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徽宗皇帝のブログ

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刑法で賭博を禁じる理由
私自身は、ギャンブルというのは娯楽としては認めていいと思っているが、自制心の無い人間がギャンブルに手を出したら破滅のもとであるのも明らかであり、刑法が賭博を禁じているのは賢明だろうとも思う。
何しろ、私が子供の頃は、台風で家族全員が家にいる時には母親が率先して家族で(マッチ棒を掛け金代わりに)花札をやるという、「じゃりン子チエ」みたいな家庭だったので、賭博に対しての嫌悪感は無いのである。我が家の子供にも、幼いころにポーカーを教えたが、別に害にはなっていないと思う。花札もポーカーも、カネを賭けなくてもゲームとして面白いのであり、カネを賭けるからそれで人生を破滅させる人間も出てくる。
そうすると、やはりギャンブルというのは禁止するのが正解か、とも思うのだが、人生そのものがギャンブルみたいなものであり、結婚も就職も家を買うのもギャンブルと言えばギャンブルだ。株の投資などギャンブルの最たるものだろう。とすれば、刑法で言う「賭博の禁止」とは、庶民のギャンブルを禁止しているだけかな、とも思う。要するに国家による「パターナリズム(父権主義)」であり、余計なお世話かもしれない。
まあ、いろいろ是非は言えるが、決定的な部分を見るなら、賭博が闇社会の暗躍の場であるのは明白だから、反社会的組織の資金源を断つ意味では賭博禁止は刑法に定めていいだろう。
とすれば、石井国交大臣はヤクザに堂々とシノギの場を与えた画期的存在になるわけで、下の記事のように表彰される資格はありそうだ。



(以下引用)




カジノ法案が成立しました。西日本で平成最悪の豪雨災害が起きたのに、カジノ法案審議を優先した石井国交大臣に表彰状です。もはや国交大臣というよりもカジノ担当大臣と呼ぶ方が正確でしょう。カジノは人の不幸で儲けるという非道な商売。喜ぶのは外資含むカジノ事業者のみ。賭博政党・公明党の大罪




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