忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

三井義文(よしふみ)氏と「新自由主義経済」
「阿修羅」からの転載だが、コメント欄に三井氏の人物や考えが良く分かる記述があったので、それを入れようとしたら、醜いCM動画まで入り、それが消せない。
まあ、不細工な記事になったのは仕方が無い。

私はずっと前から、コンビニの現代社会における重要性を書いてきたが、そのオーナーに対する本部の扱いが非人間的であることもよく知られている。三井氏は、いわば「新自由主義経済」への批判の象徴だと言えるだろう。






れいわ新選組 5人目の三井よしふみ氏の候補者決定。(かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/608.html
投稿者 一平民 日時 2019 年 7 月 01 日 21:07:53: weTx3UHdkkpXM iOqVvZav
 


れいわ新選組 5人目の三井よしふみ氏の候補者決定。
https://31634308.at.webry.info/201907/article_1.html


れいわ新選組が「三井よしふみ」氏を公認候補予定者として、山本代表と発表した。元住友銀行の行員で、脱サラしてセブンイレブンのオーナーとなった。会見中、三井氏からセブイレブンのブラック性について滔々について述べられた。いくら働いても手取りが増えない。オーナーだから労働時間は無限大とみなされている。自分の最大の残業時間は480時間となったときもあった。契約書を見て契約したのに後から文句を言うなと言われるが、渡された5mm厚程度契約書で、このような状態になることを理解出来る人はいない。米国のセブンイレブンの契約書は5cm程の厚い契約書で、事細かに契約内容が書かれているという。


三井氏は労働した分だけ報われる社会の実現にセブンイレブンの例を挙げ訴えるという。山本氏は、今回の三井氏に候補者とした理由は、単にセブンイレブンのブラック性を訴えるだけでなく、この問題には労働条件、労働賃金制度、労働契約制度などいろいろな問題、課題を含んでいるので、スペシャリストとして立候補してもらうと述べた。


7月2日午後3時から候補者全員の立候補者について、山本氏から発表するという。この中で、比例、選挙区についての割り振りについても述べると思われる。7月1日時点で、2億2500万円、寄付者数は1万5000人強と発表した。これで、山本氏を含めて5人の候補者となった。


 






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


◆情報の参照元
セブン元オーナーが怒りの告発「本部の契約は人の命より重いのか」
…台風でも営業強要 2019.03.01 ビジネスジャーナル
https://biz-journal.jp/2019/03/post_26901.html


「私たちは、加盟店オーナーという奴隷になりました」――こんな衝撃的な
言葉で始まるのが、2018年9月に出版された『コンビニオーナーになっては
いけない 便利さの裏側に隠された不都合な真実』
(旬報社/コンビニ加盟店ユニオン、北健一)だ。


 コンビニエンスストアのフランチャイズ店の過酷な労働実態と本部の理不尽な
対応を明らかにする同書は、「本部だけが儲かる『廃棄』の数値目標が設定
されている」「人気のフライヤー商品が売れても加盟店は潤わない理由」
「本部は『契約更新拒否』を脅しに使う」「本部に利益が吸い上げられる
『コンビニ会計』のカラクリ」などを伝えた上で、「これは現代の奴隷制度
なのか?」と警鐘を鳴らす。


 折しも、セブン-イレブンの東大阪南上小阪店が人手不足から未明の営業を
取りやめたことで、セブン-イレブン・ジャパンと対立する問題が起きている。
同店では、オーナー・松本実敏氏と一緒に働いていた妻が18年5月に亡くなり、
松本氏が連続16時間超の勤務を強いられることになったため、やむを得ず
営業時間を短縮する措置を取ったところ、本部から契約解除と違約金1700万円を
求められたという。時短営業には、本部と加盟店との間に「特別な合意」が
必要だとされている。


 松本氏は2月27日に本部を訪れ、コンビニ店のオーナーでつくる
コンビニ加盟店ユニオンも同日に本部へ団体交渉の申し入れを行った。
その後、松本氏とユニオンが行った記者会見で、ユニオン側は松本氏の事例や
18年2月の福井豪雪でオーナーが丸2日間以上寝ずに店番をしたケースを挙げ、
「生命の危機的状況」と指摘。「契約の運用実態が、何がなんでも
24時間営業を続けなければならないという非人道的なものであるならば、
もはや公序良俗に反し、契約自体が無効と判断されるべきだ」と主張した。


◆人命より契約を優先するかのような本部の対応


 ユニオンの前副委員長でセブンのオーナーを9年間務めた経験を持つ
 三井義文氏は、「もちろん、(24時間営業を定めた)契約は尊重
 しないといけない。ただ、世の中の情勢は変わっていくわけですから、
 本来であれば環境の変化に応じて双方で話し合いを行い、契約の内容を
 見直していくべきです。そして、将来に向けて永続性のある経営を
 可能にするための仕組みづくりを行っていくべきです。しかし、
 セブンの契約内容は当初からまったく変わっていない。本部の社員も、
 そう言っているのが実情です」と語る。


◆『コンビニオーナーになってはいけない 便利さの裏側に隠された不都合な真実』
 (旬報社/コンビニ加盟店ユニオン、北健一)


 三井氏は、現役オーナーの時代から「健全なコンビニ運営」を求めて声を
 上げてきた。問題点があれば追及し、本部がすべてを仕切る仕入れの
 不透明性について「このお茶、セブンで仕入れると価格は87円ですが、
 量販店では78円で売っている。おかしいでしょう」と指摘し、実際に
 自店で独自に仕入れを行ったこともある。その結果、15年契約を6年残して店を
 閉めることになったのだ。
 「本部は何かと契約書を盾にするが、たとえば時短営業を認める『特別な合意』に
 ついても具体的な条件は一切書かれていない。そして、今や現場は契約書通りに
 やったら死ぬかもしれないという事態になっているのに、いまだに契約主義を
 貫くのはおかしいですよ。今一度、『契約は命より重いのか』という問いを
 突きつけたい。これはコンビニだけではなく、労働契約もそうですし、
 企業間の元請けと下請けの関係などもそうでしょう。弱いものは潰れても
 いいなんていう社会が幸せなはずがありません」(三井氏)


 一方、セブンの古屋一樹代表取締役社長は、かねてメディアの取材に対して
 「24時間営業はやめない」と公言している。
 「それどころか『今がチャンス』だとも言っていますが、そうは思いません。
 人手不足で従業員の質が低下している上に、オーナーは過重労働で管理が
 行き届かない。そのため、“バイトテロ”などが社会問題化していますよね。
 本部も現場もお互いによくない状況になっている現実を見るべきで、
 現場を顧みない企業が栄えることはないですよ」(同)


 また、三井氏は「現場と本部の話し合いがいつも噛み合わない理由」について、
 こう指摘する。


「本部にとって加盟店は、セブンであれば2万分の1にしかすぎない。でも、
 オーナーにとって加盟店は世界にひとつだけの店であり、自分の
 人生そのものです。そこに価値観のずれがあると思います。
 本部にとっては本部側のイメージや利益を上げる仕組みを守ることが最優先で、
 そのためには一店舗がどうなろうとかまわない。そういう考えがベースに
 あるのではないでしょうか。24時間営業の問題もそのひとつが
 表面化しただけですが、オーナーにとっては自分の命にかかわる問題です。
 その温度差も大きい。


 本部は経営資源の『ヒト・モノ・カネ』のモノとカネだけはしっかり仕組みを
 つくっていますが、ヒトの部分がないがしろにされているし、加盟店を
 だいぶ下に見ているのは明らかですよね。以前、あるコンビニチェーンの
 リクルーター(店舗開発のために好条件の不動産とオーナーを見つける
 本部の役職)は『コンビニのオーナーは学歴が高い人や理屈をこねる人は
 やめたほうがいい。とにかくレジが打てればいい。日本語がしゃべれれば、
 なおいい』と言っていました。つまり、単なる作業員としてしか
 見ていないということです」(同)


◆「避難勧告が出ても、オーナーは逃げないで」


 全国で5万店を超えるコンビニは、もはや「社会インフラ」とも称される。
 セブンの古屋社長も「セブン-イレブンはもはや、社会インフラというより
 ライフラインそのものだ」と語っており、我々の生活に欠かせない存在で
 あることは間違いない。


 「疑問に思うのは『どういうインフラなのか』ということ。確かになんでも
  揃っていて便利で、誰でも手軽に利用できる。そういう意味でインフラとして
  の役目を果たしているのはわかりますが、非常時に帰宅困難者を受け入れたり
  地域の見守り隊になったりするというのは現実的に考えて難しい。そのための
  準備もしていなければ、訓練も受けていないわけですから。
  『やるならちゃんとやりましょう』ということで、私は非常時の備えについて
   本部に提案したことがあります。備蓄の量や簡易トイレの用意などについて
   相談したのですが、本部は一切動かない。お金を出したくないんです」(同)


  三井氏は、大型台風の際に本部社員から「避難勧告が出ても、先に逃げないで
  ください。この地域で最後に避難するのはオーナーさんですからね」と
  言われた経験を持つ。近くにはたびたび大雨で氾濫する川があるにも
  かかわらず、だ。当初は社員の言葉を真に受けて店を開けていた三井氏は、
  夜に見回りに来た消防団員に「訓練を受けた我々がいるわけですから。
  ここに残る必要はありません」と言われ、ハッと我に返ったという。


  三井氏が「犠牲者はさらに増えていく恐れがある」と懸念する
  コンビニオーナーの処遇が改善される日は来るのだろうか。



拍手

PR

コメント

コメントを書く