-post_23.html
政府の国家戦略会議が“有期雇用”を「雇用の基本」とする方向へ転換しようとしているとのことである。
自公カルト保守コピーの野田政権は、“労働”政策についても“小泉改革”を忠実にトレースしようとしている様である。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-07-23/2012072301_02_1.html
2012年7月23日(月)
雇用 「有期を基本」に
野田政権が使い捨てへ大転換
国家戦略会議分科会報告書
民主党・野田政権が、低賃金で不安定な働き方が問題になっている有期雇用を「雇用の基本」とする方向に転換しようとしています。政府の国家戦略会議フロンティア分科会が6日、野田首相に提出した報告書に盛り込まれています。正社員を切って有期雇用に置き換える雇用破壊に拍車をかけ、貧困と格差をさらに深刻にさせると懸念されます。
「共創の国づくり」をビジョンとしたフロンティア分科会報告は、2050年の日本の「あるべき姿」を描き、当面、2025年までの方向性を“提言”しています。このなかで「人材戦略」として「企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備する」とし、40歳や50歳での定年制の採用などと合わせて、「有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかる」とのべています。
これを具体化する「部会報告」のなかに「有期を基本とした雇用や金銭解雇ルールの明確化」という項目があり、「これからは、期限の定めのない雇用契約を正規とするのではなく、有期を基本とした雇用契約とすべきである」と明記しています。さらに「希望者による(出向ではない)他省庁への移籍や金銭解雇、積極的な中途採用を、まずは公務員から始め、民間企業に広げていくというのも一つの方策であろう」とのべています。
報告書は11日の国家戦略会議で確認されました。
民主党は前回の総選挙のマニフェスト(INDEX2009)で「期間の定めのない無期雇用、直接雇用を雇用の基本原則と位置づけ」ると、国民に約束しています。野田政権は、消費税増税を推進するなどマニフェストを次々に投げ捨てていますが、雇用政策でも正社員雇用を基本とする立場を投げ捨て、使い捨て自由への大転換をはかろうとしています。国家戦略会議には、労働組合の連合から古賀伸明会長がメンバーになっています。
何度も言うが、野田政権というのは、民主党の皮を被った自公カルト保守政権なのである。松下政経塾系議員に乗っ取られた今の民主党は、既に自公政権と何ら違いは無い。
自民党や公明党、維新の会、みんなの党、そして今の国民新党や民主党を乗っ取った“カルト保守勢力”というのは、官僚組織や経団連の犬であり、軍産複合体(シオニスト勢力)の下僕でもあるのだ。
要するに此奴等は、国民からすれば“敵”以外の何者でも無いのである。此奴等が国民の為になる政策など実行する訳が無いのだ。何故なら“国民の不利益”こそが“彼等の利益”だからである。
小泉政権というカルト保守政権に痛い目に合わされた日本国民は、民主党政権へと政権交代させて“国民の生活”を重視する政治を望んだにも関わらず、またしても同じ傀儡廻が操る野田政権に痛い目に合わされようとしている。
だが、其の責任は残念ながら、カルト保守勢力が操るマスゴミにまんまと騙されて小沢一郎を追い込んだり、鳩山由紀夫を批判したりした我々国民側に在るのである。
今後、我々国民がカルト保守政権の横暴を食い止める方法は唯一つ、次の選挙でカルト保守の臭いが少しでもするような議員を悉(ことごと)く落選させ、松下政経塾系議員の様に党を超えて結び付くカルト保守系議員の復活の芽を確実に摘んでおくことである。
残念ながら其れまでは野田政権のやりたい放題が続くだろう。
野田政権や自公等のカルト保守勢力も次が無いことを分かっている筈なので、今のうちに談合して、自棄糞(やけくそ)状態で何発も最後っ屁(売国政策)をかまして遁走(とんずら)するだろうな。
今回の「有期雇用」を推進する方針も言うまでもなく、奴等の最後っ屁の一つなわけである。
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