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徽宗皇帝のブログ

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科学者の愚かさ、商売人の強欲、官僚の無責任
「マスコミに載らない海外記事」より記事の一部を転載。
ここで言われているのは原子力についての常識にしかすぎないが、この常識が実は常識になっていないために、世界中で原発が推進され、世界中を破滅の危機にさらしているのである。
原発というとたいそうな技術に聞こえるが、実はただの「湯沸かし技術」だ。つまり、核爆弾で湯沸かしをしようという馬鹿げた発想である。そんなものが安全にコントロールできると思うところが科学者のうぬぼれであり、それで金儲けをしようというのが商売人どもの強欲であり、それにゴーサインを出すのが官僚の無責任さである。


(以下引用)


物理学者で反核活動家の スレンドラ・ガダカル博士は、原子力は、きわめて長期間、環境から隔離しておくことが必要な、莫大な量の毒を生み出す、湯沸かし技術だと表現している。放射性廃棄物として生み出されるプルトニウムの半減期は24,000年だが、原子炉の平均寿命は21年だ。今のところ、安全と証明された放射性廃棄物処理の方法は存在しない。使用済み核燃料は、常に冷却し続ける必要があり、冷却装置が壊れれば、原子力災害になる。まさにこれが福島の第4号炉で起きたのだ。


CO2排出と気候変動で、化石燃料が問題視されたおかげで、原子力エネルギーが、突如として、"きれい"で"安全"とい歌い文句で推進されはじめた。しかし技術として、原子力発電は、もし使用済み燃料を何千年もの間、冷却するためのエネルギーを考慮に入れれば、発電する以上のエネルギーを消費するのだ。

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