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徽宗皇帝のブログ

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その仕事、本当に必要ですか?
不思議なことに、会社というのは社員の仕事を増やす案(たいていは、提案した当人の仕事ではない)は即座に採用されるのに、仕事を減らす提案が採用されることはまったく無いwww
会社というものは、どういう仕事が必要なのかの大筋は最初の段階で決まっているのであって、会社が傾くか業績不振なのはその大筋が間違っていた、つまりその会社を設立したこと自体が間違っていたということだ。それを小手先の仕事を増やすことで業績が回復などするはずはない。仕事を増やせば社員の不満を増やすだけのことである。
なお、仕事内容は採用時や昇進時に明確に決めるべきであり、それ以外で仕事を増やすのは契約(または暗黙の了解)違反だと言っていい。

私が或る会社を辞めた理由のひとつは、新たに決められた仕事である「会社の社訓を覚えて暗誦すること」だった。くだらない理由だが、できないものはできないから仕方が無い。
私は、暗記というのがもの凄く苦手で、特に「意味の無いものを暗記する」ことがほとんど体質的に無理だったからである。他人の顔も家族の誕生日も覚えていられないくらいだ。だいたい、誕生日など、本人確認のために自分の誕生日を覚える以外、何の意味があるのだろうか。生まれたことには意味があっても、生まれた日に意味があるとは思えないのだが。(これは、小さいころに読んだ「点子ちゃんとアントン」の中で、病弱な母親にいつも献身的にふるまっている息子のアントンが、その日が母親の誕生日であることを忘れていたために母親がアントンに冷たい態度をして、その理由が分からないアントンを悩ませ、理由が分かった後で、自分を人でなしだ、と考えて絶望する、という話を読んで「誕生日など糞くらえ」と思ったためでもあるかと思う。なお、その作品自体は大好きである。*この話を書くのは2回目かもしれない。私は自分が書いたのもだいたい忘れているwww)





会社が傾いて社内改革が叫ばれると、決まって新しい取り決め・会議・作業が提案される。その際にボクは「新しい仕事が増えるのなら、古い仕事で成果のないものは廃止しましょう。」と提案するが、後ろ向きな意見として却下される。結果、新しい仕事は単純にプラスされ残業時間ばかり増えるのであった。



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