地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/crushed-bug-additive/
<転載開始>


すでに食卓に並んでいる可能性があるとは…

まあ……昆虫系フードの話は、個人的にあまり心地良くないものですので、あまりふれたことはないのですが、


「すでに実施された」


という報道を聞きまして、「一気に来たなあ」と感じた次第です。


しかも、


「消費者に気づかれないように、加工品等にコオロギの粉末が加えられるようになった」


ということです。


いわゆる一般への告知とか報道はまったくないようです。


最初に報じたのは、ロシア RT で、以下のように報じていました。


> 欧州委員会の決定により、脱脂粉状の昆虫をピザやパスタベースの製品に追加することが許可された。1 月 24 日から正式に EU 市民の食卓に並ぶことができるようになる。 (RT 2023/01/23)


 


ということで、もうすでに、EU の家庭の中では「それが入っているのかどうかを知らないまま食卓に並んでいる」というケースもありそうです。



シリアル、ビスケット、ピザ、パスタベースの製品などに現在は使用されているということですが、こういう製品の「添加物」をいちいち見る人はそんなに多くはなさそうですし(私はグルテンをとらない生活をしているせいもあり、必ず見ますけれど)。


まあ……昆虫を食糧とするということ自体が問題とは思っていません。世界全体で見れば、食べられている国も多いです。かつて旅行した東南アジアの国々では、結構多くの屋台などで虫が食用で売られていましたし、日本でも事例は少ないですが、蜂の子とかイナゴとかありますしね。


イヤなのは、栄養や衛生的な問題の話ではないのですよね。


ともかく、EU では「食用コオロギの運用が本格的にスタート」ということになったようです。


いずれにしましても、「すでにもう入っている」ようですので、ヨーロッパに住まれている方でお気になる方は、購入の際に添加物一覧を見てもいいかもしれないですね。


報道をご紹介します。

粉砕された「昆虫の添加物」は現在、EU 全体でのピザ、パスタ、シリアル等に含まれている

Crushed Bug ‘Additive’ is Now Included in Pizza, Pasta & Cereals Across the EU
summit.news 2023/01/25


ほとんどの人たちは、自分がそれを食べていることにさえ気づかないだろう


2023年1月24日の時点で、コオロギの粉末から作られた食品添加物が、欧州連合全体でピザからパスタ、シリアルに至る食品に現れ始めた。


そう。すでに脱脂粉末化されたハウスコオロギが大陸全体のヨーロッパ人たちのメニューに現在載っている。しかし彼らの大多数は、それが今では食べ物になっていることを知らない。


「これは、今月初めに可決された欧州委員会の決定のおかげだ」と RTは、以下のように報じた。


> 欧州食品安全機関の科学的意見を引用した決定によると、この添加物は、シリアルバー、ビスケット、ピザ、パスタベースの製品、ホエーなどに適用されるが、これらに限定されないあらゆる食料品に安全に使用できると欧州食品安全機関は伝えている。

> 安全性については心配する必要はないという。コオロギは、冷凍する前に「腸の内容物を捨てる」ことを確認するために最初にチェックされているからだ。


 


批評家たちは、昆虫が食品添加物として広く受け入れられるようになると、その消費は全面的に正常化されるであろうと示唆した。


「リベラルな世界秩序は、支配階級のイデオロギーに従って、気候の変動を防ぐために、人々が昆虫を食べなければならないと決定した」として、デーブ・ブラント氏は以下のように書いている


> しかし、コロナ対策で見られたように、一部の人々は専門家に無頓着に従うのではなく、抵抗したということがある。 そのため今度は、大君主たちは、「こっそりと」昆虫を食べ物に忍び込ませている。

> これにより近い将来、彼らは私たちがすでに昆虫を食べていることを明らかにすることができるので、彼らが農場を閉鎖して新しい食事を課すことに異議を唱える理由はなくなる。


 


欧州連合はまた、最近、人間が消費するための、レッサーミールワームとしても知られるアルフィトビウス・ダイアミナスの使用を承認した。


テクノクラートと気候変動活動家たちは、寄生虫感染に関連しているにもかかわらず、地球温暖化と戦うために昆虫を食べ始めるように一貫して働きかけてきた。


しかし、ダボスを訪れたエリート主義者が、人為的な気候変動について私たちをどれだけ非難し​しても、私たちが食事を昆虫に変えることはないように思える。