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徽宗皇帝のブログ

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新生自民と国家社会主義
新コロ問題に関しては「ネットゲリラ」氏もその常連読者陣も愚劣だとしか思わないが、政治に関しては、かなりベテランの政治ワッチャーもいるようで、tanuki氏などが下のコメントで書いているのはかなり優れた見識だと思う。
まあ、「国家社会主義」というと、すぐにナチスを持ち出す馬鹿が出て来ると思うが、近代政府という存在そのものが本来的には国家社会主義のための存在だとも言える。つまり、国民から税金を徴収して、それを「平等な」国家経営に使うのは、まさに社会主義だと言えるわけである。だから、アメリカの富豪は「小さな政府」を求め、貧困者への福祉政策や福祉制度を批判するのである。新自由主義とは「超富豪」の思想なのだ。
富裕層が肥え太ると政治を私物化し、国民の格差はどんどん広がる。国民全体のためにそれにブレーキをかけるのが優れた政治である。

(以下「ネットゲリラ」常連コメント欄から転載)赤字部分は徽宗による強調



アタシの選挙結果の見立ては潜在保守票のボリューム次第ということになるでしょうなあ。これは複数の選挙予測もそのブレで変わってきている。


どなたかも別スレで書いていたが、長らく政界地図は与野党を分断する保守対リベラルが捻じくれて投票行動がおかしくなってたんですなあ。
本来ネオリベ含むリベラル票は革新に向かうはずなのに、自民党をぶっ壊す派に流れたり(小泉大勝)それに対する保守層の拒否反応が野党支持に流れたり(民主党大勝)してふらついてきた。



対立軸が自民保守対野党リベラルという構図になればその捻じくれは解消するんだが、自民党は総裁選でいい具合に保守色で決着。野党はリベラルで一応統一取れたんで、まあいい意味での二極対立軸ができたんですな。
どちらが勝つかは(まあ結局自民が勝つだろうが)まだわからんが、選挙結果で保守層とリベラル層のどちらがサイレントマジョリティーか、ノイジーマイノリティーかがはっきりするだろう。


で、アタシは実はノイジーマイノリティーはリベラルの方ではないかと疑っている。あれだけトンキンマスゴミの旗指し物で上げに上げた河野敗退をみてそう思ったんですな。自民内ネオリベの旗手進次郎が無役で放逐され、一方福田達夫が若手の旗手に入れ替わったことをみても自民内の強固な保守化は間違いないだろう。これが吉と出るか凶と出るかは選挙で明らかになりますな。少なくとも岸田は高市を政調会長につけて自民公約書かせた時点で保守強化に乗り出したのは間違いない。


さて、これを見て慌ててるのは実はリベラルの革を被ったネオリベ層なんですな。口先で民主的なリベラル、本音は既得権で悪どく設けるネオリベ層の総代表として三木谷が自民公約を社会主義だと噛み付いていたが、まあ高市が公約書いた時点で自民が新自由主義を切り捨て国家社会主義に回帰したのを正確に把握はしてますな。
これで今までのように新自由主義者が自民に背乗りできなくなった。
自民党の次回の得票数は従来の票数から新自由主義票をマイナスして野党に流れていたり棄権されてきた保守票をどれだけ回収できるかということになるでしょうな。


さて、この国家社会主義なんだがここでも岸だとか佐藤だとか大陸閥を下げおろしているが、日本の高度経済成長は保守をかぶった満州の残党=国家社会主義者たち(大陸閥)がやったことは間違いないですな。経済企画庁=満州国総務庁=企画院という計画統制経済体制が機能していた時代の日本は無敵だった。


ところがいつの間にか経済企画が自由主義と規制緩和で反故にされ、大蔵金融庁が国家の舵取りをおこなうようになって日本はおかしくなったんですなあ。
このあたり、矢野があわてて論文書いたのも自民の変化に気づいたからですなあ。すべて符合しておるわけです。
まあいずれにせよ選挙結果ですべて決着するだろうが、アタシは新自由主義の完全放逐を望んでますな。三木谷なんか本来獄に落とすべき人物だ。


そうそうちなみに、世界で経済成長している国は中国ほどあからさまでなくとも国家社会主義(統制・計画経済体制)を取り入れた国だけですな。
なんとアメリカでさえそうですな。
日本が護送船団方式を捨てたときにアメリカは商務省を始めとして密かに護送船団方式を取り入れた。だからこその半導体復活であり、IT覇権が成立したことを脳足りんの日本人は気づいていない。
そしてその最大の理由は、トンキンマスゴミの腐敗による国家理性の劣化が大きいでしょうな。まあそれも電波オークションで変わってくるだろう。


アタシは今回の選挙で国民が覚醒すれば自民は大勝するんじゃないかと思っているしそれを祈りますな。


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