コメント内容はネット右翼的なものが多い。だいたい、ネット掲示板で実名らしき名前でコメントをする「一般人」は、なぜか右翼的な人間が多いところが奇妙である。それが本当に実名なら、つまり、日本では自分が右翼であることを公表しても害されることは無い、あるいはむしろ益がある、ということを示しているのだろう。
例として下記記事へのmsnコメントも載せるが、こうした右翼的発言が堂々と出てくるのは、今の日本は本当に一般人がかなり右傾化しているということかもしれない。山本太郎の天皇への直訴を「不敬」行為だなど、戦前戦中の日本か、と思われるような発言である。
数多くのネット発言を見ると、右翼(偽装右翼と言うべきか)はなぜかほとんどが「原発推進派」であるのも興味深い。
それはともかく、「生活の党」が政党要件を満たして政党助成金(交付金)を受け取れるのはめでたい。これは政党活動のための金であり、個人の懐に入るわけではないのに、これを非難する人間の気が知れない。まあ、ただの馬鹿である。あるいはただ、嫉妬深く狭量なだけか、あるいは自民党ネット工作員だろう。いずれにしても、本人たちがこのコメントで恥をさらしているだけである。
仮に、すべての政治家を否定するのなら、どこか未開の土地にでも行き、政治とは無縁の世界で生きるしかないだろう。自民党だけは肯定するのなら、一党独裁の肯定、民主主義の否定である。
(以下引用)
生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ
先の衆院選で政党要件を失った生活の党は26日、新たに無所属の山本太郎参院議員を加え5人となった。総務省に同日、政治資金規正法に基づく政治団体の届け出を行い、再び「国会議員5人以上」の政党要件を満たし、来年の政党交付金を受け取ることができるようになった。
党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。代表は小沢一郎氏が引き続き務める。生活は衆院選の当選者が小沢氏ら2人にとどまり、「比例代表の得票率2%以上」の条件も満たせずに政党要件を失っていた。
- 伊藤 裕宣 · トップコメント投稿者恥も外聞もなくまだやるの?なにこれ、この名前???ど
んな事やっても国会議員5人以上の政党要件を満たして我 々の税金取りたいのか、、あの世まで金持っていくのか?
疲れるなー虚脱感100%ですなー
(徽宗追記)「阿修羅」に山本太郎が自分のブログに書いてあった手記が掲載されていたので、転載しておく。いい内容である。山本太郎は「志」のある希少かつ貴重な政治家の一人だと思う。小沢一郎の経験値と山本太郎の新しい感覚がミックスされたら、この新政党(名前はひどいと私は思うのだがw)は面白い政党になるのではないか。無所属議員はもとより、他の政党からもどんどん引き抜いて、党勢を拡大していけばいい。かつての山本太郎の新党「今はひとり」は、これから同志が増える、という宣言でもあったわけだから、まずその第一歩を踏み出したわけだ。めでたいことである。小沢一郎も「党議拘束をしない」自由な政党を作るという点に同意しているのだろうから、仲間も増える可能性は高いと思う。
ぜひ、ネット世界の賢人たちを参謀に迎え、大マスコミ全体が敵に回っても勝てるような政党を作ってもらいたい。
(以下引用)赤字部分は徽宗による強調。
山本太郎オフィシャルブログ
「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」
2014-12-26 20:29:48
野良犬を保護
今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。
いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)
来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、
制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、
との事です。
この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。
詳細はその時までお待ち下さい。
☆☆☆☆☆☆
新党を結成する事になった。
無所属だから応援していたのに、と言う方。
ごめんなさい。
一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。
政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、
委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、
政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、
などでもぶつけていきたい。
圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。
悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。
僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、
結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。
今までの政党の持つイメージを変えていきたい。
誰の為の政治を行うのか。
政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。
国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう
市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。
全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、
新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を
学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。
まずは、お知らせまで。
詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11969400655.html
(さらに追記)「阿修羅」に、山本太郎生活の党入党へのコメントがたくさんあったが、その中で下のコメントが私の考えをうまく代弁しているようなコメントなので、これも転載しておく。(赤字は徽宗による強調。)山本太郎の入党はこれまでのマスコミの小沢ネガキャンに対する「毒消し」として働くのではないか。たった5人の政党だが、話題性は大きく、政界再編の新しい芽になりそうな予感がする。共産党は、この新党との協働、社民党は合同を考えるべきではないか。
99. 2014年12月27日 09:16:41 : COn9wvTutY
早速Twitterなどでは、党名がふざけているだの、政党助成金欲しさというバッシングのオンパレードですね。
きっとマスコミもこらから同じようなネガキャンに励むのでしょうが、それを跳ね返すだけの強力なインパクトがあります。
素晴らしい党名だし、党名云々よりも安倍政権のやっている事の方がよっぽどふざけている。
口下手な小沢氏にとって発信力のある山本太郎氏は強力なスポークスマンになると思われる。
今後、マスコミがネガキャンを張れば張る程、逆に国民の覚醒を促進して小沢氏への誤解も急速に晴れて行くことでしょう。
この新党には党議拘束など制限が掛けられる事も無く大家族を目指してゆくとの事。
この新党に民意が集中すれば、そこに引き寄せられるようにして民主、維新などからも悪徳議員ではない国民目線の優良な政治家が引き寄せられていく事でしょう。
自公政権に取って変われる強力な受け皿の苗木が出来たので後は我々国民が支持して応援するだけ。
批判も恐れず弱小政党合流への決断をした山本太郎氏の勇気ある行動に感謝せずにはいられない。
批判を恐れて行動と決断出来ずに動けない議員も山本太郎氏を見習ってどんどん動いて欲しい。
政党名にも仲間たちと入れているのだから安倍政権を是としない議員はどんどんこの「仲間たち」に加わって頂きたい。
政治が一段と面白くなりました。
あまりに良いニュースだったので思わず連投してしまった。
都民
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