ペンス元副大統領はドナルド・トランプ元大統領が機密文書を持ち出していたことを受けてフロリダ州の自宅で行われた捜査について、行き過ぎた措置だったとコメントした。米フォックス・ニュースはペンス氏の発言を次のように引用している。
「スタンダードが用意されていたが、現大統領の旧オフィスで機密文書が発見されたことにより、これについては忘れられてしまった」
ペンス元副大統領によると、現政権はトランプ氏の元で行われた家宅捜査の意味合いを引き下げようと躍起になっているという。 その上で「自分で蒔いた種だ」と皮肉り、次のようにコメントした。
「メディアはバイデン氏が副大統領の職を辞した時に機密文書を持ち去ったことからは目をそらし、耳を塞いでいる。これがダブルスタンダードでないならば、もはやスタンダードは存在しない」
先にジョー・バイデン大統領の補佐官らは機密文書を新たに発見したことを明らかにした。これらの機密文書は現在、米司法省が分析を続けており、ホワイトハウスの報道官によると、バイデン氏はこの事態を極めて重く受け止めているという。ただし、報道官は機密文書の内容について一切コメントしていない。
先に米CBSニュースは、首都ワシントンにあるバイデン米大統領と関係のあるシンクタンクでバイデン氏が副大統領だったときの機密文書が見つかり、米司法省が調査していると報じた。
2022年8月、米フロリダ州にあるトランプ前米大統領の自宅から国家機密を含む文書300件以上が押収された。バイデン氏はトランプ氏が文書を持ち出したことについて「全 くもって無責任だ」などと批判していた。
関連ニュース
コメント
1. what's dapoxetine