"経済・政治・社会"カテゴリーの記事一覧
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今日の「阿修羅」で拍手ナンバーワンの記事の簡単な紹介。まあ、「阿修羅」を見れば済むことだが、長文の記事は読むのも面倒だから、その興味深い部分だけをダイジェストするのも意味はあるだろう。
私も現在の日本において小沢一郎という政治家は重要な存在だと思っているが、100%信じているというわけでもない。やはり、元自民党ではあるのだから。人相の悪いのは、まあ、映画の悪役俳優には善人が多いという説もあるからOKだとしても、彼の背後にロックフェラーがいるという話もあり、なかなか正体のつかみにくい人物だ。
問題は、今という時期が日本のアンシャンレジューム(旧体制)を変革する唯一無二の時期であり、この時期に民主党を衰退させてはならないということ、そのためには小沢一郎という人物が大事だということなのである。つまり、現在は無血革命の只中にあるということであり、そのことをこの記事は的確にとらえている。だが、この革命ははたして無血革命で済むのか、そうであるべきなのか、今後の推移を見守る必要がある。我々国民には、かつての支配層を(比喩的な意味だが)断頭台に送るという選択肢もあるのである。
(以下引用)
小沢一郎幹事長を支援する会」設立総会で発言したこと
ご紹介いただきました山崎康彦と申します。
(前半省略)
昨年8月30日の総選挙で3000万票を獲得した鳩山民主党は「反自民」の政権交代を実現しました。1973年に細川日本新党代表が首班の細川政権が8党連立で「非自民党」の政権交代を実現しましたが、政権党内外から足を引っ張られた細川首相は9か月で辞任、政権交代は短命で終わりました。
昨年9月に実現した鳩山民主党による「政権交代」は、戦後日本の政治を独占してきた自民党政治を否定する「無血革命」でありました。
この「無血革命」の重大性を深く認識したのは、政権交代を実現した民主党や連立与党の当事者達ではなく、政権を奪われた自民党とそれまでの特権や利権を一挙に失う危機に立たされた「旧支配階層」だったのです。
現在の民主党が有効な反撃に出られない最大の理由はこの「認識の無さ」と「危機感の薄さ」にあると思います。
わたしの考える「旧支配階層」とは次の5つです。
① 戦後日本の政治を独占し日本を米国の属国状態にして自らの特権と利権で肥え太ってきた自民党政治家、特に清和会の政治家たち
② 表向き「政治主導」を演出し、実は全てを「官僚主導」で政策決定してきた検察をトップとする対米従属の霞が関特権官僚たち
③ 米国発の「新自由主義経済政策」を導入して労働者の犠牲の上で莫大な利益を得たトヨタ、キャノンなどの「市場原理主義」経団連大企業
④ 便宜供与された「記者クラブ制」で情報を独占し「クロスオーナー制」で紙と電波を独占し「大本営発表報道」で世論誘導する大手マスコミ
⑤ 戦後一貫して日本を「植民地」として日本人の富を略奪し日本人の生活を破壊してきた米国支配層
▼「革命」と「反革命」
「革命」に対して「反革命」が当然ながら起こります。
1973年9月11日チリのアジェンデ社会党政権は米国CIAとピノシェット将軍率いる親米極右軍人による軍事クーデターで倒されました。
日本は憲法9条「戦争放棄」の平和憲法を掲げる民主国家ですので自衛隊が鳩山民主党政権を軍事クーデターで転覆させることは現時点では考えれませんが、一見民主的な「世論」という大義名分を使った様々な「合法的」な攻撃がなされています。
「軍事クーデター」は誰が見ても反革命側からの革命潰しの「攻撃」と分かりますが、現在日本で行われている反革命側からの「攻撃」は「攻撃」とは分からない一見「合法的」な形で巧妙に行われています。特に小沢幹事長に対する攻撃が7月の参議院選挙を間近にして集中してきています。
一つは検察による「検察テロ」です。
昨年3月東京地検特捜部は「西松建設献金疑惑」で大久保秘書を「政治資金規正法違反」で逮捕・起訴し小沢民主党代表を辞任に追い込みました。
今回の「越山会土地購入資金疑惑」では石川衆議院議員と秘書2名を「政治資金規正法違反」で逮捕・起訴しましたが小沢幹事長を起訴できませんでした。
東京地検特捜部の目的はどちらも小沢幹事長を逮捕・起訴することでした。
1年以上の大がかりな強制捜査でも証拠も供述も集められず起訴出来なかったのは、もともと一連の強制捜査が検察がでっちあげた「国策捜査」であり、逮捕され長期拘留され拷問された大久保秘書や石川衆議院議員や元秘書が検察の作ったシナリオを拒否して検察に有利な供述を一切しなかったからでした。
これらの行為は小沢幹事長を狙った「検察テロ」そのものであり決して許されるものではありません。
二つ目は、大手マスコミによる「報道テロ」です。
小沢幹事長の逮捕・起訴を狙った「西松建設献金疑惑」と「越山会土地購入資金疑惑」では、検察は意図的に捜査情報を大手マスコミにリークし新聞やTVで「小沢一郎悪人説」を大々的に報道させました。
竹下元首相が小沢一郎氏攻撃のために設置した全国紙政治部長を集めた「三宝会」に、自民党清和会、検察、警察、内閣情報局、防衛省関係者が加わり、今や小沢攻撃、鳩山民主党攻撃の司令塔になっていると言われています。米国CIAも「三宝会」に加わっている可能性は大きいと思います。
固定電話所有者1000人の「世論調査」の結果報道と11人の有権者の「検察審査会」での「起訴相当」議決報道で、「小沢幹事長辞任すべし」が83%にも上ると大手マスコミは報道しています。
新聞とTVでしか情報を入手できない大多数の国民は大手マスコミの流す「大本営発表報道」に騙されるのは戦前の日本と今の日本は全く同じです。
(以下略)PR -
インターネットにおける「議論」の事例として、「阿修羅」から転載する。
アメリカマスコミでの「トヨタ叩き」の終息についての議論だが、8に対する10(7と同一人物だろう)の「8さん日本人ですか」が特徴的である。
日本語がおかしいのは10もそうなのだが、それはインターネット用語あるいは2チャンネル用語を駆使しているとして許容されることになっているのだろうか。私から見れば、2チャンネル用語を駆使する人間などの方に、「工作員疑惑」の目を向けてしまうのだが。もっとも、それ以前に、なぜ「日本人ですか」が、相手の存在や人格を否定する言葉になりえるのかが疑問であり、こうした発言をする人間の人間性を疑ってしまう。
ついでながら、8の日本語はおかしくない。ただ、文章が下手なために言葉の懸かり受けがわかりにくいだけである。つまり「~秋葉原の事件で設けて(儲けて)いる」と続くのではなく、「~秋葉原の事件で~(トヨタなどの大企業が)人を人扱いしないことがわかったから」と続くのだろう。なお、私はアメリカマスコミもトヨタも最低な連中だと思っているから、どちらかと言えば8の意見に近い。
(以下引用)
07. 2010年5月08日 13:32:04: nm5lIu7FHE
アメリカのマスコミの使い方は、自国が悪者にならないこと。
今回は、検証の嘘がバレはじめたため手を引いた。
最後にトヨタの内部対立があるおそれという報道が最後っ屁。
問題はあくまでトヨタという印象操作。
トヨタ叩きを全世界に広めれたのである意味成功。
もちろん、叩くだけ叩いて謝罪はしないのは中東戦争のときと同じ。
08. 2010年5月08日 21:17:05: eIXAtMOS1w
何をいっているのよ。トヨタの株の40%はアメリカが所有だそうよ。
トヨタを叩きすぎれば、自分の懐が危ういということでしょうよ。
トヨタの株主の顔ぶれをだれか調べてくれる?
GMだってトヨタの株を持っているという噂を聞いたことがある。
トヨタをつぶして困るのは、アメリカの証券会社じゃないの。
だから、ほどほどで止めたわけよ。
日本人がトヨタに関して冷たかったのは、リーマンショック後の派遣きり。
人間を労働者を単に製造機械と同じ考えでいた、あの冷たい仕打ちに
日本人として、少しは罰を与えたいって気持ちがあったんじゃない。
本当に派遣村や秋葉原の事件で、自動車産業があれほど設けているにもかかわらず、会社は株主のものだなんて、抜かして、自分たちばかり利益むさぼり、人を人扱いしなかったことが分かったからこそ、今回のバッシングを受けても、誰も日本人はトヨタに同情しないのよ。
10. 2010年5月09日 05:10:52: nm5lIu7FHE
08さん日本人ですかw
日本語おかしいですよ。意味がわかりません。
>本当に派遣村や秋葉原の事件で、自動車産業があれほど設けているにもかかわらず
あと「だそうよ」とか「噂を聞いたことがある」とか
テンプレ通りの印象操作おつですw
「大量破壊兵器がある!!」、「勝手に暴走する不具合がある!!」と
大報道しておいて、実際は存在せず、謝罪もしない。
アメリカのやり口にはウンザリですよ。
11. 2010年5月09日 09:33:18: eIXAtMOS1w
8です。アメリカのやり方に私もウンザリです。
心底ウンザリしています。
アメリカは自分のためにバッシングをし、自分のためにバッシングをやめた。マッチ、ポンプですよね。トヨタさんと仲良しのロックフェラーさんが「いい加減にしたらどうか」なんて言ったのかも。
でも、大企業の自分勝手にもウンザリしているっていうことです。
この前岩上さんと菊池さんの対談をユーで見ましたけれど、
今までの自民党の政治は大企業の大企業による支配だったんだなあって思いました。自分の車を作っている労働者を大切にしない企業が、人命を大切にする車を製造すると思いますか。(金のためなら、作っているか・・・)
設けるではなく、儲けるでした。
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「内田樹の研究室」より転載。
内田樹はマスコミ言論人の中では珍しく、非常に理性的で誠実な人間である。表現がときどき無駄に固いのが欠点だが、その論理は確かだし、政治的見識は健康的だ。こうした人間の意見は、もっと多くの人に知られるべきだろう。そこで、彼のブログからここに転載する。なお、彼は雑誌であれブログであれ、自分が発表したものは無断で転載してよいと述べている。それも一つの見識であり、少なくとも、ブログなどでの井戸端会議的発言まで著作権を主張するのは馬鹿げた行為だと、私も思っている。
(以下、引用)
毎日新聞に先日普天間基地問題についてコメントをした。
それをそのまま採録しておく。
普天間問題の根本にあるのは、米国が日本に基地を置いていることのほんとうの意味について私たちが思考停止に陥っているということだ。
米国は日本に基地を置いている理由の一つは日本が米の軍事的属国だということを私たち日本人に思い知らせるためであり、もう一つは、中国、北朝鮮という「仮想敵国」との間に「適度な」緊張関係を維持することによって、米の西太平洋におけるプレザンスを保つためである。
米軍基地はすでにあるものであり、これからもあり続けるものだと私たちはみな思い込んでいるが、米国は90年代にフィリピンのクラーク空軍基地とスービック海軍基地から撤退した。2008年には韓国内の基地を三分の一に縮小し、ソウル近郊の龍山基地を返還することに合意した。いずれも両国民からの強い抗議を承けたものである。
米国防総省は沖縄の海兵隊基地については、県外移転も問題外であるほどに軍事的重要性があると言い、日本のメディアはそれを鵜呑みにしている。だが、その言い分とアメリカが海東アジア最大の軍事拠点と北朝鮮と国境を接する国の基地を縮小しているという事実のあいだにどういう整合性があるのか。とりあえず私たちにわかるのは、日本国民は韓国国民やフィリピン国民よりもアメリカに「侮られている」ということである。
普天間基地問題では、基地の国外撤退を視野に収める鳩山首相に対してメディアは激しいバッシングを浴びせている。米国を怒らせることを彼らは病的に怖れているようだ。だが、いったい彼らはどこの国益を配慮しているのか。先日会った英国人のジャーナリストは不思議がっていた。
日本人は対米関係について考えるとき、決して対等なパートナーとして思考することができない。この「属国民の呪い」から私たちはいつ解き放たれるのか。
私の寄稿したすぐ横では、ある軍事ジャーナリストが沖縄に海兵隊があることの必要性について、歩兵ヘリコプターと揚陸艦の三者が一体でなければならないという戦術上の理由を挙げていた。
「現在の移転案では、三者が離れ離れになる。例えば、朝鮮半島で紛争が起きた場合でも、時間的ロスが多い。米側がのむわけがない。」
なるほど。
そこで、ひとつ質問。
朝鮮半島で紛争が起きた場合、いちばん時間的ロスが少ないのは、紛争地域に海兵隊基地があることである。
ところが、朝鮮半島の米軍は基地の縮小を受け容れている。
この事実はどう説明できるのであろうか。
別にそれほどややこしい話ではない。
韓国国内に基地を持っていることには軍略上の利益がある。
基地をもっていることで韓国内に深刻な反米運動がおこることには外交上の損失がある。
利益と損失を考量した上で、アメリカ政府は外交上の損失を避けた。
これは、現在の東アジア情勢においては、合理的な政治判断である。
つまり、米国の同盟国が「恒久的な米軍基地が国内にあることは同盟関係にむしろマイナスである」という主張をなした場合に、アメリカはその主張が合理的であれば、聞く用意がある、ということである。
しかるにこと沖縄については、海兵隊基地の基地機能が多少とでも損なわれるような提案は「アメリカはのむまい」と専門家たちは口を揃えて言う。
それはどれほどアメリカがごねても、同盟関係は少しも揺るがないであろうとアメリカ政府が思っていると彼らが思っていることを意味している。
アメリカ政府がほんとうのところどう思っているのか、私にはわからない。
けれども、日本はアメリカに対して反抗できないという「属国」条件を日本の軍事専門家たちが「定数」にして、そのコメントを述べていることはわかる。
彼らのその現状認識が十分にリアリスティックなものであることを私は喜んで認める。
けれども、その場合には、やはりコメントをするたびごとに「われわれはアメリカの軍事的属国民であり、軍事に関しては、アメリカの意思に反する政策決定をすることができないのだ」ということを明らかにし、「だから」という接続詞のあとに、自説を展開していただきたいと思う。
あたかも主権国家が合理的な判断として国内に外国軍基地を置くという「選択している」かのように語るのはフェアではないと私は思う。 -
この前から、「毒蛇山荘日記」の過去ログを読んでいるが、山崎行太郎という人は、保守系とは言いながら、他の保守系言論人に対しても厳しい批判の目を向けており、その発言の明晰さと論理の緻密さには素晴らしいものがある。もちろん、そのすべての発言に賛同するわけではないが、こうした「すべてに対して是々非々の態度で臨む」ことこそが、言論人のあるべき姿だろうと思う。
以下に引用するのは、少し前の過去ログだが、亀井静香という人間を正当に評価し、そして経団連その他の金の亡者たちを正当に批判した文章として、紹介する。
近づく参院選では、国民新党の議席数が倍増することと、そして現在の民主党内の「隠れ自民党」が総落選することを私は願っている。まあ、国民新党だけでなく、社民党や共産党も伸びてほしいのだが。
共産党を嫌う人は多いが、自民党政治に対してもっとも抵抗してきたのがあの政党であることは間違いないだろう。共産主義そのものが破綻した現在、共産党は「庶民党」とでも「貧民党」とでも名称を変えて出直せば、案外、我々貧民大衆の支持を得られるのではないか。
(以下、引用)
亀井発言を断固支持する!!!
国民新党から連立政権に参加した亀井静香金融・郵政担当大臣の過激な発言が相次ぎ、その度に、マスコミ等から集中砲火を浴びうているようだが、僕は本質的に亀井発言に対して、まったく違和感を持っていない。むしろ断固、支持したい。中小企業の借金や住宅ローン等の返済を、三年間猶予するというモラトトリアム法案が、大銀行よりの発言を繰り返す「金融専門家」と称する経済ジャーナリストから、「亀井大臣は金融がまつたくわかっていない」とか「亀井発言で銀行株が下落した」「国家権力は私企業の取引を圧迫すべきではない」等というような批判を浴びて、話題になっていたわけだが、一昨日あたりから、こうした批判に加えて、さらに「家族間殺人の増加は大企業に原因がある」という亀井発言に向かって、批判が浴びせられているようだ。亀井発言をめぐっては、一部に国民新党という弱小政党の存在感誇示のためのパフォーマンスだという、うがった見方をするマスコミ関係者も少なくないが、こういう見方が、銀行の「貸し渋り」や「貸しはがし」と、その結果としての中小企業倒産という国民経済の現場の実態を知らないが故の暴論であることは間違いない。そもそも亀井氏の、度重なる過激発言の真意は、小泉改革にともなう新自由主義的、市場原理主義的な経済政策への批判と、小泉改革に便乗して金儲けに狂奔した経団連幹部等、大企業経営者たちへの批判にあることを忘れてもらっては困る。亀井発言は筋がとおっているのだ。御手洗(キャノン)経団連会長よ、昨年、派遣社員の切捨てを、意気揚々と最初に開始したのは、どこの会社だったか、忘れたのか。「金融専門家」とか「経済専門家」と称する似非経済ジャーナリストどもよ、今でも「小泉・竹中構造改革」を支持しているのか。そう断言する勇気があるのか。それにしても、「家族間殺人の増大は大企業に原因がある」という亀井発言の何処が、間違っているのだろうか。「殺人や自殺は自己責任」だとでも言いたいのか。御手洗経団連会長や経済同友会の幹部らが、亀井発言を批判しているようだが、これこそ、まさしく、盗人猛々しい批判と言うべきである。小泉改革以来の自殺者、殺人事件の急増が、小泉改革を支持し支援し続けた経団連や経済同友会などに象徴される大企業による、国民生活を無視した横暴な「経営」によってもたらされたことは、自明ではないか。それもわかっていなかったとすれば、経営者失格であって、そういう経営者は、即刻、経団連や経済同友会の財界活動だけでなく、経営の現場からも退場すべきだある。
「家族間殺人は大企業に責任」発言取り消さない 亀井金融相
10月6日13時48分配信 産経新聞
亀井静香郵政改革・金融相は6日午前の閣議後の会見で、「家族間の殺人が増えている責任は大企業にある」とした5日の講演での自らの発言について、「取り消す気は全然ない。市場原理、市場主義が始まって以来、身近なところで不満や利害の衝突が起き、殺人という形につながった面が多い。そういう社会風潮を作ったという意味で、大企業に責任があると言った」と説明した。
最終更新:10月6日14時50分 -
文芸評論家山崎行太郎の「毒蛇山荘日記」より無断転載する。
マスコミやマスコミ言論人自体が、情報の正確さについていかに無神経であるか、あるいは他人を陥れるために、いかに粗雑な情報操作をし、そして世間がいかにそれに簡単に騙されるかの実例として貴重な記事であるので、ここに紹介する。
筆者山崎氏自身はご自分をどちらかといえば保守系統の思想の持ち主だと自認しておられるようだが、マスコミ言論人のこうした不正行為への怒りが、この記事を書かせたものかと思われる。
なお、曽野綾子という人間の論理の低劣さは「知る人ぞ知る」ところで、ボーガスニュースという面白いブログがあるが、そこでは桜井良子(訂正:櫻井よしこ。どうでもいい奴だが)らとともに、人気喜劇俳優の一人として扱われている。彼女が、右翼の「巨魁」笹川了一の隠し子だという噂は本当かどうかは知らないが、なぜかいきなり「日本財団」のトップになったのには驚かされたものである。
(以下、引用)
曽野綾子の「誤読」から始まった。大江健三郎の『沖縄ノート』裁判をめぐる悲喜劇。
曽野綾子誤字誤読事件
大江健三郎の『沖縄ノート』をめぐる名誉毀損裁判で、被告の大江健三郎自身が大阪地裁に出廷し、かなり詳細な証言をしたことから、特に保守陣営側から、証言内容はそっちのけの、大江健三郎に対する激しい批判と罵倒が新聞やネットに氾濫したわけだが、驚くべきことに、と言うか、当然と言えば当然のことにと言おうか、大江健三郎批判や罵倒を繰り返す人たちが、揃いもそろって、問題の本、つまり大江健三郎の『沖縄ノート』は言うまでもなく、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)さえも、二冊とも本屋に行けばいつでも手に入るにも関わらず、ろくに読まずに、マスコミ情報やネット情報を元に、大江健三郎批判や罵倒を繰り返していることがわかり、いささかシラケルと同時に、あらためて最近の保守論壇や保守思想、ネット右翼のあまりの無知無学、思想的レベルの低さに愕然とし、同時に爆笑したわけだが、そういう必読文献とも言うべき問題の本も読まず、関連資料を点検することもない、無知無学だけが自慢の人たちによる幼稚・稚拙な大江健三郎批判や罵倒の起源が、『沖縄ノート』裁判の仕掛け人の一人である曽野綾子の『沖縄ノート』への「誤読」に由来することは、余り知られていないようなので、ここに、実証主義的手続きの下に(笑)、論証しておくことにしよう。さて、「SAPIO」という雑誌をご存知だろうか。小林よしのりの『ゴーマニズム宣言』が連載されている雑誌と言えばお分かりだろうか。まあ、雑誌の名前などはどうでもいいのだが、その、「SAPIO」という雑誌に、曽野綾子が登場し、これまた無知無学を絵に描いたような池田信夫とかいう御仁を相手に、「誤字」「誤読」に基づく間違いだらけの「集団自決問題の真実」とやらを、あたかもこの問題の権威者であるかのごとく、まさか、作家としては恥ずべき、自分の初歩的な「誤読」からすべては始まったなどとは夢にも思うことなく、それ故に、恥も外聞もなく、堂々たる態度で、傲岸不遜、自信満々に、ご披露している。たとえば、池田信夫を相手に曽野綾子曰く、
決定的だったのは、大江健三郎氏がこの年刊行された著書『沖縄ノート』で、赤松隊長は「あまりに巨きい罪の巨魁」だと表現なさったんです。私は小さい時、不幸な家庭に育ったものですから、人を憎んだりする気持ちは結構知っていましたが、人を「罪の巨魁」と思ったことはない。だから罪の巨魁という人がいるのなら絶対見に行かなきゃいけないと思ったのです。
(「SAPIO」2007/11/28)
この発言から、曽野綾子が、大江健三郎の『沖縄ノート』の何処の、何に、拘っているかがわかるだろう。つまり曽野綾子は、『沖縄ノート』の中の「罪の巨塊(罪の巨魁)」という記述部分に拘っているのである。しかし、ここに、曽野綾子の作家としては致命的とも言うべき、とんでもない誤読、誤解がある。前の記事でも書いたように、曽野綾子は、大江健三郎が「罪の巨塊」と書いた記述を、「罪の巨魁」と誤読した上に、さらに意味をも誤解している。幼稚園レベルの誤字と誤読、誤解…。ここから全ては始まっている。つまり曽野綾子は、「罪の巨魁」(人間?)と解釈しているが、大江健三郎の『沖縄ノート』の記述は、「罪の巨塊」(物?)である。つまり、大江健三郎は、「罪の巨塊」という言葉で、「罪の巨魁という人」と言いたいわけではなく、文字通り「罪の巨大な塊」と言いたいわけで、「罪の巨塊」という言葉を、曽野綾子のように「罪の巨魁という人」と解釈することは出来ないどころか、曽野綾子の発言は、まったくの誤解、誤読に基づく妄言ということになる。だから、「罪の巨魁という人がいるのなら絶対見に行かなきゃいけないと思ったのです。」というのも、まったくの誤読に誤読を重ねた上での、謝った解釈に基づくデタラメ発言ということになる。では、大江健三郎の『沖縄ノート』の記述は、そもそも、どうなっているだろうか。
慶良間の集団自決の責任者も、そのような自己欺瞞と他者への欺瞞の試みを、たえずくりかえしてきたということだろう。人間としてそれをつぐなうには、あまりにも巨きい罪の巨塊のまえで、かれはなんとか正気で生き延びたいとねがう。かれは、しだいに希薄化する記憶、歪められる記憶にたすけられて罪を相対化する。つづいてかれは自己弁護の余地をこじあけるために、過去の事実の改変に力をつくす。・・・・
(『沖縄ノート』岩波書店)
これが、問題の『沖縄ノート』の記述部分だが、この「巨きい罪の巨塊のまえで…」という部分を誤読、誤解した挙句、曽野綾子は、哀れにも過剰反応して、見当違いの大江健三郎批判を展開したということだろう。そして多くの無知無学が自慢の保守派が、「待ってました」とばかりに、曽野綾子の間違いだらけの発言を鵜呑みにして、大江健三郎批判へと追従したということだろう。従って、先日の裁判で、大江健三郎は、「罪の巨塊」(物)という表現を、曽野綾子の誤読に基づいて、≪「罪の巨塊」(物)イクオール「極悪人」≫と勘違いしている原告の一人に対して、「極悪人なんて書いたことはない。それは曽野綾子の誤読に基づく解釈だ。」と反論したのである。ちなみに、大江健三郎自身は、「罪の巨塊」という表現で、集団自決した人たちの「死体の山」とでも言いたかったらしい。要するに、曽野綾子は、「巨塊」(物)を「巨魁」(人間)と誤読しているのである。作家を名乗る人間としては、余りにも初歩的というか、幼稚というか、実に恥ずべき原始的な誤読である。しかも、いまだに、同じような誤読に基づくデマ情報を各所で、自信たっぷりに撒き散らしているところを見ると、曽野綾子自身が、大江健三郎の『沖縄ノート』をろくに読んでいないのではないか、というだけではなく、裁判になった時点においてすら、少なくとも『沖縄ノート』を再読したり、問題の箇所を点検したり、前後の文を熟読玩味しみたり、という当事者としては必要不可欠な初歩的作業さえしていないということがわかるだろう。大江健三郎を被告席に引き摺りだしたいのならば、少なくとも大江健三郎の問題の本や問題の記述部分を厳密に点検した上で、正確に引用するべきだろうが、作家を自称しているにも関わらず、曽野綾子は、そんな初歩的な点検すらせずに、間違いだらけの引用と解釈を繰り返しているというわけだ。致命的なミスであり、即刻、「作家業廃業宣言」でも出すべき所業である。要するに作家失格である。ところで、あまりにも初歩的な誤字誤読であるが故に、これでは裁判にもならないだろうと思うのだが、裁判所が告訴を受理したということは、実は裁判官も大江健三郎の『沖縄ノート』をちゃんとは読んでいないのではないか、と思われる。むろん、この対談相手の池田信夫にしてからが、大江健三郎の『沖縄ノート』も、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)も、まったく読まずに、この対談に出向いてきたことは、明らかである。必読文献や関係資料も読まずに対談に出席する池田信夫とかいう人の野蛮な「ど根性」(笑)には感服するが、とてもじゃないが、彼の無知蒙昧な喜劇役者的な議論を読む気にはなれない。池田信夫は、従軍慰安婦問題について、さかんに発言しているが、そんなことは、ネツト右翼でさえ知っているような幼稚な発言内容ばかりで、所詮は、自分で取材し分析し論理化したことというより、ほとんどぜんぶ、雑誌や週刊誌からの受け売りだろう。ところで、話は元にもどるが、そもそも、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)には何が書いてあるのだろうか。大江健三郎の『沖縄ノート』を、どういう論理で、どういうふうに批判しているのだろうか、と思って読んでみたら、なんとここでも「誤字」か「誤読」か知らないが、同じように出鱈目な大江健三郎批判が書かれている。僕は、初版本をチェックしていないので、結論は留保するが、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)そのものが、少なくとも大江健三郎批判の部分は、「誤字」と「誤読」から成り立っている。たとえば、大江健三郎の『沖縄ノート』の問題の部分から引用して、それを批判している箇所があるが、引用自体が「誤字」だから、話にならない。大江健三郎こそ、曽野綾子を名誉毀損、人権侵害で逆告訴すべきだろう(笑)。さて、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)の中の、誤字(誤植?)だらけの文章から…。
大江健三郎氏は『沖縄ノート』の中で次のように書いている。
「慶良間の集団自決の責任者も、そのような自己欺瞞と他者への欺瞞の試みを、たえずくりかえしてきたということだろう。人間としてそれをつぐなうには、あまりにも巨きい罪の巨魂のまえで……(後略)」
このような断定は私にはできぬ強いものである。「巨きい罪の巨魂」という最大級の告発の形を使うことは、私には、二つの理由から不可能である。第一に、一市民として、私はそれほどの確実さで事実の認定をすることができない。なぜなら私はそこにいあわせなかつたからである。第二に、人間として、私は、他人の心理、ことに「罪」をそれほどの明確さで証明することができない。なぜなら、私は神ではないからである。
(『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)ワック)
曽野綾子は、ここで、『沖縄ノート』から、問題の箇所を引用しているわけだが、肝心な「罪の巨塊」という部分を、「罪の巨魂」と、漢字を、たぶん二重に、つまり「塊」「魁」「魂」というように、間違った上で引用をしているが、これが曽野綾子の引用間違いなのか、編集者の校正ミスなのか、わからないが、引用文の中の「誤字」をそのままにして本にしたことは、著者・曽野綾子にも責任がないとはいえないだろう。著者校正というものがあるわけだし、しかも、曽野綾子の大江健三郎批判、『沖縄ノート』批判の論拠になっている問題の文字である。校正ミスですむはずがないだろう。これは、返品、回収、絶版レベルのミスである。そもそも肝心要の「問題の漢字」を、堂々と「誤読」し、「誤解」し、「誤用」するなんて、しかも、長年の間、誤読し、誤解し、誤用したままで放置し、反復しているなんて、いったい、それは、どういうことだろうか。まさかとは思うが、曽野綾子は耄碌でもしているのか。それはそれとして、さらに問題なのは、大江健三郎の「巨塊」を「巨魁」と勘違いし、その勘違いを根拠に「赤松隊長を罪の巨魁と書いている」と批判した上に、その論拠として、「私は神ではない」発言している部分である。曽野綾子がカトリック信者だということはわかっているから、彼女がどういう「神」を信じているか、あるいはどういう「神」のイメージを持っているかには別に興味は無いが、≪第二に、人間として、私は、他人の心理、ことに「罪」をそれほどの明確さで証明することができない。なぜなら、私は神ではないからである。≫という部分には、ちょっと待てよ、と言いたくなる。曽野綾子の論理によれば、「罪」や「罪のある人」は、「神」が、あるいは「神」のみが認定し、決定するものなのだろうか。別に、曽野綾子がそう考えているとしても、それを批判する気はさらさらないが、当然のことだが、キリスト教徒でもない日本人であるわれわれが、皆、そう考えなければならないという理由にはならないだろう。曽野綾子の論理を受け入れるならば、これは冗談だが、日本人は、皆、これから仏教や神道を捨てて、カトリックに改宗し、カトリック信者になるべきだ、ということになるかもしれない(笑)。曽野綾子さん、漢字もろくに読めないくせに、日本人をナメるのもいい加減にしろよ、と思わず叫びたくなる、今日、この頃であった。というわけで、次に、曽野綾子の『ある神話の背景』(『集団自決の真実』に改題)に、解説を書いている石川水穂の文章を読んでみると、ここにもまた、曽野綾子の誤読と誤字に輪をかけたような誤字と誤読が、つまり「罪の巨魁」という活字がきれいに並んでいる。ということは、ベテラン新聞記者のはずだが、石川水穂も、問題の大江健三郎の『沖縄ノート』の記述を読んでいないし、また問題文を原典に当たって、点検してみるという基本的な手続きすら怠っている、ということは火を見るよりも明らかである。
十分な裏づけを取らずに書く日本の一部ジャーナリストらに対する痛烈な批判である。曽野氏の批判は、『鉄の暴風』の記述に基づいて集団自決を書いた大江健三郎氏らにも向けられる。大江氏は『沖縄ノート』(昭和四十五年、岩波新書)で、集団自決の責任者(赤松氏)を「自己欺瞞と他者への欺瞞の試み」「あまりにも巨きい罪の巨魁」などと指弾していた。曽野氏は「このような断定は私にはできぬ」としたうえで、「私はそこ(集団自決の現場)にいあわせなかった」「私は神ではない」という二つの理由をあげる。
(『集団自決の真実・解説』ワツク)
ここでも、「罪の巨塊」が「罪の巨魁」となっている。石川水穂も、要するに曽野綾子の間違いだらけの暴言を鵜呑みにして、そのまま何の疑いも感じることなく、大真面目に引用しているということだろう。石川水穂は、曽野綾子の足を使った「現地取材」主義を、ジャーナリストの鑑として絶賛しているが、テキスト解読や資料分析の方は、曽野綾子と同様に、「手抜き」していいいと思っているのだろう。作家や新聞記者にとって問題は現地ばかりにあるのではない、言葉にもあるのだ。いや、すべては言葉なのだ。「はじめに言葉ありき」と聖書の冒頭にも書いてあるではないか。ところで、ここにもう一つの文献がある。曽野綾子が、沖縄集団自決と歴史教科書について、雑誌「正論」に書いた「沖縄戦集団自決をめぐる歴史教科書の虚妄」と題する文章である。そこでも、曽野綾子は、まったく同じような解説と論理を展開しているが、そこでは、大江健三郎の『沖縄ノート』からの引用文は、正確に「罪の巨塊」となっている。しかし、『沖縄ノート』からの引用文に続く曽野綾子の解説を読むと、やはり曽野綾子が、「罪の巨魁」というふうに理解し、「巨塊」を「巨魁」と誤読していることがわかる。おそらく、「正論」論文の引用箇所は、「正論」編集部が原典の『沖縄ノート』の問題箇所に当たり、厳密に漢字をチェックした上で引用したが故に、正確な引用をすることができたのだろう。しかし、繰り返すが、曽野綾子は、わざわざ正確な引用をしているにも関わらず、そのことに気づかずに、いつものように、「罪の巨魁」論を展開している。いかに、曽野綾子の頭が、根強い誤読と偏見にとらわれているかがわかるだろう。(続) -
http://diamond.jp/articles/-/8060
チャルマーズ・ジョンソン
Chalmers Johnson
著名な国際政治・東アジア研究者。米国の覇権主義、軍事優先主義を厳しく批判した著書が多く、東アジアにおける米国の帝国主義的政策は必ず報復を受けると分析した”Blowback”(邦題「アメリカ帝国への報復」(2000年、集英社)はベストセラーに。カリフォルニア大学で政治学博士号を取得し、同大学で教授、政治学部長、中国研究センター所長などを歴任。その後、日本および環太平洋地域の国際関係を研究する民間シンクタンク“日本政策研究所” (JPRI)を設立。
撮影:雨宮和子/インフォネット
元CIA顧問の大物政治学者が緊急提言
「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」
独占インタビュー チャルマーズ・ジョンソン 日本政策研究所(JPRI)所長
普天間基地問題の決着期限が迫るなか、鳩山政権は辺野古沿岸につくる桟橋滑走路と、徳之島の既存の空港を併用する移設案を提案した。しかし、地元や米国側の同意を得られる見通しは立っておらず、日本国内は鳩山政権批判一色に染まっている。しかし批判するだけでは何も変わらない。そもそも同基地の代替施設の不要論は米国内にもある。東アジア研究の大家で、CIAの顧問を務めた経験もあるチャルマーズ・ジョンソン 元カリフォルニア大学政治学教授は、日本国内にはすでに十分すぎる米軍基地があり、日本国民は結束して普天間基地の無条件閉鎖を求めるべきだと提言する。
(聞き手/ジャーナリスト・矢部武)
―鳩山政権は普天間問題で窮地に立たされているが、これまでの日米両政府の対応をどう見るか。
まったく悲劇的だ。両政府は1995年の米兵少女暴行事件以来ずっと交渉を続けてきたが、いまだに解決していない。実を言えば、米国には普天間飛行場は必要なく、無条件で閉鎖すべきだ。在日米軍はすでに嘉手納、岩国、横須賀など広大な基地を多く持ち、これで十分である。
そもそもこの問題は少女暴行事件の後、日本の橋本首相(当時)がクリントン大統領(当時)に「普天間基地をなんとかしてほしい」ということで始まった。この時、橋本首相は普天間飛行場の移設ではなく、無条件の基地閉鎖を求めるべきだったと思う。
―普天間を閉鎖し、代替施設もつくらないとすれば海兵隊ヘリ部隊の訓練はどうするのか。
それは余った広大な敷地をもつ嘉手納基地でもできるし、あるいは米国内の施設で行うことも可能だ。少なくとも地元住民の強い反対を押し切ってまでして代替施設をつくる必要はない。このような傲慢さが世界で嫌われる原因になっていることを米国は認識すべきである。
沖縄では少女暴行事件の後も米兵による犯罪が繰り返されているが、米国はこの問題に本気で取り組もうとしていない。日本の政府や国民はなぜそれを容認し、米国側に寛大な態度を取り続けているのか理解できない。おそらく日本にとってもそれが最も簡単な方法だと考えているからであろう。
■フランスならば暴動が起きている
―岡田外相は嘉手納統合案を提案したが、米国側は軍事運用上の問題を理由に拒否した。
米軍制服組のトップは当然そう答えるだろう。しかし、普天間基地が長い間存在している最大の理由は米軍の内輪の事情、つまり普天間の海兵隊航空団と嘉手納の空軍航空団の縄張り争いだ。すべては米国の膨大な防衛予算を正当化し、軍需産業に利益をもたらすためなのだ。
米軍基地は世界中に存在するが、こういう状況を容認しているのは日本だけであろう。もし他国で、たとえばフランスなどで米国が同じことをしたら、暴動が起こるだろう。日本は常に受身的で日米間に波風を立てることを恐れ、基地問題でも積極的に発言しようとしない。民主党政権下で、米国に対して強く言えるようになることを期待する。
―海外の米軍基地は縮小されているのか。
残念ながら、その動きはない。米国は世界800カ所に軍事基地を持つが、こんなに必要ない。世界のパワーバランス(勢力均衡)を維持するためなら、せいぜい35~40の基地で十分だ。米国政府は巨額の財政赤字を抱え、世界中に不必要な軍事基地を維持する余裕はないはずだ。
―日本では中国や北朝鮮の脅威が高まっているが。
日本にはすでに十分すぎる米軍基地があり、他国から攻撃を受ける恐れはない。もし中国が日本を攻撃すれば、それは中国にこれ以上ない悲劇的結果をもたらすだろう。中国に関するあらゆる情報を分析すれば、中国は自ら戦争を起こす意思はないことがわかる。中国の脅威などは存在しない。それは国防総省や軍関係者などが年間1兆ドル以上の安全保障関連予算を正当化するために作り出したプロパガンダである。過去60年間をみても、中国の脅威などは現実に存在しなかった。
北朝鮮は攻撃の意思はあるかもしれないが、それは「自殺行為」になることもわかっていると思うので、懸念の必要はない。確かに北朝鮮の戦闘的で挑発的な行動がよく報道されるが、これはメディアが冷戦時代の古い発想から抜け出せずにうまく利用されている側面もある。
―米軍再編計画では普天間の辺野古移設と海兵隊のグアム移転がセットになっているが、辺野古に移設しない場合、グアム移転はどうなるのか?
米国政府はグアム住民の生活や環境などへの影響を十分に調査せず、海兵隊の移転計画を発表した。そのため、グアムの住民はいま暴動を起こしかねないぐらい怒っている。グアムには8千人の海兵隊とその家族を受け入れる能力はなく、最初から実行可能な計画ではなかったのだ。
―それでは米国政府が「普天間を移設できなければ議会が海兵隊のグアム移転の予算を執行できない」と強く迫っていたのは何だったのか。
自らの目的を遂げるために相手国に強く迫ったり、脅したりするのは米国の常套手段である。
―海兵隊をグアムに移転できない場合、米国政府はどうするか。
おそらく米国内に移転することになろう。それでも海兵隊部隊の運用上、問題はないはずだ。
―日本では普天間問題で日米関係が悪化しているとして鳩山政権の支持率が急降下しているが。
普天間問題で日米関係がぎくしゃくするのはまったく問題ではない。日本政府はどんどん主張して、米国政府をもっと困らせるべきだ。これまで日本は米国に対して何も言わず、従順すぎた。日本政府は米国の軍需産業のためではなく、沖縄の住民を守るために主張すべきなのだ。
■日本人が結束して主張すれば米国政府も飲まざるを得ない
―米軍基地の大半が沖縄に集中している状況をどう見るか。
歴史的に沖縄住民は本土の人々からずっと差別され、今も続いている。それは、米軍基地の負担を沖縄に押しつけて済まそうとする日本の政府や国民の態度と無関係ではないのではないか。同じ日本人である沖縄住民が米軍からひどい扱いを受けているのに他の日本人はなぜ立ち上がろうとしないのか、私には理解できない。もし日本国民が結束して米国側に強く主張すれば、米国政府はそれを飲まざるを得ないだろう。
―今年は日米安保50周年だが。
日本にはすでに世界最大の米海軍基地(横須賀)があり、各地に空軍基地も存在する。これ以上の基地は必要ない。東アジアのどの国も日本を攻撃しようなどとは考えないだろう。日本政府は巨額の「思いやり予算」を負担している。自国の外交・防衛費をすべて負担できない米国のために、日本が同情して払っているのだ。
―普天間問題を解決できなければ両政府がどんなに同盟の深化を強調してもあまり意味がない、との指摘もあるが。
それは米国が軍事力優先の外交を展開しようとしているからである。一般の米国人は日本を守るために米国がどんな軍事力を持つべきかなどほとんど関心がないし、そもそも米国がなぜ日本を守らなければならないのか疑問に思っている。世界で2番目に豊かな国がなぜこれほど米国に頼らなければならないのか理解できない。それは日本人があまりに米国に従順で、イージーゴーイング(困難を避けて安易な方法を取る)だからではないか。 -
あまり他人の投稿の転載ばかりするのも何だが、あまりにも面白いので、これも紹介する。勝間和代のようなマスコミに作られた経済タレントと、ひろゆき氏のような本物の見識を持った人間との格の差がはっきりと現れていて、面白い。TORA氏の「株式日記」は反中国(反アジア)的というか半右翼的部分は嫌いだが、面白い記事を発掘してくれる事が多いことは評価している。
肉食女(勝間和代)VS草食男(ひろゆき)のテレビ番組での討論アメリカ的な金銭第一的労働価値観をひろゆきがボコボコに論破!
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/508.html
投稿者 TORA 日時 2010 年 5 月 06 日 16:34:10: CP1Vgnax47n1s
株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu215.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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肉食女(勝間和代)VS草食男(ひろゆき)のテレビ番組での討論
アメリカ的な金銭第一的労働価値観をひろゆきがボコボコに論破!
2010年5月6日 木曜日
◆デキビジ 勝間和代 VS ひろゆき (若者の起業編) 5月3日 魚の目
http://d.hatena.ne.jp/wt5/20100503/1272906651
勝:若年層の人たち、若い人たちが今なかなかですね、こう少子高齢化の中で元気が無いといわれているんですけども、若い人たちが元気になるためにはどうしたらいいですか?
ひ:元気にならなきゃいけないんですか?
勝:そこですよね、やっぱり。困ったんですよ。実はテーマとして雇用促進というのを話そうか、若者に対して起業をもう少し促進することをどうやったらいいかということをですね、議論にしようということを予定していたんですが、
ひ:会社側が求人出してばんばん雇えばいいんじゃないですか?
勝:え?
ひ:雇用促進ですよね?
勝:じゃ、例えば若い人たちが起業したいと思う・・・
ひ:いや、金持っているのは歳取った層ばかりなんだから、歳取った層が自分で若い人雇えばいいんじゃないですか。なんで若い人が起業しなきゃいけないんですか?
勝:若い人は起業しなくていいんですか?
ひ:したければすれば良いと思いますけど。
勝:ひろゆきさんは今、2ちゃんねるというのは起業だったんですか?
ひ:いや、あれ趣味ですけど。
勝:じゃあ起業はしていない、今も?
ひ:まあ、会社は大学のときに作りましたけど。
勝:起業しましたよね。その会社今どうなったんですか。
ひ:ペーパーカンパニーとして細々とやっていますけど。
勝:じゃ、起業は若い人たちはやりたければすれば良いという発想ですか?
ひ:ええ、当然。
勝:じゃあ逆に今起業する人たちが、例えば堀江さんがああいうことになって結局起業ブームが一回あったけれども、こう起業してもなかなかうまくビジネスに繋がらない、得じゃないみたいな風潮が出てしまっているような風潮があるような印象が私にはあるんですけれども。
ひ:風潮がどうこうじゃなくて儲かるんだったら、まあ例えば歳取ってる人の方が社会経験もあってお金も持っているわけじゃないですか。だから歳取った人が起業すれば良いだけで、なんで若者に起業させようとするのか分かんないですけど。
勝:起業しなくても良いということであれば、逆に若い人たちはずっと高齢者の人たちが作ったビジネスの下で粛々と仕事をしていると良いんでしょうか?
ひ:起業したければすれば良いと思いますし、起業したくなければしなくてもいいと思います。それは選択の問題なので若い人が勝手に決めればいいんじゃないですか。
勝:若い人たちが起業する自由というのが今どんどん減ってきていると思いませんか?
ひ:いや、自由はあるんじゃないですか。起業を制限する法律とかあればそれは自由は無いと思いますけど、年齢制限無いじゃないですか。
勝:実際規制とかが日本の場合はかなり高いですよね。
ひ:いや、年齢による規制は無いですよね?
勝:いや、年齢による規制ではなくて、新規ビジネスをやろうと思った場合に小規模で事業を始めようとした場合に、例えばアメリカと日本で比べて同じビジネスアイデアを持っていた場合に、どっちの方がエンジェルが集まりやすいかというと、
ひ:いや、エンジェルなんか集まるのってほとんどないですよ。日本で中小企業10万社とかありますけど、エンジェルつきましたって多分1000社も無いんじゃないですか。そんな少ない例を出してあたかも言われるとちょっとどうかなと思いますけど。
勝:じゃあ、エンジェルではなくて例えば1000万円くらいの資本で起業した場合にどうでしょう。それはもうほとんどハードル同じということですか?
ひ:1000万円持っているっていう時点でもう若者じゃないと思いますけどね。
勝:じゃあ、借り入れにしましょう。
ひ:1000万円借りれる若者なんていないですよ。
勝:そうですよね。そういう話です。だからみんなエンジェルを探したりVC(ベンチャーキャピタル)を探したりするんですよね。
ひ:いやいや、日本にある会社でVCとかエンジェルとか付く会社なんてほとんどないですよ。
勝:あとは死ぬ気で貯めますよね、小資本で数百万円とか貯めて小さな事務所を借りたりして、
ひ:普通って会社とか入って、例えばなんか会社の仕事をやって、その職種とか知り合いとか取引先を連れてって独立するとかありますけど、なんもないところで1000万集めて会社作りますとか普通って、ちょっとおかしくないですか?
勝:普通とは言ってないです。
ひ:あ~、だからそれを例として出すのはちょっとずれていると思う。
勝:じゃあ逆にですね、企業勤めをして何かビジネスチャンスを見つけて、賛同者を募って独立する、このパターンは今までとまだまだ変わっていないということですか?
ひ:いや、それが一番安全じゃないですか? だってもともと回っているその職種、取引先、お客さんがいて、それをずらすだけじゃないですか。
勝:でもその中でもう少し議論を深めますと、ここ20年間で例えば新しいベンチャービジネスとして建った会社、例えばあの時価総額の上位何十社とか見ますとソフトバンクくらいしか新しい会社として建ってないわけですよ。それはそれで良いんですかね?
ひ:だって孫さん優秀ですからね。あんな、孫さんほど優秀な人いないっすよ、あんまり日本に。
勝:でも逆にある程度アメリカとかに比べますと新陳代謝が遅いという傾向があるわけですよ。それはもうそういうものだから仕方ないと?
ひ:いや別に新陳代謝とか、要は良い商品を作ればお客さんは買うけど、お客さんがいらないから買わないわけで、でそれは別に社会がどうこうじゃなくて必要な物を作っていないってだけだと思うんですけど。
勝:では必要な物を作っていないので、若者の起業が少ないことが問題ではないということですか?
ひ:ええ。だって需要があって、それを老人が作ろうが若者が作ろうが、欲しい人は別に作者がだれかなんてどうでもいいわけでじゃないですか。今だってシャネルの商品をシャネルのデザイナーが誰かなんて分かってないで買ってるじゃないですか。
勝:じゃあ日本は何故ですねそういったような、新製品ですとか、起業とか成長ができないのでしょうか?
ひ:大企業が優秀だからじゃないですか?
勝:そこがね、私と価値観の違いだと思うんですよ。私はね大企業がちっとも優秀じゃないと思ってるんですよ。
ひ:いや、大企業は商品を毎年出してますよ。例えばポッキーとか毎年変わってるじゃないですか。
勝:正確に言うと大企業は優秀なんですけれども、ある程度の一つの枠組みの中での競争ではものすごく優秀なんですが、そのサラリーマンとしての、その枠組みを超えたようなビジネスが出てこないのが日本の停滞の一つ・・・
ひ:いや、例えば缶ジュースっていうのを若者が作っても、大企業が作った缶ジュースほど売り上げあげられないと思いますよ。
勝:若者は大企業の中でビジネスアイデアをもっともっと採用されて作ってもらう方が効率的ですよね。
ひ:いや別にそれでも良いですし、別にその大企業の缶ジュースよりも良い缶ジュースを作れる若者がいれば、それは缶ジュース作って売れば良いと思うんですよ。
勝:でも、缶ジュースの市場に参入するのにそれこそ100万、200万じゃ全く無理ですよね?
ひ:はいはいはい。
勝:その場合に、だってできないじゃないですか?
ひ:いや、でも缶ジュース自体は作ろうと思えば安く作れますよ。で、その別に日本中に配ろうと思わないで、じゃあ知っている商店だとか知っているコンビニに入れてもらうとかっていうので、徐々に広げていくのは不可能ではないと思いますよ。
勝:でも、例えば今一本缶ジュース120円くらいですよね。で原価率考えると1本儲って、ディストリービューション考えるとせいぜい50円、60円マックスしか儲らないと、それをそれこそ何万本という単位で売らないとできないことを考えると、やっぱり今現在若者が小資本で缶ジュースの資本に入るのは現実的な解ではないですよね。
ひ:まあ、缶ジュースは例として出しましたけど。それだったらやっぱり大企業が大資本で安く提供できているわけだから、大企業の商品生産能力って高いからすごいよねっていう話で良いじゃないですか。
勝:でもその割には、
ひ:だって、みんな缶ジュース安くおいしく飲めて良かったと思っているわけだから。
◆勝間さん対談の睡眠不足の反省と、幸福論 ひろゆき@オープンSNS
http://hiro.asks.jp/68256.html
そんなことは、当たり前のことだと思ってたんですが、
番組の構成上なのか、
本気なのかわかりませんが、
働いてお金を稼ぐことだけが幸せで、
それが出来てない人は、
不幸だと考えるのは、どうかと思うわけです。
顔が悪いとか、金が無いとか、頭が悪いとか、病気持ちとか、歌が下手とか、
欠点を積み重ねていったら、
誰だって不幸な気がしてくるわけですよ。
欠点の無い完璧な人以外は、
楽しいことを追求して、楽しい面をみて、面白く暮らすほうが、
幸せな生活が出来ると思うわけで、
結果としては、そのほうが、
幸せな人の数は増えると思うんですよね。
ってことで、
日本人の幸福度を上げたいんだったら、
「お金が無い=不幸」 みたいな考え方を
他人に強要しないほうがいいと思うんですよね。 -
「阿修羅」に転載された記事の再転載である。他の掲示板同様、「阿修羅」の記事も玉石混交なので、その中から特にいい記事を再転載しているわけだ。
この記事が貴重なのは、発言者である雁屋哲氏がマスコミ的にも著名人の一人であるからだ。もちろん、漫画原作者としての氏を知らない人も多いだろうが、少なくともマスコミの中で生活をしている人間が、このような発言をすることはおそろしく勇気の要ることであり、スキャンダルを捏造されてマスコミを追放される可能性が高いし、場合によれば生命の危険もある。それを考えた上で、以下の記事を読んでもらいたい。
鳩山由紀夫氏を攻撃するのは誰か【雁屋哲の美味しんぼ日記:昭和天皇・岸信介をはじめ売国奴が頂点に君臨し続けた日本】
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/749.html
投稿者 一市民 日時 2010 年 5 月 06 日 03:11:20: ya1mGpcrMdyAE
鳩山由紀夫氏を攻撃するのは誰か
2010年5月4日(火)@ 23:30 | 雁屋哲の美味しんぼ日記
記事URL:http://kariyatetsu.com/nikki/1228.php
カテゴリー:雁屋哲の美味しんぼ日記
投稿日時 :2010年5月4日(火)@ 23:30
鳩山由紀夫総理大臣が、普天間基地についての対応に対して多くの人びとに批判されている。
しかし、その批判、非難、攻撃は、鳩山由紀夫氏が受けるべき物なのだろうか。
考えて貰いたい。
沖縄を米軍の基地にしたのは誰なのか。
それは、昭和天皇である。
昭和天皇が「沖縄にずっとアメリカ軍に存在して貰いたい」といったのが始まりではないのか。
昭和天皇の沖縄についての発言は、いちいち、私はここで挙げないが,様々な文書で明らかにされている。
もし、私の言葉に疑いを抱く人がいたら、ちょうど良い機会だ、昭和天皇の言行録を、当たって欲しい。ちょっとした図書館に行って、昭和天皇についての書籍を調べれば、すぐに分かることだ。(その意図があるから、私はわざと、文書をここに引用しないのだ。読者諸姉諸兄が自分の目で、昭和天皇が何を言ったのか読んで欲しい。それで、驚かなかったら、おかしい)
昭和天皇が、沖縄をアメリカに渡すと言った言葉に従って、その後の政府は忠実にアメリカに沖縄を自由に使うことを許してきた。
歴代の自民党政府が六十年以上にわたって、アメリカに沖縄を自由に使うことを許してきたのだ。
今まで、日本をアメリカの奴隷にしてきたのは、自民党政権である。
鳩山由紀夫氏に直接の責任はない。
私は、民主党を支持しない。なぜなら、その党員の中に、自民党の最右翼と同じ考えの人間が多く存在しているからだ。
自民党と民主党との絶対的な違いはない。
ただ、鳩山由紀夫氏が、沖縄から米軍基地の移転を表明したことは画期的だった。
我々、日本はいつまでアメリカの奴隷になっていなければならないのか。
その、基本的な疑問に答える一つの回答だった。
しかし、アメリカは強力である。
日本ごとき、ただのアジアの小国、としか思っていない。
少しでも撥ねれば、叩く。
アメリカの有力雑誌、TIMEの、2010年4月19日号(Australia版、多分アメリカ版と同じだと思う)では、「鳩山はfading Japanを改革しようとしているが、彼は、改革より混乱を生み出している」という記事を巻頭に載せた。
この「fading Japan」というのが、実に嫌みだ。fadeとは 「衰え、消え去る」という意味である。「fading Japan」とは、「衰え消え去ろうとしている日本」、と言う意味だ。悪意と、侮蔑を込めた言葉だ。
この、タイトルからTIME誌の意図が明らかだが、(と言うよりアメリカという国の意図)、記事の内容を読んでも単なる嫌みと、脅しでしかない。
こう言う嫌みと脅しは、自民党が政権を握っている限り、絶対に出てこない物だっただろう。
TIMEのいうことは、日本をアメリカの隷属化に置くことが必要だというアメリカ政府、あるいはアメリカの有力勢力の考えを表す物だろう。
この六十年間のことを考えて貰いたい。
長い間、自民党、政府はアメリカに奴隷的に仕えてきたのである。
CIAの秘密文書がアメリカで明らかにしたことは、歴代の日本の自民党の首相がCIAから金を貰っており、CIAにはかれら秘密のコード・ネームが残されていたことだ。
なさけないね。日本の首相が、CIAからコード・ネームを与えられていたなんて。
そう言う国は、まともな独立国ではない。
私は、民主党を支持しないが、鳩山由紀夫氏が少なくとも、アメリカに対して日本人の思いを主張しようとしたことは認める。
しかし、鳩山由紀夫氏がどんなに頑張っても、この1945年以来の日米の関係を突然変えられる訳がない。
変えようといっただけで、私は、鳩山由紀夫氏を評価する。
今までの、自民党政府の誰がそんなことを本気で言ったか。
残念ながら、TIMEが嘲笑したように、日本はアメリカにとって、隷属国家でしかない。
そんな立場にある日本という国の立場を、日本人全体が、日本人全国民がおかしいと思い、それを正そうと思わない限り、日本のアメリカに対する隷属関係は変わらない。
鳩山由紀夫氏を今回の沖縄の基地問題で非難する人間は、戦後の日米の歴史を知らないか無視している。
私から見れば、鳩山由紀夫氏の言うことすら、日本人全体のあり方を考えた場合不十分だと思う。
ところが、その、鳩山由紀夫氏のやわい言葉にさえ、アメリカは厳しく反応するのだ。
この百年間、世界で最悪のテロ活動を続けてきたのがアメリカである。
貿易センタービル2棟が倒されたとアメリカ人は騒ぐが、では中南米で、東南アジアで、中東で、イラクで、アフガニスタンで、アフリカで、いったい何万何十万の人間をアメリカは殺してきたのか。
貿易センタービル2棟で釣り合いの取れる数ではない。
その、テロの基地の一つが、沖縄なのだ。
沖縄の基地から、イラク、アフガニスタン、以前はベトナムに、アメリカ軍が派遣されてきた。
その、テロ基地の一つ沖縄を、縮小することは世界の平和に大きく寄与することである。
だが、力関係は如何ともし難いし、この六十年間の保守政権のアメリカ隷属体制になれたアメリカは、この関係を少しでも変更しようとする勢力に対しては、全力を挙げてつぶしにかかるだろう。
岸信介から、日本政府の売国奴としての体制は変わっていなかったのだ。
A級戦犯だった岸信介が、どうして釈放され、どうして日本の首相になれたのか。
あの、1960年の安保改正の時の騒ぎを考えればよく分かる。
鳩山由紀夫氏は、戦後の首相の中で初めて、アメリカに対して異議申し立てを行った人物である。
私は、政治における陰謀論は簡単に受け入れてはいけないと思うが、戦後の日本におけるアメリカの存在の強さは無視できない。
首相自体が売国奴だったのだ。他にも、いくらでも、アメリカのために国を売る人間がいてもおかしくない。
現実に、名指しは避けるが、アメリカにこびを売るか、アメリカに弱みを握られたか、何らかの理由でアメリカに日本を売り渡す行為を続けて来ている政治家・官僚は、いやと言うほど存在する。
そのような、政治家・官僚と比較すると、鳩山由紀夫氏は少なくともアメリカの奴隷から、この日本という国を解放しようとする意志を持っていると私は思う。
しかし、繰返すが、アメリカは強力であり、日本国内にもアメリカのために働いている人間が多い。
このような状況で、直ちに、沖縄のアメリカ軍基地を縮小しようと言っても、力関係から言って通るはずがない。
通るはずがないことを、公約にした氏を公約違反だと攻めることも可能だろう。
しかし、それは、あまりに戦後の日米関係を無視した意見だと思う。
どんなことであれ、しかも、それが大きなことであれば、最初の第一歩を踏み出すことが一番難しい大事業だ。
1945年以来の対米隷属の日本の立場を、少しでも、良くしようとすることは、難事業中の難事業だ。
それを、公約にしたことの全部が出来ないからと批判すること自体、アメリカのためにする言葉だと思う。
鳩山由紀夫氏が、今回、公約を全て守ることが出来なくても、これは、アメリカに対する隷属関係から自由になる第一歩を日本国民に示した重要な意義があると、私は考えたい。
無闇に、鳩山由紀夫氏を批判する勢力の正体を、国民は知るべきだ。
(その正体は凄いよ。どろどろしているよ。目をふさぎたくなるよ。そう言う人間が、大手を振って跋扈しているのが今の日本なんだよ。)
結局、鳩山由紀夫氏は、アメリカと、アメリカに仕える日本人の有力者たちによって、打ち負かされるだろう。
公約を守れなかったのは鳩山由紀夫氏個人の責任である、と言い立てるのは、そのような人達とそのような人達に盲従する人達だ。
日本政府の実力と、アメリカの実力の差を冷静に計算して、弱肉強食の原理の元に、今回の沖縄の基地問題と鳩山由紀夫氏の責任問題を、感情的にならずに議論するべきだと思う。
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例のブログ市長こと、竹原阿久根市長が自分のブログにこのようなことを書いている。コピーのコピーだが、貴重な情報なので、これも転載しておく。(「調別」だか「別調」だかの存在については、以前から聞いていたが、市長という公職にある人間の発言としては貴重である。私は竹原市長の言動には賛成できないことが多いが、歯に衣着せぬ発言をする勇敢な硬骨漢であることは確かなようだ。)
『陸幕二部別室』(住民至上主義(旧阿久根通信))
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=521727&log=20070609
<以下、一部抜粋開始>
○私が自衛隊に居た頃、何をやっているのかわからない所として聞いていたのが「陸幕二部別室」という名前だった。
○当時は「軍隊だから秘密組織があってもおかしくはない」という程度だった。
○「自衛隊中央病院の上の階に、多くの精神状態がおかしくなった高級幹部が入院している」という事を私に話した人も、精神面の治療でその病院に入院させられた事を知り、自衛隊の闇の部分をなんとなく感じていた。
○退官後、自衛隊で心理戦の専門教育を受けたという人物から、「自衛隊には戦前から『ある金持ち組織』のためにあらゆる工作をおこなう所がある。」という話を聞いた。
○その人物の祖父は特別な組織の教官をやっていたという。
○また、最近では人の前頭葉の一部を破壊して廃人にする方法に変わり、カテーテルを使って脳のごく一部を破壊して人格を変える技術が使われているとも語った。
○その後、彼は施設の入所者を虐待したということで警察に逮捕されたという報道があった。
○報道で国会議員達の発言を聞いたり、市議会議員をしていて実感するのは政治家の間抜けぶりと、役人組織の悪かしこさだ。
○こんな状態で政治や行政がまともに機能すると考える方がどうかしている。
○世間はバカや欲深人間ばかりではない。
○あまりにもおかしなこの状態が続いている事こそ奇跡的でさえある。
○この馬鹿げた状態が偶然に続いてきたとは考えられない。
○大きな強い闇の力が働いていると考えるべきだ。
○日本を動かしてきた極悪秘密組織の正体が姿を現してきている。
○私は、例の『ある金持ち組織』は天皇家や吉田、岸、児玉というメンバーを含んでいると考えている
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○自衛隊「調別」の持とうとしているこの権限は、クーデター組織FEMAの完全なコピーであり、「調別」がFEMAと日常的に連絡を取り日米軍の連携を計っている以上、この完全な一致は「偶然」ではない。
○日米が連携し、災害あるいは人為的なテロに際して、政府に代わって軍隊が「政権を奪取」するクーデターの準備が行われていると見て良い。
○9・11テロが米国ブッシュ政権による自作自演である可能性は極めて高いが、米国では次に起こるであろうテロを機会にFEMAによるクーデターが発動される危険性が高い。
○日本では、北朝鮮あるいはイスラムによる「テロ」の形を取った自衛隊・米軍の自作自演テロにより上記のクーデターが発動される危険性が高い。
○既報のように、自衛隊には国民を「鎮圧」するためのテロ組織、自衛隊幕僚2部という存在がある。また自衛隊には心理戦争を専門とする大きな部隊がある。
○心理戦争とは、自衛隊が自作自演でテロや暴動を演出し、テロ・暴動鎮圧が目的と称して自衛隊、警察による国民の統制支配を強化する戦術、その際マスコミ等を使用したデマゴギー宣伝を利用し、国民を軍隊の意向に沿う方向に誘導する「心理誘導」戦術の事を指す。
○このテロ自作自演等の演出専門の自衛隊の心理戦争部隊は、自衛隊東部方面隊第一施設団第三施設軍と呼ばれる部隊であり、駐屯地は米軍のキャンプ座間の「中」にある。
○キャンプ座間には、米軍の極東全体における機密情報収集の司令部、米陸軍第500軍事情報大隊、通称500MIがあり、極東全体での心理戦争を担当している。
○クーデター部隊であるFEMAと「調別」の連携に加え、テロ自作自演部隊までもが日米連携している。
○本来自衛隊と米軍は別組織であり、駐屯地が同一などと言う事は有り得ない。自衛隊の駐屯地が米軍基地の「内部」にあるという「異常」な形態を取っているのは、日本全体、自衛隊全体で「ここだけ」である。
○しかも極東全域を統括する大きな「大隊司令部」の中にあるという「極めて重要視された」形で、「国民を一定方向に誘導する」ための心理戦争部隊が日米完全一体化されている。
○この「目的」は明らかである。
<以上、抜粋終了> -
「阿修羅」掲載の記事の中で、もう一つ、資料的価値があると思われるものを転載する。こうした記事はぜひ多くの人に読んでほしいし、こうしてブログに載せておけば、後あと参考になるだろう。
「「闇の仕事師」:ドラえもん氏のつぶやき」小泉政権の足跡(晴耕雨読、5.4)【小沢つぶしをねらう闇の勢力】
http://www.asyura2.com/10/senkyo85/msg/642.html
投稿者 南青山 日時 2010 年 5 月 04 日 06:37:25: ahR4ulk6JJ6HU
http://sun.ap.teacup.com/souun/2714.html
小沢さんを告発したグループとは直接関係ありませんが、どらえもんが数年にわたって追いかけた「闇の仕事師」の話をしておきましょう。同じ手合いでしょうから。
その男は自分を「藤田」と名乗っていました。本名は、許栄中。マークするようになったのは、日本リースの巨額手形乱発事件でした。その後、平和相互銀行の金屏風事件などあらゆるダーティーな金融事件で名前があがるようになりました。
経済部日銀担当、イトマン取材班の一員だった時、許栄中本人から外部には公開していない直通電話に電話が入りました。「わしや。許栄中や。えらい記事書いてくれとるやないか。小孫っちゅうのがおるやろ。出せや」。大阪社会部時代から聞き覚えのあるダミ声でした。
小孫キャップ(現在は編集局長)に「本人のようですが出ますか?」と聞くと、「出る」。日経本紙1面でイトマンの経営が急速に悪化し、メインバンクの住銀が再建に動くというスクープ記事が出た直後。磯田一郎住銀会長解任、イトマン倒産という経済事件の始まりでした。
許栄中は「お前は小孫というらしいが、俺と同じで本名は孫とちゃうんか?」などと居丈高な口調で言ったかと思うと、急に猫撫で声でこんなことを言いだします。「お前ん所は子供が二人おるんやてな。上の子は○○小学校△年、担任の先生は××××。下の子は・・・」
「可愛い盛りやろなあ。今のうちによう顔見ときや。ヨタ記事ばっか買いとると、そのうち見れんようになるさかい。わしからの忠告や」。電話は、一方的に切れました。重い沈黙。家族の情報は正確でした。ジャーナリストは自分を狙われても屈しませんが、家族を狙うとは。
翌日から分室への出入りは、裏口を使うこと、夜回りの時には1時間おきに連絡を入れることなど、とりうる対応策がとられました。インサイドラインの歳川さんが、イトマンの記事を書いたあと、路上で暴漢に襲われたのも同じころでした。
キーマンだった西川善文常務(当時)の建て替え工事中の自宅に夜回りすると、家の前のベンツの前後で強面の黒服の男達が煙草をくゆらせて、明らかに張っている様子。「今日も帰らないか。どこのホテルだろう」。そんな取材が数カ月続きました。
「闇の勢力」は、儲からなければ動かない。えせ右翼や時には市民団体を装うこともある。小沢さんの検察審査会の起訴相当の判断が「全会一致」と聞いた時には、身震いがしました。「闇の仕事師」たちは、個人テロの威嚇で何度でも「市民」に同じ判断をさせるでしょう。
許栄中は、韓国のKCIA人脈をバックに日本の政界にも人脈を築いていました。大阪と釜山を結ぶ国際観光フェリーの就航記念パーティーを中之島のロイヤルホテルで開いた時、壇上には安倍晋太郎、渡辺美智雄の姿も。許と渡辺がハグしたシーンは目に焼き付いています。
イトマン事件後、住銀の実権を握った西川氏は、イトマン処理で生じた約1500億円の損失をゴールドマンサックス系のファンドとの海外取引で飛ばし、頭取就任後、数年かけて目立たないように処理したという内部証言があります。
住銀とゴールドマンサックスが包括提携を結び、資本関係を深めたのも、西川頭取時代。ゴールドマン日本法人の持田昌典社長と西川は、軽井沢の別荘で毎年、行き来する仲になり、日本郵政の社長に西川を推したのも、オリックス宮内会長とゴールドマンの持田社長。
許栄中との戦いでは、西川氏と組みましたが、ゆうちょ銀行をゴールドマンに売ろうという売国奴は許せないと、民営化後は西川氏とも戦ってきました。郷原さんの活躍で、西川社長時代の日本郵政のガバナンスの無法ぶりも明らかになってきました。
統一協会というより勝共連合です。半島ベースで中国を敵視する人々。重なっていますが、微妙に統一協会とも違う。安倍やミッチーは、えせ右翼・勝共連合の秘書を大勢雇っていました。国際的には、台湾の独立派とも繋がっています。
小沢さんの検審の判断の背景は取材中ですが、取り調べ中に石川議員に「必ず検察審査会で起訴してやる」と口走った主任検事・吉田副部長(交通課に更迭済)のバックに、小沢つぶしを仕掛けている財界・官界・既存メディアの裏ネットワークがあるのは確実ですね。
「自民・小沢・オリジナル民主」という3勢力のうち、数年で政界が二大勢力に再編されるという漠然とした前提があって、そのうち「小沢党」を何が何でも潰すんだという反中国勢力があるということ。
彼らは、昨年の天皇陛下の中国副主席との会見の際にも、右翼を煽って小沢つぶしに動きました。宮内庁長官までが、影響を受けていることに慄然とします。
どらえもんは、さきほどの3分類では、まごうことなくオリジナル民主。(笑)民主党設立準備委員会結成の呼びかけ文の下書きから書いてきましたからね。生みの親がよちよち歩きの赤ん坊を見守る感覚で、鳩山政権を見ています。
債務超過状態の自民党が潰れれば、自然と民主党が分かれて、二大政党になります。比例区を削減すれば、中間政党は生き残れません。それを阻止すべく、舛添とかが選挙制度改革を言いだしてますね。まずは、英国の選挙結果に注目です。
舛添新党に行って今回引退する矢野哲朗が安倍内閣で参院側から推されながら大臣になれなかったのは、身体検査にかかったからとされていますが、嘘です。実は、安倍の満州利権に手を出したから、怒った安倍が入閣させなかったというのが真相。
表は宗教団体の統一教会だったり、政治団体の国際勝共連合だったりしますが、裏は「闇の仕事師」を配下に持つ危険な集団。公安調査庁は、オウムや共産党よりこちらを行動監視するべきでしょうが、そもそも公安にも彼らは潜り込んでいます。
安倍の満州利権は、祖父の岸信介らが満州に残してきた731部隊の遺棄化学兵器を処理する事業。安倍が勤めていた神戸製鋼が受注。爺さんの悪事をなかったことにして儲けようという魂胆が、せこい安倍らしい。その入札に外務副大臣でいちゃもんをつけた矢野は大臣になれず。
日本会議は事務局にいるようですね。彼らの手法として「紛れ込んで扇動する」というのがお得意のようでうから。日本会議の議員全体を偏見で見るのはどうかと思います。
(南青山コメント)
冒頭に小沢を告発したグループとは直接関係ないとあるが、おそらく底流ではつながっているのだろう。
また、こうした話が表に出てくる時点で、ドラえもん氏のいう「闇の仕事師」がかつて存在していたとしても、いまはその活動を停止し、実験というか実働部隊は別の連中に移っているのだろう。
それにしても、今回のマスゴミを巻き込んだ小沢と検察の戦い、反小沢、反民主勢力の一糸乱れぬ、統一された高度の背景には、政官財米を巻き込んだよほどの巨大で(残忍で)狡猾な組織が存在することが想像できる。
押され気味とは言え、それに対抗して頑張っている、小沢、鳩山連合もたいしたものだが。
議会制民主主義とは欠点もあるがそれなりに良くできた制度で、こうした狡猾勝つ残忍な勢力にも対抗する手段を私たちに用意している。
それは選挙であり、このつぎの参院選は天下分け目の大きな戦いになることが予想される。
楽観視できる状況とはとても言い難いが、絶望的でもないように思える。
文中にある「小沢つぶしを仕掛けている財界・官界・既存メディアの裏ネットワーク」とは、日本国民が生み出す利益をかすめ取ろうとする連中であり、私たち国民にとっても大敵である。
20世紀少年ではないが、小沢はそうした連中に対抗するための最後の希望でもある。
当面は普天間問題をどう乗り切るか、小沢の手腕に期待したい。
