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徽宗皇帝のブログ

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現代の「帝国主義同盟」
昨日の「櫻井ジャーナル」記事で、当初考えたより保存価値がたかい記事かと思うので、メモとして残しておく。特に、「フーシ派攻撃」軍事同盟の国々の名前が書かれているのは貴重だ。つまり、これらが「現代の帝国主義同盟(英米属国が大半)」というわけだ。日本に憲法9条が無ければ(あるいは緊急事態法が成立していたら)その中に日本も入っていただろう
念のために言えば、帝国主義とは「強盗主義」「海賊主義」である。

(以下引用)赤字は徽宗による強調。

2024.01.13

 
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 イスラエル軍はパレスチナで住民を虐殺している。ガザで殺された住民や2万数千人以上、そのうち4割は子ども、女性を含めると7割に達するという。世界的に虐殺を非難する声が高まっているが、アメリカやギリスの支援を受けたイスラエルは虐殺を止めそうにない。民族浄化でパレスチナ全域をイスラエル領にしようとしているのだろう。



 そうした中、イエメンのフーシ派はイスラエルへ向かう船舶に対する軍事行動を始めた。イスラエルによるガザでの大量虐殺を阻止、罰するというジェノサイド条約の第1条を実行に移したのだ。



 それに対し、アメリカとイギリスは1月12日未明、イエメンの港湾都市アルフダイダとサヌアを含む同国全土に対する空爆、艦船攻撃、潜水艦攻撃を開始した。トマホーク巡航ミサイルを含む100発以上の精密誘導弾を発射したという。アメリカ空軍のアレクサス・グリンケウィッチ中将によると、アメリカ主導軍が11日夜、イエメン北部にあるフーシ派の拠点16カ所、60以上の標的を攻撃した。



 攻撃には米英のほか、オーストラリア、バーレーン、カナダ、そしてオランダも参加したというが、昨年12月下旬にアメリカが編成したイエメン対策の軍事連合にはアメリカとイギリスのほか、オーストラリア、バーレーン、カナダ、オランダ、フランス、イタリア、ノルウェー、セイシェル、スペイン、ギリシャが参加していた。6カ国が脱落している。



 しかし、こうした攻撃は軍事的に意味がないと言われている。ひとつの理由は、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官がトルコ、ギリシャ、ヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビアの指導者たちに攻撃計画を説明しているため。情報がフーシ派へ伝えられた可能性は高いということだ。事前に避難することができたと見られているからである。



 アメリカとイギリスがイエメンを攻撃したことで、米英両国の船舶は攻撃目標になると推測する人は少なくない。実際、イエメンは米英への報復を誓い、状況によっては地域全体の軍事基地を攻撃の標的にするとしている。



 イエメンが2週間以上攻撃を続けるような事態になった場合、アメリカ主導軍の艦船はミサイルなどを補充するため、紅海を離れなければならなくなるというが、アメリカはウクライナでの戦闘で兵器は枯渇している。



 ガザでの虐殺を止めようとする世界の動きを妨害してきたアメリカやイギリスがイエメンを攻撃、この両国が虐殺に関してイスラエルと同罪だということを世界へ示し、「ルールに基づく秩序」の本質を示すことになった。そのルールは帝国主義体制を維持することが目的なのだ。



 今後、ヒズボラがペルシャ湾を封鎖する可能性も高まってきた。そのヒズボラはすでにレバノンでイスラエルへの攻撃を始めている。バイデン政権はヒズボラとの戦闘からイラン攻撃へと進むつもりかもしれない。


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