徽宗皇帝のブログ

丸山達也島根県知事は凄いね。顔は悪相だが、発言は立派だ。まさに、正論も正論、セイロンティーである。
もっとも、私は、私立大学を全部潰して、高校も半減するのがいいと思うが、社会が大卒というラベルで人間を判断する限り、大学進学希望者は入学希望者過剰状態が続くだろう。それで予備校も安泰となる。まあ、親の負担は大変だ。

社会はLGBTという不思議な存在への差別禁止を簡単に受け入れたのだから、学歴差別も禁止すると政府が法律を作ったらどうか。財務省の東大閥独占の歴史も終わるわけだ。
高校を半減するのではなく、授業内容を根底的に変える、というのでもいい。つまり「実学重視」であり「社会人教育」をメインにすることだ。難関大学入試は私立難関高校にすべてお任せである。そのほうが世のため人のためではないか。

（以下引用）

　国立大学の授業料を約3倍の150万円に引き上げることを提案した伊藤公平・慶応義塾塾長が10日付で中央教育審議会委員に任命されたことについて、丸山達也島根県知事は12日の定例会見で、「授業料を引き上げるという宣言と同じだと思う」と牽制（けんせい）し、任命した阿部俊子文部科学相を「国賊」と呼んだ。

　丸山知事は、高校の無償化と国立大の授業料引き上げは矛盾すると指摘し、引き上げを提言する人を中教審の委員にしたことに、「そんな人事をする神経が分からない」「そういう政策（授業料引き上げ）を進めようとする文部科学大臣は失格」と批判。「石破総理に、政府にいる国賊を討伐してもらいたい」と述べた。

　丸山知事は会見で、進学した国立大の授業料の半額免除を受けたという体験を引き、「（授業料が）3倍になった時代に生まれていたら（今と）同じ人生を絶対に歩めない」と述べ、「文科大臣は国賊だと思う。国を滅ぼそうとしているのか」と断じた。

　2月の会見で「国家的殺人未遂」と呼び、その後凍結が決まった高額療養費制度の見直しも含め、「こんなことを仕組んだ人たちを、国賊を討伐しなければいけない」と語った。（垣花昌弘）