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徽宗皇帝のブログ

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心ある自民党員、自民党議員、自民党支持者の「反安倍」決起を望む
「アイデアニュース」から転載。
全国紙などがこの動きを大きく取り上げたら面白いと思う。どんな小さな地方自治体であっても、市議会の20名のうち19名(公明党議員一人を除く)が党派を超えて安保法制反対の組織を作ったということは大きい。
まさに、「オール沖縄」式の共闘体制であり、国家の命運を大きく変えようとする「戦争法案」が成立するか否かの瀬戸際でこのような組織(あるいは「議会宣言」だけでもいい。)がこれから各地に波及していくことは実に望ましいことである。
安倍政権の所業は日本を戦争に巻き込むより以前に、民意の無視、すなわち民主主義の否定であり、憲法の無視、すなわち法治主義(立憲主義)の否定である、という、完全に近代政治の原則を踏みにじる行為である、と誰もが思っている。
そして、それに協力する勢力はただ自分たちが属するグループと自分自身の利益しか考えておらず、そのために平気で国民を犠牲にしようとしていることは明白である。
だからこそ、与党公明党の支持母体である創価学会員の中からも「戦争法案」に反対する者が現れ、自民党支持層の中からも、この「オール庄内」のように「ストップ・ザ・安保法制」の組織が結成される、という事態になってきたわけだ。
「『ストップ・ザ・安保法制』庄内市民の会」会長の小林氏が言うとおり

小泉政権のころから自民党は、本部は、独断的状態になってきた。安倍政権に至っては、ほんとに右傾化をし、そして国民に背を向けてしまった、ということで、我々が変わったわけではない。党本部が変わった

のであり、つまり「今の自民党は昔の自民党ではない」以上、自民党党員や自民党支持者の中から、今の安倍政権の所業への「ノー」を叫ぶ組織が続々と生まれてこなければならないだろう。それでこそ、かつて自民党を支持してきたことは間違いではなかったと子や孫に胸を張れるだろうし、逆に、今「ノー」を言わなければ、未来永劫に亘って「お前たちはあの時、国を滅亡に追いやるグループに加担したのだ」と言われることになるだろう。



(以下引用)

自民・無所属・共産・社民の地方議員、「オール庄原」の反安保法制組織結成

筆者: 橋本正人 更新日: 2015年8月2日

 


自民党の県会議員が会長となり、無所属、共産党、社民党の市議らが参加した「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」が、2015年7月31日、広島県庄原(しょうばら)市で誕生しました。同会には、自民党の県会議員1人と庄原市議20人のうち19人が「個人として」参加しています。広島県北東部の山深い土地に突如として出現した「オール庄原」の安保法制反対組織が意味するものは何なのか。「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」設立集会で、県議・市議らにインタビューしました。


 

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」設立集会であいさつする副会長の堀井秀昭市議会議長=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」設立集会であいさつする副会長の堀井秀昭市議会議長=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人


 

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」に参加した市議会議員(写真奥)と市内の団体役員ら(写真手前・後ろ姿)=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」に参加した市議会議員(写真奥)と市内の団体役員ら(写真手前・後ろ姿)=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人


 

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」が8月10日に開く集会に向けて内容を検討している決議案

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」が8月10日に開く集会に向けて内容を検討している決議案


 


広島県庄原市といえば、亀井静香代議士の出身地。亀井氏は2014年12月14日に行われた衆院議員選挙で、庄原市を含む広島6区に無所属で立候補し、当選しています。亀井代議士は、2015年6月12日、元自民党副総裁の山崎拓氏、元官房長官の武村正義氏、元財務相の藤井裕久氏と4人で会見を開き、安全保障関連法案に反対を表明しています。


 


今回結成された「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」は、広島県会議員で自民党広島県連に所属する小林秀矩氏が会長となって設立されたもので、亀井代議士の影響力の強い地域とはいえ、小林県議は現役の自民県議。自民党県議がなぜ安保法制に反対するのか、亀井静香代議士との関係はどうなのか、「会」設立後の記者会見でたずねました。


 

 


<質問:自民党県議がなぜ安保法制に反対するのか、亀井静香代議士との関係はどうなのか>


 


私は40年間、自民党籍でずっとやってきました。私の規範というのは40年間変わってませんし、政治信条も変わっていません。保守本流を真っ直ぐ歩いてきたと思っていますが、ひるがえって考えると、小泉政権のころから自民党は、本部は、独断的状態になってきた。安倍政権に至っては、ほんとに右傾化をし、そして国民に背を向けてしまった、ということで、我々が変わったわけではない。党本部が変わったという風に認識をしておりまして、そのことは態度で表明をしていきたいという風に思っています。


 


亀井静香先生と私の関係でありますが、当然「亀井党」であります。本来、彼は、先生は、自由民主党だった。小泉郵政改革によって、亀井先生は首をきられた。しかしながら彼は、保守本流であり、ちゃんとした政治家である。私はそう認識をしております。そして、今回の行動については、一切亀井先生と相談はしておりません。ただし、堀井議長と話をする前には、亀井先生にこういう行動をとるということは、秘書の方を通して、亀井先生の方へ伝わっています。以上であります。


 

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」設立集会であいさつする会長の小林秀矩・広島県議会議員=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人

「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」設立集会であいさつする会長の小林秀矩・広島県議会議員=2015年7月31日、撮影:アイデアニュース・橋本正人


 


小林県議は「自民議連を自ら退会はしない」としており、現時点では自民党側からは何も言われていないとのこと。共産党や社民党の市議と一緒に行動することについては、「同じ意志を持った一市民の行動というのが原点にあり、イデオロギーを超えたような状態でやる。(法案は)日本国憲法に抵触するのであり、これ以上の規範はないので、当然、一緒になって考えられると私は思っています」と話しました。


 


設立された「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」は、小林県議が会長となり、庄原市議会議長の堀井秀昭市議(無所属)が副会長、庄原市議会副議長の福山権二市議(社民党)が事務局長をつとめ、他の17人の市議が事務局次長、会計担当、幹事などをつとめています。庄原市議会は、議員定数20で、2013年4月の市議会議員選挙当時の当選議員の党派は、無所属16、共産党2、社民党1、公明党1。今回の「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」には、公明党の市議1人をのぞく19人の議員が「個人」として参加しています。


 


「『ストップ・ザ・安保法制』庄原市民の会」には、議員以外の市民も参加しており、この日の設立集会には庄原市内のさまざまな団体の役員らが出席。各団体の役員らが、堀井議長と同格の副会長に就任する予定で、各団体で人選を進めることになりました。


 


同会は今後、法案に反対する署名活動を行い、8月10日(月)午後7時から、庄原市民会館ホールで法案反対の市民集会を開き、決議を採択することにしています。


 


 


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