それは「強いアメリカ」である。
アメリカの強さは「強い軍隊」と「強いドル」。
トランプは「バイデンはアメリカを弱くし、俺は強くする」と言う。
確かにオバマ大統領と副大統領のバイデンは世界中から米軍を撤退してきたし、今後も続ける。
2021年9月アフガンから10万人以上の米軍が撤退し、今やシリアやイラクに数千人残留しているだけである。
さらに2027年までに米軍は日本と韓国から撤退する。
世界中約30か所に駐留している米軍は現在撤退準備中である。
アメリカの軍事覇権は地に落ちようとしていることは間違いない。
トランプが言う通りバイデンはアメリカを衰退させている。
トランプはイスラエルのネタニヤフのイラン核・軍事施設爆撃を正当化し、米軍はイランを直接攻撃する為に、ルーズベルトが日本を真珠湾攻撃に誘導したように、イランに米軍を先制攻撃するよう仕組むだろう。
イランの1の先制攻撃にアメリカは100の報復攻撃をする。
世界は米軍に震え上がる。
衰退する米軍の覇権はトランプによって一日で蘇る。
「ドルはアメリカの生命である」。
1971年8月15日ニクソン大統領が金とドルとの交換制を廃止した為ドルの信認は低下したが、キッシンジャー国務長官はサウジのサルマン国王と会談し、サウジと他の中東産油国の安全を保障する代わりに原油の取引通貨をドル独占にする合意を得た。
ドルは一時金の裏付けを失ったが、代わりに中東の原油を裏付けにすることで金本位制からペトロダラー体制に切り替わった。
ところがサウジと中国は2023年11月20日人民元とリアルとの約1兆円枠のスワップ協定を結んだが、3年後には無制限となる。
従ってこのままだと2026年まででペトロダラーの特権は消滅し、ドル崩壊が確実になる。
バイデンは何の準備もしていないが、トランプは「トランプダラー」という金本位制を用意している。
その為にはトランプは3万トン以上の金塊を用意しなくてはならないがアメリカの現在の金保有高は、ニクソン大統領が金とドルとの交換制を廃止(金本位制廃止)した1971年8月15日時と同じ8,133トンである。
ではトランプは金3万トンをどう調達するのか?
ここのところ10年以上アメリカや世界の金産地の鉱山の在庫はほとんどゼロが続いている。
在庫が希少になると金価格が上がらなくてはならないのに1オンス2,000ドル前後で上昇しない。
それはユダヤ資本が金の先物市場で、わずかな証拠金で金を売り続け、現物市場で金を大量に買い続けているからである。
世界の中央銀行の金の保有量はそれほど増えていないが、毎年生産される約3,300トンは市場での現物取引を通してほとんどがユダヤ資本に吸収されている。
ユダヤ資本の金の保有高は非公開であるが、世界の中央銀行が保有する総量の約36,000トンより多いと考えられる。
トランプはドルと金との交換制を復活して、ドルを担保に3万トンをユダヤ資本から借りることになる。
バイデン政権ならドル基軸は廃止され、2025年10月からIMF(国際通貨基金)のSDRが金との交換制の下に国際基軸通貨になるだろう。
ユダヤ資本はIMFをコントロール出来ない。
ユダヤ資本が全株主(オーナー)のFRBが債権者として債務者のアメリカを金融支配しているように、トランプが金本位制を制定し、債務者として不足する3万トンの金を債権者ユダヤ資本から借りれば、ユダヤ資本はアメリカを支配(コントロール)出来る。
さてユダヤ資本はトランプとバイデンのどちらを選ぶであろうか。
ところでトランプがぶっ潰すと言う、アメリカの影の支配者ディープステートのバックはユダヤ資本であることは言うまでもない。
本年11月のアメリカの大統領選の見どころをご案内致しました。
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