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徽宗皇帝のブログ

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日本の若者の「市販薬の麻薬的使用」の広がり
「BrainDead World 」からの転載。「医療・健康」関係の記事なので「酔生夢人」ブログに載せるべきかもしれないが、これは社会問題の面が大きいのでこちらに載せる。
解熱剤などというのは「使うほうが馬鹿」(体が必要があって熱発しているのに、その邪魔をする馬鹿)としか私は思っていないのだが、喘息薬は私には必需品なので、購買困難になると困るのである。麻薬代わりに使う馬鹿は死んでほしい。いや、たくさん死んでいるが、そのために一般人が喘息薬を購買困難になるのは困る。
ついでに言うと、喘息薬は服用が習慣化すると、喘息自体も習慣化するようだ。つまり、我慢できる限りは我慢していると「喘息体質」が軽快化するように思う。まあ、薬はすべて何かの害はあると思うべきだろう。


(以下引用)

[高校生の60人に1人が市販薬のオーバードーズの経験あり]という弁護士ドットコムの記事


 


記事からの抜粋です。



市販薬120錠飲み、搬送された少女 若者の間で広がる「オーバードーズ」の実態

弁護士ドットコム 2023/06/15


高校生の60人に1人が市販薬乱用経験あり


国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の嶋根卓也室長は、2021〜2022年に全国の高校生をランダムに抽出。


80校の4万4613人から有効回答を得た。


結果から、60人に1人つまり2クラスに1人の割合で、市販薬の乱用経験者がいるという実態がわかった。また、市販薬乱用の経験率(推計値)は大麻など違法薬物に比べて大幅に高いこともうかがえた。



嶋根氏は、家庭や学校に居場所がないなどの「社会的孤立」が共通していると指摘する。


「市販薬の乱用問題は、助けてと言えずにいる子どもたちの叫びです。大麻や覚醒剤の違法薬物と決定的に違うのは、SNSなどを通じて方法を知り、簡単に手に入ること。孤立状態にある若者たちの存在に気づき、声をかけ、適切な支援につないでいくことが必要です」


救急医「自死の手段として使われている」


救急の現場でも、深刻な事態が現れている。


救急医療に携わり、中毒や精神医学を専門とする埼玉医科大の上條吉人医師が首都圏の3病院を調べたところ、2018年と2020年で比較すると市販薬のODによる搬送数は倍増。同大でも近年は10代の搬送が相次いでおり、6割が市販薬のODだという。


2013年以降、多いのはカフェイン中毒で、眠気・だるさ防止のエスタロンモカ錠の大量摂取が目立つ。「嘔吐し続けたり、イライラしてじっとしていられなかったり、興奮して運ばれてきます。不整脈になって心拍が止まることもあります」


「エスタロンモカをODした16歳の女子高生は、ここに搬送される前に心肺停止に至って亡くなりました。カフェイン中毒は、ちゃんと血液浄化できれば助かる可能性が高いので残念です」


また、咳止め薬メジコンに含有されるデキストロメトルファンは、麻酔薬のケタミンと似たような作用をする場合があり、解離症状を引き起こすという。今ここにいる感覚や現実感がなくなるような状態となり、「ゾンビのような歩行をすることがあります」(上條医師)。


たとえ心拍が再開しても低酸素脳症で死亡したり、脳に障害が残ったりした症例もある。また、メジコンのODでは2022年に池袋のホテルで複数人でODしていた中、30代の女性が亡くなった。他にも解熱剤のカロナールは、肝不全で移植が必要になる可能性があるという。




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