野党共闘を「見直す」とは「共産党を切る」ことなのか?
世論の中で野党共闘の「見直し」が増えているという。
「多様性の中の統一(団結・連帯)」というのは、先ほど述べたような幅広さを示すことだ。共産党のような「左」から、中道や保守をカバーする「右」がまでがいるということである。野党共闘が見直され、進化・深化するとすればこの方向だろう。
「立憲共産党」というのは、野党共闘が左がかり過ぎたことへの揶揄であるが、ある意味そうなのだろう。しかし、結論は、「野党共闘をやめる」というのではなく、「野党共闘を右へ伸ばしていく」というのが発展の方向なのだ。
もちろん「見直し」の中には、共産党と手を切れ、という意見としての「見直し」が含まれている。
野党共闘をやめる…? やめる、それはつまり共産党を切れという意味なのだろう。
やめてどうするのか?
そこは単に「いつか来た道」でしかない。
共産党を切って、維新と旧民主党系が連立する世界があるとすれば、何のことはない、民主党+維新=民進党成立の時代である。このときは共産党が「第3の躍進」と自己規定しているほどの増え方をした時で、共産党はその「おいしいポジション」を捨てて野党共闘路線にやってきた。
要するに維新+旧民主党のような発想では「左の受け皿」にはなれないのである。(いやまあ、ひょっとしたらなれるかもしれない。それは相当に思い切った転換があった時だろう)
善意で「共産党を切るしかない」と思っている、その思考の陥穽は、「右と左は一緒になれない」と考えていることだろう。「一致点で共闘し政権を運営する」「不一致点は持ち込まない」ということに想像が及ばないという致命的な弱点を抱えている。
共産党の比例票について
ところで野党共闘(つまり小選挙区での闘い)とは別に、共産党そのものの票(つまり比例代表での争い)については上記の話とは別のことを考える必要がある。野党共闘の話と、一緒に考えてはダメだ。
共産党は、事前に「伸びる」と言われながら、伸びなかった。
特に比例で。
終わってみれば416万票。ほぼ固い支持層が残ったという印象である。共産党は票を伸ばしたが、例えば維新が最終盤それを圧倒的に抜いた…というのではない。
共産党にやってきていた票が「どこかに行った」とみるべきではなかろうか。
どこに行ったのか。
実証的な根拠はないけど、それは「れいわ新選組」と「維新」ではないかと思う。以下は単なる「推測」である。
劇薬を期待する人は、共産から、勢いがあると報道された維新に行った。
「れいわ」は0〜1という予想を覆し、4まで行った(諸事情で3になったが)。共産党が伸びるというアナウンスのもとでそちらに行った。短期的には。しかし、長期的には「消費税廃止」「障害者の党」というようなラジカルなイメージを「れいわ」が持つようになって、それは共産党のかつてのイメージの一部にダブっている。つまり共産党に行くと思われていた票は「れいわ」に行ったのではないか、というのがぼくの「推測」である。
といって、共産党側は「れいわはけしからん!」として「れいわ」批判をする必要などはない。実際に「れいわ」はけしからんことをしたわけでもなんでもない。
他方で、共産党は立憲民主党とイメージが被っている。「別に立憲でいいやん」という具合になる。
共産党としてのブランド力を出す戦略を考えた方がいいということだ。
今回の総選挙で、共産党が考えていた共産党のイメージの押し出しは「野党共闘に一番熱心で誠実な党」ということだろう。これはそうなのだが、比例をうんと伸ばす力にはならなかったと言えるのではないか。もう少し考える必要がある。
もちろん、比例票を押さえる組織力——共産党の用語でいうところの「自力」が足りないという問題は、これとは別にあるとは思うが、ここではその問題には触れない。
そして、もう一つは、新規顧客の開拓である。
特に、若い世代での共産党の支持をもっと開拓した方がいい。
ここで考え方の整理をしてみたい。
とくに、暮らし、平和の問題とともに、〝気候危機打開〟〝ジェンダー平等〟という新しい世界と日本の大問題を、選挙戦の大きな争点に位置づけて訴えぬいたことは、若い方々を含めてこれまでにない新しい方々への共感を広げる、重要な意義をもつものとなりました。
としている。しかし、先ほど述べたように、日テレの調査では、「気候危機」や「ジェンダー」は若い世代全体の関心から言えば非常に低い。
選挙戦になった時に、若い人に訴える施策として、果たしてジェンダーや気候危機がよかったのかは反省する必要がある。
ただし。
それは「選挙戦になった時」の話である。いわば短期間に、宣伝などで支持を広げなくてはいけない時の話だ。
しかし、もっと日常ではどうだろうか。
共産党の選挙中の実感として、志位和夫も「とくに、暮らし、平和の問題とともに、気候危機打開、ジェンダー平等という新しい世界と日本の大問題を、選挙戦の大きな争点に位置づけて、訴えぬいたことは、若い方々を含めてこれまでにない新しい方々への共感を広げ、重要な意義があったと確信するものです」と言っているが、反応があったのだろう。
これは見方を変えれば、ジェンダーや気候危機といった問題では、自分が運動に飛び込んでくる・行動をするという積極性を持つような若い世代が共産党の訴えに反応してきた、と言える。
むしろ日常的にはこういう人たちに依拠して、気候危機やジェンダーで共産党に信頼を寄せる若い人たちの核をつくっていき、そこから若い人自身が一歩ずつ共産党への若い世代の人たちの支持を広げていくというふうに問題をたてるなら、間違っていないと思う。
なお、共産党は「4つのチェンジ」として、「経済」「気候変動」「ジェンダー」「外交・平和」でのチェンジを訴えたのだが、上記のような有権者の関心のありようからすれば、4分野を柱にして打ち出したこと自体は良かったとしても、実際の演説や訴えの比重としてはもっと考えるべきことがあったと思う。上記の「共産党としてのブランド」を訴えることを加えるとすれば、4分野のすべてを語っていたら、とてもではないが時間はない。候補者の演説を聞いていたが、一部の人については、時々「羅列」のように聞こえる部分があった。
ぼくは、財源(富裕層・大企業への応分の課税)とあわせて、消費税減税を主軸に訴えるべきだと思った。










https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211031/k10013329411000.html
【速報】衆議院選挙2021 開票速報タイムライン
》自民 甘利幹事長 自らの選挙区“落選キャンペーンすごかった”
自民党の甘利幹事長は、ラジオ日本の開票速報番組でみずからが立候補した神奈川13区の情勢について「厳しい。もともとは、もっと強かったが、落選キャンペーンがものすごく『こんなことをしていいのか』というくらいのことをやられた。見るに耐えないキャンペーンや事実上、フェイクニュースをされた。やった方が勝ちということになると、まともな選挙にならない」と述べました。
おまいう…っつうか「反省」の二文字はコイツの長いフェイク頭の中には存在しないのだなぁ…と思いました。
まあ岸田の最初の試練が選挙だったわけだが、無難に済ませたどころか「大変良くできました」というところでしょうな。アベスガ他積年の悪事の下、議席減は最小でその上党内不良分子の処分ができた。
各地の当落いろいろ眺めてると、まあ自民で落ちてる連中は年齢当選回数に関わらず問題抱えたのが多いですな。日本の選挙民はちゃんと見ていて民主主義は健全なような気がしますな。甘利がまあ問題分子筆頭でこれで総裁様に耄碌爺どもは文句言えなくなった。
そういや昨夜の下らん民放選挙特番では、ハシゲ、池上、太田光、梅沢などのネオリベポチが当初は野党バンザイの感動モノやろうとしてたのが、自民が全く負けてないので後半ゲストや議員に八つ当たりしてましたな。
山本もいい迷惑だったろう。
まあ、タカイッチにこういうクズども(小成金のくせに我々一般国民とかほざく)ばかり画面に出すようなトンキンマスゴミは電波オークションでせいぜい電波利権料絞り上げてほしいですな。
改革改革と騒ぐくせに日本の中で改革が最も進んでいないのがトンキンマスゴミ。自民党なんかより遥かに日本の糞溜めですなあ。
朝日新聞デジタル @asahicom
>【速報】選挙区での敗北が確実となり、自民党の甘利明幹事長が辞任の意向を首相に伝えた。
レガシー猫 @legacy_cat
>甘利明 カネを受け取ったのが明るみになっても辞めないのに、選挙に負け党に迷惑を掛けたら直ちに辞任する自民党仕草。議員も辞めちまえよ。
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ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア@HuffPostJapan
>自民党の甘利明幹事長、苦戦の理由は…「全国から落選運動を強烈にやられた」と見解を述べました。ジャーナリストの池上彰さんのインタビュー。どんなやりとりが繰り広げられた?
pheasant M @pheasant_MT
>@HuffPostJapan #UR 斡旋収賄疑惑で有名な #甘利明 氏は、全国から落選運動を強烈に招いたと認識しているのだな。
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青木正美 @aokima33
>小沢さん、辻元さん、喜四郎さん、海江田さんなどが惜敗したのは、立民自身の鮮度が落ちた感じがするというか、連合を切れない枝野さんの限界が見え隠れしているからでは? 市民は共産党の志位さんを信頼しているのに枝野さんがハッキリしない態度に見える。きっとそこから変えないとダメだよね。
HOM55 @HON5437
>国会議事録を調べたら、20年前に甘利明が民主主義を侮辱する発言を発見したのでご紹介します。「多くの自民党の候補者は、投票率が余り上がらない方がいいなということを願いました」「上がり過ぎると無党派層が行動を起こす、そうすると自民党に不利に働く」本当に落選してくれてよかった・・。
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布施祐仁 YujinFuse @yujinfuse
>自民党の現職幹事長の落選は結党以来初めてらしいが、そもそもこの人が幹事長になったこと自体がおかしかったのだと思う。やってることも言ってることも幹事長に相応しいとは到底思えない。落選に内心ホッとしてる自民党議員もかなりいるのでは?
山崎 雅弘 @mas__yamazaki
>自民党への批判票を、維新はごっそり獲った。漁夫の利を得たのは維新だった模様。大阪11区の住民の三分の二は、コロナ対策で吉村知事を評価。え? と他地域の人は驚くかもしれないが、吉村橋下ベッタリの大阪のテレビを観ていれば驚きはない。「大阪は状況最悪なのに吉村さんがんばった」となる。
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鮫島浩 政治ジャーナリスト SAMEJIMA TIMES @SamejimaH
>自民党は立憲が枝野体制のうちは安泰と思っている。マスコミも政権交代が起きず万年野党の枝野体制は安心。だから「立憲は議席増の勢い」と報道し枝野体制を守っている。野党第一党が「政権交代できず」という敗北を率直に認めず議席増で「勝った、勝った」と喜んでいるうちは政権交代は永久に無理だ。枝野代表も政権交代を実現できなかったことについて反省の弁なし。過半数に遠く及ばないのに「多くの選挙区で大接戦に持ち込めた」と、まるで勝利宣言のよう。代表に居座る気満々だ。連合に「お礼」を言う一方、共産やれいわには具体的な言及なし。立憲の皆さん、他の野党の皆さん、これでいいの?
旗本ヒロ @hatamoto_hero
>選挙期間中、ニュースサイト等にアクセスした時に自民党の広告を何度も見させられたけど、2013年のインターネット選挙運動解禁によって個人はダメだけど政党等による有料バナー広告はOKになったので、実質的には資金力豊富な政党ほど有利な制度になってると思う。抜け穴。