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徽宗皇帝のブログ

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鈴木宗男という「知的」政治家
「混沌堂主人雑記(旧題)」所載の「逝きし世の面影」所載の鈴木宗男のツィッターだが、通常のツィッター転載とは違って容量を食わないので転載が楽だ。
鈴木宗男には一定の評価をしていたが、これほど知的で理性的な政治家だとはまったく想像もしていなかった。顔はまったくの百姓顔なので、顔に騙されたwww まあ、目に光があるので、良く見れば知性のある顔だ。ただ、眼光は殺気との区別がつけにくい。
昔の「ムネオハウス」などの事件は、あれは彼を失脚させるためのDS(マスコミ)工作だったのではないか。つまり、ロシアと交渉をする人間は、それがまともであればあるほどDSの敵だ、ということである。最初から「ロシアは絶対的な悪であり、交渉の必要は無い」、とする政治家だけが西側では出世できる。

(以下引用)



鈴木宗男オフィシャルブログ「花に水 人に心」から抜粋
2-22 
ロシアはウクライナの東部2共和国を承認した。ミンスク合意が守られていない現状を見る時、プーチン大統領は戦争を避けるため承認したと受け止める。アメリカはウクライナの首都キエフに侵攻すると挑発しているが、東部2共和国の承認により、ロシアがキエフに侵攻することはないと私は思う。(★注、一部分予測と違っているが、基本的にはすべて鈴木宗男の考えた通りに動いている)
2014年9月5日のミンスク合意を頭に入れず、この合意を破ったのはどちらなのか。冷静に考えるべきだ。
さかのぼれば東西冷戦の終結後、NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大はなしと約束したにもかかわらず、約束を破ったのはどこか。歴史の正しい事実を踏まえて日本は対応しなくてはならない。
2-24 
アメリカバイデン大統領は、ロシアがウクライナ東部のドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の独立を承認し、ロシアが両国の要請により派兵を決めたことに「侵攻の始まり」と述べている。1月中旬からアメリカはロシアのウクライナ侵攻が今でも明日にもあると言ってきた。挑発していたのではないか。
2014年の「ミンスク議定書」、2015年の「第二ミンスク合意」をプーチン大統領が破ったと欧米諸国は激しく非難するが、2019年ゼレンスキー大統領になってこのミンスク合意を拒否きょひしてきたのが事実ではないか。
フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相が「第二ミンスク合意」をもとに、ロシアとウクライナの仲介ちゅうかいをしようとし、プーチン大統領はミンスク合意による解決に同意したが、ゼレンスキー大統領は回答をしなかったことが今回の問題の発端である。

メディアが一方的に、一面的にしか見ていないことは公正ではない

アメリカやイギリスが今後キエフはもとより、全ウクライナにロシアが侵攻すると情報戦を仕掛けているが、プーチン大統領、ラブロフ外相はその意図はないと言っている。(★注、首都キエフや第二の都市ハリコフ直前でロシア軍の進軍停止を「補給が無いから」だとの欧米メディアの主張より、鈴木宗男の「全土占領の意思がない」説の方が説得力がある)
2-25
ロシアがピンポイントでウクライナの軍事施設を攻撃。24日、プーチン大統領は国民向けの演説で「ウクライナ政治を非軍事化及び非ナチス化をめざす」と述べ、ドンバス地域ではジェノサイド(大量殺戮さつりく)が起きているとも指摘。更に自国民を守るためであり「ウクライナの占領は考えていない」と明らかにしている。
ロシアが何故行動を起こしたか。昨年10月23日ゼレンスキーが火遊びのごとく自爆ドローンを親ロ派地域に飛ばし緊張関係を作った。
プーチン大統領はNATO(北大西洋条約機構)の不拡大確約を求めたが、アメリカは真剣に受け止めたであろうか。
自制と対話が必要な時、耳を貸さない、話し合いに乗ってこないとするとロシアとしての価値観が働いてしまう。ウクライナはじめ米欧の国々がどこまで話し合いの重要性を考えていたのだろうか。ここ2カ月、挑発と脅しの話が中心ではなかったか。今必要なのは対話である。
日本政府は今こそロシアとの対話を絶やさないことが国益の観点から大事であることを考えるべきだ。民主主義社会でいろいろな考え、受け止めはあっても良いが、外交は積み重ねであり、事実に基づき相手がある限り信用が必要である。
2-26
昨夜ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアのプーチン大統領に対して「話し合いの席に着きましょう」と呼びかけている。今頃言うのではなく、何故もっと早く言わなかったのか、実行しなかったのかと腹立たしい限りだ。
ゼレンスキーが大統領になってからミンスク合意、停戦合意を履行しなかったことが今日の事態を招いている。3年前から誠意を持って話し合いをすればロシアが動くことはなかった。いわんや10月23日、自爆ドローンを飛ばしたことが緊張関係を増大させた。
一方的にロシアを批判する前に、民主主義、自由主義は約束を守るが基本である。その約束を守らなかったのはどの国で、誰かを何故メディアは報じないのか。公正、公平を言葉にするなら事実関係を広く知らせることも重要ではないか。
2-27
力による主権侵害はあってはならないことは当たり前である。同時に「外交は積み重ねであり約束は守る」が前提であり基本だ。私を批判する人に言いたい。2014年ミンスク合意、2015年ミンスク合意にどこの国が参加し署名しているか。
ゼレンスキーが大統領になってからこの合意を履行しなくなり、今日こんにちの事態を招いたことを良く事実として知るべきではないか。
民主主義は折り合いである。ドイツ、フランスが立会いの下で約束をしたことを守らないトップリーダーが国民を不幸にしている。それが今のウクライナの姿である。
Twitterで私の発信について反応している人は、国際法とは何かを十分わかっているのか。「主権と領土の一体性」を守ることは当然であり、力による現状変更は許されないことは当然であるし、同時に「自決権」の尊重、守ることも国際法で認められていることを良く頭に入れてほしいものである。
2-28
ウクライナ問題で私の発信を正しく受け止めていない人がいるので回答したい。
プーチン大統領が話し合いをしようと言ったのに返事をしなかったのはゼレンスキー大統領です。
私はロシアを擁護していません。歴史の事実を述べているだけです。ウクライナ問題は33年前にさかのぼることを勉強して下さい。
ゼレンスキーがドンバス地域に何をしているか知っているのですか。ミンスク合意を履行しなかったのはゼレンスキーであることを知っているのですか。制裁では解決になりません。
2014年以後、ドンバス地域で14000人亡くなっていることを知っていますか。(★注、知らないで喋っているとすれば単なる愚か者。田中龍作ジャーナルのように知っていて「ロシアが悪い」と言い続けるなら極悪非道のヒトデナシである。今のメディアや有識者は人殺しの手伝いをしている事実に気が付いていないふりで胡麻化していた)
2つの地域には70万人もの人がロシアのパスポートを持ち、ロシアにとって自国民です。昔のフルシチョフもブレジネフもウクライナ出身です。
東西冷戦が終わった時、NATOの東方拡大はしないとアメリカもドイツも約束し、ロシアは信じていたことを覚えておいて下さい。
軍事侵攻させないようにするのが政治の役割です。
外交は積み重ねで約束を守ることです。約束を破ったのはウクライナ側です。話し合いに応じなかったのはゼレンスキーです。間違った情報はいけません。相方話し合って平和的に解決することです。

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