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徽宗皇帝のブログ

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福祉政策としての「公的フードバンク」
かなり長文の記事だが容量の関係で途中のほとんどを省略したので、個々の事業所への取材部分はカットされている。だが、「フードバンク」というものの存在を知り、その可能性や改善点に思いを致すだけでも有益だろう。
記事中の省略部分にあったが、フードバンクの活動によって「有益に」使用された食品、つまり賞味期限切れ食品は、日本全体の廃棄食品の1%にも満たないらしい。いや、0.1%以下だったかもしれない。つまり、それほど膨大な食品が毎日のように廃棄されているわけだ。
で、ここから私の提案だが、何も「フードバンク」などのNPOに頼らなくても、行政の手で、市役所や公民館に「賞味期限切れ食品」を置くようにすればいいのではないか。つまり、生活保護と同様に社会福祉政策の一環として行政の手で行えばいいのである。役所や公民館に来た人が勝手に取っていくようにすればいいし、場合によっては、定価の10分の1くらいのカネは取ってもいいようにも思う。まあ、それをやった場合の問題点は頭のいい人が考えればいい。とにかく、貧困家庭への援助の一環として、そういうのもありだろう、ということだ。
膨大な恵方巻を売らないまま豚の餌にするような罰当たりの企業は目立つが、目に見えないところで多くのコンビニやスーパーが似たようなことをしているのである。


(以下引用)



食品ロスと貧困を救う「フードバンク」は資金不足 持続可能なあり方とは

 

岡山県のスーパー、ハローズから食品を受け取る施設の人たち(撮影:島田幸治)



まだ食べられるにもかかわらず、賞味期限接近などの理由で流通できない食品を、食べ物に困っている人へ届ける活動、または活動を行なう組織のことを「フードバンク」という。支援の多くは無償で行なわれてきた。


しかし、最大手のセカンドハーベスト・ジャパン(東京都台東区。以下2HJ)が、食品を受け取る児童養護施設などの団体に対し、「運営協力費」を要請しているとわかった。運営協力費を求める行為を、無料で仕入れた食品を転売する構図と捉える人もいる。社会的な意義も大きいフードバンクの運営はどうあるべきか。現状を取材した。

(中略)

フードバンク事業はコスト高で無駄が多い活動になっていないか

余っている食品を活用し、必要な人へと渡す手段は、「フードバンク」でない方法でもよいのではないだろうか。倉庫などの固定費がかかるし、保管中に、日本人の多くが「それを過ぎると品質が損なわれる期限」だと誤解している「賞味期限」が近づいてくる。


また、大規模なフードバンクが遠方の地域に食べ物を送り続けると、そのたびに輸送コストがかかる。もったいないものを生かすためにエネルギーをたくさん使うのはもったいない。フードバンクが持続可能であるために必要なことは、支援する量や規模を1つの組織だけで担うのではなく、地域に根ざし、近くから近くへと届ける仕組みづくりではないだろうか。







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