「世に倦む日々」ブログ記事だが、まさに日本が今「戦争突入」の瀬戸際にあることを明確に説明している、論理的な文章である。そして、そのことに(私も含めて)日本人のほとんどはまったく切実感を持っていないというのが、まさに最大の問題なのである。
「岸田総理のNATO会議参加」ということを谷間の百合さんが非常に憂いていたが、この「世に倦む日々」ブログ記事を読むと、その懸念が実に的を射たものであることが分かる。
なぜ日本人が真面目に自国の戦争可能性を心配しないのか、ということは大衆心理学的に真剣に考察する意義があると思う。
要は、「毎日の生活と貧苦の疲れ」で、「すべてどうでもいい」という気持ちになっているのではないか。むしろ戦争で現在の社会のすべてが破壊されることすら期待する「自死念慮」さえあると私は見ている。現在の貧困は昭和前期の貧困と比べると大きな違いがあるが、「先行きに期待が持てない」という点は同じだろう。今の日本の先行きに、何の期待が持てるというのか。そして、そういう社会を作ってきたのは誰か。国民自身の責任だというのは簡単だが、それは「責任政党」つまり、長年日本をリードしてきた自公政権ではないか。
(以下引用)下手をしたら、日本の戦争と滅亡の前に書かれた最後の警世の文章として後世に残るかもしれない。それほど真剣で誠実で理性的な文章である。
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