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メモ日記トゥディ「打たせて取る」 10.4.3

選抜高校野球で沖縄の興南高校が決勝に進んだが、準決勝の日大大垣戦では島袋投手が6回まで無安打の好投を見せた。二回戦までは三振も奪うが点も取られるという試合が続いていたが、準々決勝から三振奪取数は減り、逆に点は取られていない。つまり、「打たせて取る」投球になってきたわけだ。そして、彼自身、昨日の大垣戦での「打たせて取る」ピッチングを、理想の投球が出来たと述べている。
打たせて取るピッチングというものについて、私は昔から疑問と興味を持っている。幼稚な疑問なのだが、それは、「打たせて取る」というのは本当に意識してできることなのかどうかということだ。確かに、事実として打たせて取るピッチングになっていることはよくある。だが、同じ投手が打たれっぱなしになることもあるのである。「打たせて取る」ことと「打たれる」ことの違いが、私にはわからないのである。
打者がクリーンに球を捉えたヒット性の当りでも、それが野手の正面を突けば、凡打である。それは単なる幸運であって、勝負で言えば、打者の勝ちだろう。では、それと「打たせて取る」こととの間に、本質的な違いはあるのだろうか。
ピッチングの面で言えば、「抑える」ピッチングと「打たせて取る」ピッチングはどのような投げ分けがあるのだろうか。もちろん、良く言われるように、打者の好きなコースにポイントを少しずらして投げれば、打者は打ち損じるとされている。しかし、打者がそのように都合よく打ち損じてくれるものだろうか。
現実的な現象として、確かに「打たせて取る」という投球内容になっていることは良く見かけることである。おそらく、投手技術としても「打たせて取る」技術は実際に存在しているのだろう。それを明確に説明した投手技術の本を読んでみたいものである。
ついでながら、三振を取る投手のバックよりも、「打たせて取る」投手のバックの方が、打撃が良いという傾向があると思われる。それは、守備でのリズムの良さが、打撃での良いリズムにつながるからだろう。自分が動いて捕球し、相手を抑えるという気分の良さが、打席でのリラックスにつながるわけである。
その逆のパターンが、かつての怪物投手江川の場合であった。彼はいつも三振で相手を抑えるため、野手の守備機会は少なく、打撃も向上しなかった。彼の二年生の夏は、予選のほとんどをノーヒットノーランで勝ちながら、決勝だか準決勝だかでわずか1点を取られて敗退したのである。
興南打線がこの数試合、打撃が活発なのは、島袋投手の「打たせて取る」投球と関係があるのは確かだろう。

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