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徽宗皇帝のブログ

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人を殺す商売には付き物の危険性
異常に長い記事だが、後半は無意味な情報や同じ情報の繰り返しが多いので省略。しかし、新入隊員が、4発発射で3発命中というのは凄い才能だと思う。しかも、目的の人間を見事に射殺している。指導教官をなぜ恨んだのか分からないが、厳しく教えたためではないか。人を教えることは、そういう危険性が付き物だが、軍人というのはもともと人を殺すのが商売であり、自分は殺されないで相手だけ殺す安全地帯にいるのは「上級命令者」だけだ。
軍隊などなければ、(最低でも「専守防衛」厳守の自衛隊であれば)「米国の戦争」に利用されることもない。軍拡など、馬鹿の極みである。その軍拡路線をしゃにむに促進しながら、記事中の自民党「お偉いさん」たちの口先だけの謝罪(省略)が空々しい。

(以下引用)

陸自射撃場発砲事件 逮捕の候補生 連射ではなく1発ずつ4発発射







14日、岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で実弾射撃訓練中に隊員が小銃で銃撃され3人が死傷した事件で、逮捕された自衛官候補生は、合わせて4発の弾を発射していたことが関係者への取材で分かりました。弾は連射ではなく、1発ずつ発射したということで、陸上自衛隊と警察が当時の状況をさらに詳しく調べています。





14日午前、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で、実弾射撃訓練中に18歳の自衛官候補生が指導にあたっていた隊員3人に小銃を発砲し、2人が死亡、1人がけがをしました。

陸上自衛隊によりますと、3人の階級はいずれも陸曹で、52歳の隊員が胸を、25歳の隊員が脇腹を撃たれて死亡し、けがをした別の25歳の隊員は左足の太ももを撃たれたということです。

殺人未遂の疑いで逮捕された自衛官候補生は、射撃の順番を待っている際に合わせて4発の弾を発射していたことが関係者への取材で分かりました。最初に、25歳の隊員に1発撃ったあと、52歳の隊員に向けて2発発射し、最後に別の25歳の隊員に1発発射したということです。このうち最初と2番目に撃たれた隊員が死亡したということです。弾は連射ではなく、1発ずつ発射したということで、陸上自衛隊と警察が当時の状況をさらに詳しく調べています。







逮捕の候補生「52歳の教官が狙いだった」

警察の調べに対し、自衛官候補生は銃を撃ったことを認めていますが、その後の調べで「52歳の教官が狙いだった。隣にいた隊員は自分と52歳の教官の間にいて妨げになっていたので撃った」と供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かっています。この自衛官候補生は、ことし4月に名古屋市の守山駐屯地に所属する第35普通科連隊に入隊していて、警察当局などは事件に至った詳しい動機などを調べています。







自衛官らは防弾チョッキ着用せず

陸上自衛隊によりますと、今回の射撃訓練には自衛官候補生およそ70人のほか教官など指導にあたる自衛官およそ50人が参加していました。いずれも鉄製のヘルメットはつけていたものの、防弾チョッキは着用していなかったということです。陸上自衛隊は規則上、問題はなかったとしています。







《14日の詳報》








陸自中部方面隊 元総監「再発防止の徹底が必要」

事件が起きた岐阜市の射撃場などを管轄する陸上自衛隊中部方面隊トップの総監を務めた千葉科学大学の山下裕貴客員教授は「1984年に山口県で小銃の発射事案が発生したが、それ以降はこのような重大事案はなかった。国民の皆さんに不安を与え、OBとして非常に申し訳ない」と話しています。

自衛官候補生の教育については「3か月間で陸上自衛隊の基本、基礎を教育する非常に重要なものだ。今回のように小銃の操作と実弾射撃を行わせるというのは最低限の陸上自衛隊の基盤的な教育になる。調査委員会が原因を特定して、再発しないように徹底することが必要だ」と指摘しています。







事件の詳しい時系列も明らかに

防衛省関係者によりますと、射撃場では14日午前9時ごろから射撃訓練が始まったということです。陸上自衛隊がまとめた事件の時系列です。
=9:08ごろ=
18歳の自衛官候補生が実弾射撃訓練中に指導にあたっていた男性の自衛官3人に向け小銃を発砲。「3人のうち1人は50代でほかの2人は20代」。
=9:30ごろ=
岐阜県警が現場に到着。
=9:32ごろ=
自衛官候補生の身柄を岐阜県警に引き渡し。
=9:50ごろから9:53ごろにかけて=
撃たれた自衛官3人が病院に搬送。
=10:45ごろ=
50代の自衛官の死亡確認。
=11:23ごろ=
20代の自衛官の死亡も確認。別の20代の自衛官もけがをして病院で治療。







陸自「この日の訓練には約120人が参加」

陸上自衛隊によりますと、この日の訓練には名古屋市の守山駐屯地に所属する第35普通科連隊の自衛官候補生およそ70人と、教官など指導にあたる自衛官およそ50人のあわせておよそ120人が参加しました。午前中から準備作業が始まり、夕方まで訓練が行われる予定だったということです。

日野基本射撃場は10個の的があり、射撃を行う場所からの距離は300メートルだということです。一般的に実弾の射撃訓練では、射撃の準備をして、安全教育を行ったあと、実際に射撃の動作に入るということです。

また、射撃をする隊員の横には指導にあたる自衛官が立つということですが、当時、どのような位置関係にあったかや射撃までの流れなど、詳しい状況は確認中だとしています。

小銃は個人に貸与されますが、使用しないときは鍵がかかった武器庫で管理され、弾は訓練の際に指導にあたる自衛官が渡すということです。

自衛官候補生のおよそ3か月間の教育では、小銃について、取り扱い方の指導や安全教育などをしたあと、空砲での射撃を行ったうえで、実弾を使った射撃訓練を行うということです。実弾の射撃訓練は合わせて4回行われ、14日が最後の訓練だったということです。







陸自「撃ったのは“89式小銃”」

「89式小銃」は1989年度から陸上自衛隊で取得が開始され、全国の部隊で多く使用されています。陸上自衛隊やメーカーによりますと、全長は固定型がおよそ92センチ、折り曲げできるタイプがおよそ67センチあり、重さはおよそ3.5キロあります。使用する弾の直径は5.56ミリで、連射の速度は1分間あたり850発に相当するということです。







陸自「これまでのところ生活態度などに問題はなし」

陸上自衛隊によりますと殺人未遂の疑いで逮捕された自衛官候補生は18歳で、ことし4月に名古屋市にある守山駐屯地に所属する第35普通科連隊の新隊員教育隊に入隊したということです。これまでのところ生活態度などに問題はなかったとしています。この自衛官候補生は、今月末に新隊員教育隊での教育を終えたあと、自衛官に任官され、陸上自衛隊の部隊に配属される予定だったということです。




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