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徽宗皇帝のブログ

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原爆投下に関する米英の合意
昨日のトレンドに上がっていたようだから、多くの人にとって既知のニュースだが、重要な記事だと思う。特に、チャーチルが「警告なしで使用すべきだ」とトルーマンに迫っていたという部分は、「昭和天皇の同意のもとで原爆は使用された」という馬鹿馬鹿しい陰謀論に対する完全な否定論拠になるだろう。英米同盟の首脳同士の原爆投下の約束をなぜ敵国である日本の天皇が知るはずがあるか。予告によって、原爆が使用されると知ったら、天皇の終戦決断は早まり、広島長崎の悲劇は起こらなかったと見るのが当然の話だ。自国民が大量に殺され、自国が破壊されるのを喜ぶ君主がいるはずがあるか。いると思うなら、まず自分で自分の家に火をつけ火事にでもしてみるがいい。(ネロがローマに火をつけたという話もあるが、キチガイの話は別である。)


(以下引用)容量オーバーのため、途中部分のみ転載。



更新


原爆投下でチャーチル英首相が7月1日に最終同意署名 1945年の秘密文書



 同館所蔵ファイル(CAB126/146)によると、原爆開発の「マンハッタン計画」責任者、グローブス米陸軍少将が45年6月初め、英国側代表のウィルソン陸軍元帥を通じて英政府に日本に対する原爆使用を許可するよう求めた。




 打診は、米国が核兵器開発に成功しても英国が同意しなければ使用できないなどと定めた43年8月の「ケベック協定」に基づく。


 英政府内で検討を重ねた結果、チャーチルは容認を決断し、45年7月1日、「オペレーショナル ユース オブ チューブ・アロイズ」(米国が日本に原爆を使用する作戦)に署名した。英首相官邸はこの最終判断を同2日付で公式覚書とした。












(中略)


 また別のファイル(PREM3/139/9)によると、7月24日のポツダム会談でチャーチルは、44年9月にトルーマンの前任のフランクリン・ルーズベルトと日本への原爆使用を密約した「ハイドパーク協定」を持ち出し、「警告なしで使用すべきだ」とトルーマンに迫った。


 トルーマンは翌25日、原爆投下指令を承認、投下命令が出された。その結果8月6日、人類史上初のウラン原爆が広島に、9日にはプルトニウム原爆が長崎にそれぞれ投下された。


(以下略)




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