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徽宗皇帝のブログ

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官僚支配
今日はあまり気力が無いので、三連続になるが、今日のメニューは「独りファシズム」の過去記事からの転載。この人は、現代日本の大賢者の一人のようだ。以下に転載する記事は、自民党が下野した昨年夏の時点での予測だが、官僚による国家コントロールの成り行きを見事に読んでいる。我々凡人は政治の表舞台にしか目がいかないが、真の政治はその裏で、官僚の手によって行われているということだ。ついでながら、ブログも本も、時には過去のものを読み返すとよい。時間の経過によって真実や本物の価値が洗い出されるということもあるのだから。


(以下引用)


ソ連も(( ;゚Д゚)))ガクブル 
2009/08/23 20:55

自民党の下野は確定として、関心があるのは実質的にこの国を動かしてる官僚が次にどんな支配構造を策定してるか、つうことですね。特別会計230兆円、特殊法人債務400兆円、天下り補助金年間12兆円と、従来のまま「官」の権益を放置しとくと民主が与党になったところで、時系列的に国家が破綻するのは確定なわけです。ま、連中は東大出の頭脳集団ですから、自民党崩壊なんてのは数年前からとっくに想定済みで、それにあわせ水面下で利権調整を着々とやってんでしょうけど。

ロシアなんかも、アフガン侵攻あたりから共産党官僚はソビエト崩壊を既に予見して、国家資産の海外移転や私物化を進め、崩壊後はオルガリヒ(新興財閥)として莫大な富と権力を手にしたわけです。が、日本の官僚ってのはまた桁違いにエゲツないです。なんせ、20年以上にわたり、1次、2次、3次「大全総」という「10ヵ年公共事業計画」を続け、毎年50兆円を土建にぶち込む「計画経済」で政治屋とともに利権を貪り、その上、実質の国家予算(特会)すら国民に非公開という旧ソ連も(( ;゚Д゚)))ガクブルの官僚統制国家を連綿と築いてきたわけですよ。

ここらへんをガチで突っ込むと、石井議員みたい簡単に殺されるわけです。警察官僚どころか検察までお仲間なわけですから、殺人だろうが痴漢の冤罪だろうが、利権に触れる輩を葬るのは蚊をプチっと潰す程度のもんで..。つうわけで、民主が政権奪取しても、140年続く官僚支配構造を打破するのは無理。愚民の手前、双方の面目を保てる程度、どこらへんで「手打ち」にできるか、ってくらいのもんです。天下りの撤廃と特殊法人の統廃合、国家予算の一元化くらいでもできりゃ、それだけで合格でしょうな。






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