忍者ブログ

徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

安倍政権の下級国民虐めは目に余る
「東海アマ」記事の全文だが、安倍政権の貧乏人虐めは最悪レベルである。貧しくて医者にもかかれないという人は想像されるよりはるかに多いだろう。ここに書かれた東海アマ氏の生活は惨憺たるものだが、極度の身体的障害を貧困ゆえに甘受しながら、それでいて頭脳が明晰であるのは尊敬できる。(昔は、敵と見た相手への容赦ないその攻撃的姿勢が苦手だったが、逆に、日本人には珍しいその徹底性は珍重すべきものかもしれない。)
なお、私は「利他主義」という言葉はあまり好まない。人間は本性として自己愛の生き物であり、他者を自分より優先するのでなければ「利他主義」とは言えないと思うからだ。つまり、「利他主義」というのは聖人としてしか存在しないだろう。
他者への同情や愛情を持たない人間は要するにエゴイストでしかないのであり、社会的存在価値は低いか害悪でしかないが、また本物の「利他主義者」というのがいるかと言えば、怪しいものである。


(以下引用)


安倍晋三政権(の厚労省)が、収入が毎月、年金10万円の人たちの介護施設の食費自己負担を、31000円(現在)から53000円に値上げすると言いだした。無茶苦茶だ!

カテゴリ : 未分類
 
 介護施設、月額で2万2千円増 最大で低所得者の30万人対象
 https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019121601001278.html

 厚生労働省は16日、3年に1度の介護保険制度改正案を社会保障審議会に示した。社会保障費抑制に向け、一部の低所得高齢者に関し、介護施設を利用する際の食費の自己負担を月額2万2千円増やす。対象者は最大30万人に上る可能性がある。

 「年金収入等が80万円超」では自己負担は月約3万1千円。今回この収入区分を「80万円超120万円以下」と「120万円超」の二つに分ける。
 「80万円超120万円以下」の変更はない。だが「120万円超」の場合は、2万2千円を上乗せし自己負担を約5万3千円とするほか、補助を受けられる資産要件を「1千万円以下」から「500万円以下」にする。
(共同)

*****************************************************************************

 引用以上

  http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/51658

@Gayaapii
 年金収入等が120万円超という新区分を設け、1カ月の自己負担を2万2千円増やすって、年金収入120万円なら月10万円なんだよ。10万円しかないのに2万2千円増やすって…どうしろと言うの。涙も出ない。

@c_ssk
介護施設、月額で2万2千円増 最大で低所得者の30万人対象 https://this.kiji.is/579141872920708193
年収120万円超、つまり月収10万円程度の人に2万2千円も上乗せし、自己負担を約5万3千円にしようという信じがたい改正案。もう隠そうともせず貧乏人は死ねと言いはじめた。

@bokuhadokoniiru
鬼畜自公❌介護施設を利用する低所得高齢者30万人に、月22,000円を負担させ、社会保障費66億円の削減
アメリカから買う欠陥戦闘機F 35は1機116億円
自公政権を駆逐せねば、弱者からしかばねにされる

@monkeyturn0314
消費税収が20兆円超あるんだよな。消費税の使い道って何だったっけ。
まぁ国民が選んだ議員さんたちが決めるこったし、自己責任なんだから どんな状況であれ、自分で何とかしろか。(アマ註=使い道のない企業内部留保が470兆円あるんだよ)

 @nogawam
これはもう憲法25条違反だろ。/介護施設、月額で2万2千円増 最大で低所得者の30万人対象 https://www.47news.jp/news/4324678.html

第二十五条
 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

*************************************************************************

 低所得者向け介護施設(特養)の利用料金は、標準的に月額10~14万円程度
 https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/list/hoken/tokuyo/cost/

 年金受給額の平均は、自営業の人たちに課せられた国民年金が、尾畠春夫さんと同じ月額55000円、会社勤めの厚生年金が14万5000円だが、実際には、現役時代収入が多かったバブル時代に勤務した人が平均値を押し上げているので、厚生年金の場合、一番たくさんの人たちの受給額という意味では、これよりも、かなり低い額になる。

 現実問題として、「特養」に入居せざるをえない老人が大多数で、その多くが、年金受給額10万円前後であることが多い。
 つまり、最低入居料金、月額10万円ギリギリで、不足分を預金から補填するというパターンが一番多いのではないだろうか?

 今回の厚労省による自己負担増計画は、自民党・公明党の諮問に基づいたもので、年金受給額と、施設負担がトントンという多くの人たちに対し、負担額を22000円増やすことで、特養施設利用料を支払えなくなる人が大量に出てくることになる。
 「改正案」とはいうが、これまでの実績では、自民・公明が値上げを容認しているので、ほぼ、そのまま値上げが実現することになる。

 これで、施設が利用できなくなり、かといって戻る家もなく、あっても粗相の始末をさせられる家族から邪魔者扱いで、正真正銘「死ね!」と言われたに等しい。
 「生活保護がある」とはいうが、現在では、右翼による社会的圧力から、生活保護の受給条件は極めて苛酷で、同じ家に家族が住んでいれば、まず絶対に受給を拒否され「家族に養ってもらえ」で申請を蹴飛ばされるのがオチである。

 自民党、安倍政権副総理、麻生太郎は、以前から頻繁に、「貧乏人は死ね」という意味の発言を繰り返してきた。
 https://plaza.rakuten.co.jp/dadtwent/diary/201606180001/

 麻生発言 高齢者は死ぬべき ブルガリアTV
 https://www.youtube.com/watch?v=vFN7eTucz-U

 麻生太郎が、「安楽死」を頻繁に取り上げている理由も、「お国の役に立たなくなれば自分で死ね」というファッシズムの思想からである。
 
 その真意は?麻生副総理の高齢者医療について「さっさと死ねるように」
  https://matome.naver.jp/odai/2135875243678202601

  麻生副総理、終末期医療めぐり「さっさと死ねるように」と発言
  https://www.afpbb.com/articles/-/2922556

 麻生太郎など自民党幹部は、上のリンクを見てのとおり、明らかに、高齢者や低所得者、障害者など弱者の存在を敵視していて、「国の負担になる者」と捉え、安楽死させたり、特養から追い出して自殺するように仕向けている。
 50年近くも真面目に働いて、国や企業を支えてきた人たちの老後を「邪魔者扱い」して、生活もできないように追い詰め、結局、自死を選ぶ以外の道を絶っているのだ。

 だが、特養にさえ入れない水準の、自営業=国民年金受給者は、預貯金を多く蓄えた恵まれた者は少なく、ほとんどの人々は、尾畠春夫さんのように預金もなく、一日500円程度の食費でその日暮らしを強いられ、体が動かなくなれば、垂れ流しの孤独死ということになる。

 私は、タクシー運転手時代、そんな人たちを、たくさん見てきた。
 例えば、夜の6時を過ぎると、スーパーでは当日生鮮品や弁当・揚げ物の値引きが始まるのだが、この時間帯になると、年寄りが集まってきて、手当たり次第半額値引き弁当を買ってゆく。なかには、安売り弁当をまとめ買いして、何日も、そればかり食べている老人もいる。
 寒い時期には、図書館や大手スーパーの待合室は、老人たちのたまり場になっている。理由は、冷暖房完備で、自宅の電気を使う必要がないからだ。
 それほど、生活の苦しい老人が多いのである。

 実は、私自身が、若い頃の反戦活動などの事情で、年金額が、老齢年金を合わせても5万円以下で、尾畠さんよりも少ない。
 だから、もちろん特養の料金も支払えないので、病気のデパートのようになって体調が悪化してきても、施設に入ることはできない。
 幸い、自分で作った小さなボロ小屋があるので、この中で、誰にも看取られることなく静かに最期を迎えたいと考えている。

 今日も、介護保険料未納の催促電話がかかってきたが、介護費用が高すぎて、私には支払える能力がないので、介護制度を利用することもない。最期は、一人で野垂れ死にするしかないことを覚悟している。
 つい先日も、突然、間質性肺炎の急性増悪という現象が起きて、トイレに立つことさえできないほど悪化したが、このときも、救急車を呼んだり、介護施設に入ることなど、まったく浮かばず、「ここで糞尿まみれで死んで腐乱したら、この家は誰も使えなくなるな……もったいない」という心配だけがあった。
 幸い、三日間、何も食べられずに身動きしないでいたら、歩けるまでに回復した。

 日本の自民党政権は、国民を守らない。上の方に憲法25条を引用したが、私の若い頃、今から半世紀前には、自民党・保守も、十分に良心的で、人情を大切にする政党だったから、世の中で困っている人を見かけたら、みんなで寄ってたかって救済するという利他主義の社会だったのだ。

 今、安倍晋三・麻生太郎・竹中平蔵が、日本社会に差別に満ちた金儲け最優先価値観の「新自由主義社会」を持ち込んでからというもの、もう半世紀前の利他主義は、過疎の田舎の限界集落のなかにしかない。
 みんな小金を貯め込んでいて、それを守るのに必死で、困っている他人を助けたいなどと思う人は少ない。みんな「自己責任」の世界なのだ。

 人を助けるという行為は、実は自分を助けることなのだが、「自己責任論」に洗脳されてしまった人たちには、「助ける」という行為が、あたかも犯罪であるかのように見えるらしい。何もかも、すべて自己責任、金儲けも、犯罪も、自死も……。
 人が他の人に連帯しなければ生きられないし、社会も成立しないという本質を理解できる若者は非常に少ない。
 だから、「自己責任論」の上に、自民党安倍政権が登場し、存在し続けることができる。

 しかし、本当に、低所得者層の老人たちが、この自己負担増で生活できなくなったなら?
 実は、介護施設の食費自己負担倍増なんてのは氷山の一角で、この数年、安倍政権による老人イジメは凄まじい。まるで老人が生きていることが犯罪であるかのようだ。
 何よりも困るのは、医療費の自己負担激増である。

 75歳以上の患者負担
2割への引き上げがダメな5つの理由
医療・介護の負担軽減こそ―前編―
 https://hodanren.doc-net.or.jp/news/iryounews/191005_sisk3_incbdn.html

 75歳以上の患者負担
2割への引き上げがダメな5つの理由
医療・介護の負担軽減こそ―後編―
 https://hodanren.doc-net.or.jp/news/iryounews/191015_sisk5_incbdn2.html

 ここに書かれているとおり、むちゃくちゃに自己負担が増えた結果、消費大増税も相まって、もう年金受給老人たちには、病院に行く金がないのだ。
 そこで、麻生太郎の思惑どおりに、「もう歳だから、病院に行かなくて自宅で、このまま死のう」と考える人が激増している。
 もちろん私もで、過去20年、事故以外では、腸閉塞を起こして地獄のように苦しんでいても病院には行かず自家治療している。同じように痛い、尿路結石でもだ。

 私の場合は、医療に対する不信からだが、仮に信用してても、例えば救急車で公立病院に連れていかれても、初診料が5000円、その他医療費で数万円の出費となり、やはり経済的事情で病院に行きたいとは思わない。

 まあ、アメリカよりはマシなのかもしれないが、こんな国に生まれたことを嘆くしかない。それでも、私の子供の頃は、はるかにマシな国だった。
 自民党の腐敗政権が続き、資本主義の利己主義が蔓延した結果、こんな人情を見失った、愚かで不愉快な国になったのである。

 今は、山本太郎に期待するしかないのかもしれない。
 残りの人生は、なんとかして山本太郎に協力したいと思っている。  



拍手

PR

コメント

コメントを書く