前回の岡氏の記事とほぼ同内容だが「一般ニュース」がガザの出来事を伝えたのが珍しいので、比較の対象として転載する。
言うまでもなく「時事通信」はユダ金メディアだろう。
(以下引用)
薄氷の停戦、2カ月で崩壊危機 「人質解放」「軍撤退」で溝 イスラエルとハマス
18日、イスラエル軍が大規模攻撃を行ったパレスチナ自治区ガザで、難民キャンプから北部ガザ市に逃れた人々(AFP時事)
【エルサレム時事】イスラエル軍が18日、パレスチナ自治区ガザで大規模空爆に踏み切った。 【写真特集】ガザ衝突~「最悪の虐殺」~ 人質全員の解放を求めるイスラエルと、軍撤退を主張するイスラム組織ハマスの溝は埋まらず、イスラエルは1月19日の停戦発効から2カ月を経て強硬手段に訴えた。お互いへの強い不信を抱えながら続いた薄氷の停戦は、崩壊の危機にひんしている。 ◇協議停滞 「今からは強力な軍事力を持ってハマスに対峙(たいじ)する」。イスラエル首相府は声明で、ハマスへの敵意を改めて示した。これに対しハマスは「仲介国や世界との義務を占領者は果たさなかった」と非難した。 停戦は今月1日に第1段階の期限切れを迎え、恒久停戦を見据えた第2段階への移行は実現していない。米国が停戦延長を提案し、仲介国カタールやエジプトで協議したが、米国は「ハマスは実現不可能な要求をしている」(ウィトコフ中東担当特使)と批判していた。 ロイター通信によれば、米国家安全保障会議(NSC)のヒューズ報道官は空爆再開に際し「停戦延長のため人質を解放できたのに、拒否して戦争を選んだ」とハマスに責任を押し付けた。 ◇圧力強化 ハマス壊滅に固執するイスラエルのネタニヤフ首相はそもそも停戦継続に消極的だったとされる。地元メディアによると、軍は停戦中にハマスが軍事力を立て直し、イスラエル領内を再攻撃する準備を進めているとして警戒を強めていた。イスラエルは今月に入り、ガザへの人道支援物資搬入を停止。ガザ住民の生活より圧力強化を優先し、ハマスに譲歩を迫り続けた。 一方、停戦維持を望むハマスは苦しい立場だった。第1段階でイスラエル人人質33人(遺体を含む)を解放。人質という「交渉カード」が約60人に減り、イスラエルを強く後押しするトランプ米政権の威圧も加わる中、イスラエル軍のガザ完全撤退はハマスにとって組織の生き残りのために譲れない条件だったとみられる。 米ニュースサイト「アクシオス」によれば、イスラエル軍はガザの作戦計画を「ハマスを驚かす目的」で少人数のみで協議し、米国に事前通告していた。トランプ政権はガザ空爆に先立つ15日、ハマスに連帯してイスラエル攻撃を繰り返してきたイエメンの親イラン武装組織フーシ派への大規模攻撃を開始。米イスラエル両国が各地で沈静化していた戦闘を再燃させたことで、戦火が再び中東の広域に波及する恐れも強まっている。
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