BrainDead Worldさんのサイトより
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<転載開始>

アルゼンチン、サンタクルス州で厳しい寒波により川が凍結

watchers.news 2024/07/08


Severe cold snap freezes rivers in Santa Cruz, Argentina



2024年7月6日以来、厳しい寒波が首都ブエノスアイレスを含むアルゼンチンのほとんどの地域に影響を及ぼしており、パタゴニアは世界で最も寒い地域の一つとなっている。


アルゼンチン国立気象局は、同郡の首都周辺地域にオレンジ警報を発令し、他のほとんどの州にイエロー警報を発令した。


アルゼンチンの大部分は 7月6日土曜日以来、猛烈な寒波に見舞われており、パタゴニアの一部の地域では気温が南極より低い気温を記録している。


国立気象局によると、7月6日の早朝、首都ブエノスアイレスの気温は 0℃まで下がり、最低気温は今週中ずっとこの水準で推移すると予想されている。


アルゼンチンのパタゴニア地方サンタクルス州では気温がマイナス 25℃まで下がり、川が凍結した。


サン・セバスティアンのティエラ・デル・フエゴ州の集落では、気温がマイナス 12℃まで下がった後、海が凍った。


「コメがない 令和のコメ騒動? 農家の出荷が激減…」という福岡の報道

「コメがない」令和の“コメ騒動”? 農家の出荷が激減…店頭では値上げも 作付減少と猛暑で不作に 福岡

福岡TNCニュース 2024/07/18



おいしそうな白米は私たちの食卓には欠かすことができませんが、このコメを巡り、非常事態が起きています。


出来立てほやほやで輝くような白米。山口県阿武町産のコシヒカリです。北九州市小倉北区の旦過市場にある「米夢マイム」。


日本の食を支えるコメですが、今、ある異変が起きています。


◆米夢マイム 中尾憲二さん
「本当突然ね、『コメがないんよ』と。『入ってこんのよ』という話から、『なにそれ?』と。もしかしたら値段がめちゃめちゃ上がるかもしれないと。2割3割じゃすまんかもしれんよと脅されましたよ」


「コメがない」とは、いったいどういうことなのかー。


福岡市内にある米の販売店を訪ねてみると…


◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「こちらが玄米の倉庫です」


◆川崎キャスター
「あまりお米がないですね。倉庫なのにガランとしてますよ」


倉庫の中はほとんどが空きスペースで、米袋がまばらに積まれている程度でした。


Q.普段はどれぐらいコメが積まれている?
◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「壁一面が見えなくなるぐらいまでギュウギュウに詰まっている」


今年3月以降、農家からの出荷量が激減し、現在、店で扱っている量は去年の半分以下。


卸先である飲食店やスーパーに対し数量制限をかけて販売しています。


Q.これほどのコメ不足はあった?
◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「『ここ30年はなかった』と言われていますね」


さらにこの店では店頭販売も行っていますが。


◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「いつも20種類ぐらい玄米を販売しているんですが、(今は)10種類程度になっている」


中でも価格への影響が大きいのが、県産米として人気の「夢つくし」。


例年のこの時期は5キロ・1700円で販売していますが、現在は2200円。


仕入れ値が高騰しているため、売り値に転嫁せざるを得ず、この店では全品種の平均で20%の値上げとなっています。


 


コメ不足 いつになったら落ち着く?


Q.お客さんの反応は?
◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「やっぱり『高いね』というのが第一声。ただ、『夢つくしや元気つくしがいい』という方は多いですね」


まさに「令和のコメ騒動」とも言える状況ですが、ではなぜ、こんなにもコメが足りないんでしょうか。


そこには、2つの理由があります。


◆米のしんかい・みのりや 新飼哲哉 代表理事
「1つは、コロナ禍になり外食需要が落ち込んで、コメの生産自体が落ち込んでしまった。作付けも減ってしまった」


新型コロナをきっかけとした大幅な「コメ余り」を受けて全国の作付面積が10%減ったことが、最大の要因です。


もう1つが、近年の災害レベルの猛暑で稲が高温障害となり深刻な不作に陥っているためです。


店も取材に対し「本格的に品種改良を進めないと、これまでの品種を日本で育てるのは難しくなる」と話していました。


そして消費者として気になるのは、「いつになったらコメ不足が落ち着くの?」ということですが、取材した販売店によると、


▽新米のうち「早期米」と呼ばれる品種が7月末から出回るため、流通量は増えてくる


▽一方で価格はまだ高値傾向が続き、収穫最盛期の秋から年末にかけて落ち着く見通し


とのことで、まだ数カ月は価格が高い状況が続きそうです。



厳しい寒波が南アフリカの農作物に壊滅的な打撃を与えている

厳しい寒波が南アフリカの農作物に壊滅的打撃

watchers.news 2024/07/17


Severe cold snap devastates South African crops



今月、異常な寒さが南アフリカ、特にリンポポ州の農業に深刻な影響を与えている。


7月12日、ブッシュフェルトの一部では夜明け前に気温がマイナス 6℃まで下がり、広範囲で農作物が被害を受けた。リンポポ川流域の低地にある果樹園や畑では、野菜畑が崩れ、柑橘類が凍るなど、大きな被害が出ている。


柑橘類生産者協会は、海外市場に届く頃には冷凍果物は販売できない品質になってしまうため、生産者たちに冷凍果物を梱包しないよう勧告している。伝えられるところによると、農家は作物への甚大な被害に心を痛めている。


地域の農業ロビー団体アグリ・リンポポの CEO、デイドレ・カーター氏は、野菜作物への被害は壊滅的だと述べた。「私たちは、ひどく取り乱している多くの農家と連絡を取っています」


「ジャガイモ、トマト、ピーマン、アボカド、柑橘類、ベリー類、マカダミアナッツ、その他の換金作物の生産者は、前例のない寒波により大きな損失を報告しており、これらの必需品の供給が大幅に減少するのではないかとの懸念が生じています」とカー​​ター氏は述べた。


同組織の情報マネージャーは、約2,840ヘクタールが霜害の影響を受けたと述べた。推定損失は収穫量の 32%に相当し、10kg袋 400万袋に相当する。比較すると、2023年の全国収穫量は長期平均より 800万袋少なく、現在の霜害はその不足分の 50%に相当する。


ジャンルイ・ボーダリーの野菜農家ティヌス・ベンターさんは、度重なる夜間霜により作物の約 50%を失ったと報告したが、同僚の中には作物の 100%を失った人もいると述べた。


私たちが農場を経営してきた 24年間で、これほどの寒さを経験したことはない」と、ボツワナ近郊のサウトパンズバーグ山脈の北で農業を営むベンターさんは語った。


「 2024年7月7日には大きな被害があり、その後 7月9日、7月10日にも被害がありました。通常、霜が降りるのは 1年に 1度の朝だけです。5日か 6日連続で霜が降りるのはまったく異例です」とベンター氏は述べ、被害は天文学的な数字だとし、今月末までに野菜、特にジャガイモは手に負えないものになるだろうと警告した。


ほうれん草、豆、ベビーマローなど、特定の野菜は直ちに影響を受けるが、カボチャ、トマト、ジャガイモへの影響は今後数週間で明らかになるだろう。



<転載終了>