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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

ネトウヨ的評論家の正体
「隠居爺の世迷言」記事の後半で、立派な政治評論である。多くの政治ブログが、内容は良くても些末的で無駄な情報を大量に入れて主旨が不明瞭化してしまうことが多いのに比べて、下の記事は本質的部分だけを非常に分かりやすく説明している。
記事中で赤字部分は私徽宗の強調だが、ここまではっきり言うのは凄い。いや、当たり前すぎる指摘だという思い込みがあったので、書くことすら思いつかなかった。しかし、これくらいはっきり言わないと気付かない馬鹿(は言いすぎで、政治的無知者)が日本人のほとんどなのだろう。
石破ですらこの点ではアメリカに洗脳されている可能性が高い。中露との融和は、まあ、軍事オタクのアイデンティティを自ら破壊することになるからだろう。軍事オタクのお前の存在は不要だ、と突きつけられるからである。
ネットに散見される軍事オタクもなぜか仮想敵国は常に中露なのである。馬鹿か。日本と戦争し、日本に原爆を落とし、戦後も常に日本を占領し基地を置いて永続的植民地・属国にしてきたのはどこの国だ。

(以下引用)



 アメリカのスパイの話からここまで来てしまいました。そうです、日本で一番多いのはアメリカのスパイです。有名人で中国やロシアの脅威を訴えている人は全員アメリカのスパイと思った方がいいでしょう。その理由は至極簡単で、アメリカは以前から日本と中国との間で戦争をさせたがっているからです。それが実現すると、アメリカはロシア・ウクライナ紛争どころではない大儲けができます。

 日本と中国に戦争をさせるためには、まずは日本国民の不満を高めさせ、その不満を膨らませるにいいだけ膨らませておいて、「敵は中国だ」と火をつけてやります。膨らんだ不満はボムと大爆発をします。それが戦争の始まりです。

 そこまできちんと考えている日本人っているのでしょうか。ほとんどいないでしょうね。単に踊らされている、あるいは訳も分からずに踊っているだけのことです。そのような人たちの参考になるかどうか分かりませんが、日本の「財務省貿易統計」を見ることにしましょう。以下の表をご覧ください。日本の貿易額(中国、アメリカ、EU、世界全体への輸出入額)の過去5年分を表示しています。


 



単位 億円 


 


 この表を見てまず私が思うことは、中国を批判する人たちは日本と中国との貿易がこれだけ盛んに行われているのを知っているのだろうかという疑問です。貿易総額では圧倒的に世界一の貿易相手国が中国になります。世界で一番貿易をたくさん行っている相手国が敵国なのですか? どのような頭の構造をしているとそのようなことを考えつくのでしょうか。どこからどのように考えたところで、そのような国との関係を壊すような外交をするべきではありません。それとも中国との貿易をやめますか? たちまち日本は飢えますよ。

 しかし、そんな中国との貿易も若干気になることがあります。昨年の中国に対する輸出額が減っていることです。おそらく、放射性物質の汚染水を海洋に垂れ流していることでの海産物、また、軍事的な意味合いからの電子機器の輸出が止まっていることが原因かもしれません。これらはいずれも、日本からアクションを起こしたことが始まりでしょう。アメリカの意向を受けて、中国に対しては日本も意外に積極的に攻撃を仕掛けるのです。

 尖閣問題がその好例ですね。田中角栄が日中平和友好条約を締結した際に、周恩来首相との間で、「尖閣問題は棚上げする」ことで合意したという説があります。(「
田中角栄×周恩来「尖閣密約」はあったのか」2017.9.29 東洋経済ONLINE) 私が見る限り、確度の高い情報ではないかと思います。しかし、これをアメリカのスパイである石原慎太郎がきっかけを作り、壊しました。

 『「No」と言える日本』を出版した頃は石原慎太郎も日本のホープだったように思いますが、その後すっかりスパイに落ちぶれたのでしょう。いつの間にか反中国に熱心に取り組むようになりました。金なのか、ハニトラなのか、その他の事情があったのか分かりませんが。

 アメリカは現在でも、使えそうだと思えば政治家や有名人であるスパイを通して、中国を批判し、日本国民の反中国感情を高めようと熱心です。何しろ、日本人はちょっと煽ってやっただけで国民の8割がワクチンを接種するチョロさがあります。ワクチン同様、日本人を煽って反中国世論を強くしようと画策しています。

 ちょっと冷静になって考えてみてください。日本の歴史上、中国(隋や唐の時代から現在に至るまでの)に殺された日本人と、アメリカに殺された日本人の数はどちらが多いですか? 今回ワクチンで殺された日本人も加わりますね。現在進行中です。

 前にも書きましたが、私は中国のファンではありません。中国には一度も行ったことがありませんし、中国人とは一度も話したことがありません。そして、中国でもロシアでも、ぼやぼやしていると持っていかれてしまう危険性が常にあるとは思っています。しかし、そんなことはどこの国に対しても、外交関係を考える上での常識になります。

 そして、日本にとって一番危険で用心しなければならない国は、当然のことながらアメリカになります。江戸時代末以降、どれほど
陥れられたか計り知れません。そうであるにもかかわらず、岸田総理を見ても分かるように、日本人は現在でもアメリカの煽りにホイホイと乗って、自分で自分の首を絞めるのが大好きな民族であるようです。分かりますか? 分からないでしょうねえ。

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