「野に遺賢あり」というが、ネット世界には無名の知識人や賢人が、大ウソつきや工作員に混じって存在している。下の知識も私は初めて知った。まあ、本当か嘘か分からないが直感的には事実だと思える。これを書くことで当人が得られる利益は無いからだ。むしろ、ロシア嫌いや反ロシア工作員から嫌がらせをされるだろう。
大学の先生や、テレビの「識者」などはまったくこの手の(正しい判断をするための)「有益な知識」を教えないようだ。
(以下「はてな匿名ダイアリー」から引用)
大学の先生や、テレビの「識者」などはまったくこの手の(正しい判断をするための)「有益な知識」を教えないようだ。
(以下「はてな匿名ダイアリー」から引用)
2022-07-21
■アルメニア人が招いた欧州エネルギー危機
ロシアに依存していた天然ガスのせいで、ヨーロッパがエネルギー危機に陥っている話だけど、あんまり指摘する人がいないことをひとつ。
別にロシアにのみ天然ガスがあるわけではなくて、中央アジアでは、アゼルバイジャンとトルクメニスタンが、旧バクー油田などを抑えていて、巨大な天然ガス産出国になっているわけよ。しかも反ロシアなので、主に西側資本が抑えているのね。アゼルバイジャンからジョージア、トルコをつなぐパイプラインもあり、東地中海からヨーロッパに輸出するアクセス路もある。
なんでこっちの経路をヨーロッパは強化していなかったのよ、って言ったら、アルメニア人、特にフランスのアルメニア系が反対していたのね。
歌手で国葬されたシャルル・アズナヴール(赤い彗星の元ネタの人だ)、歴史家のアンリ・トロワイヤなど、日本でも知られている著名人がアルメニア系で、彼らは政治的に結束していて、アメリカのユダヤ人のようにフランス国内で圧力団体になっている。トルコ、ジョージア、アゼルバイジャン、トルクメニスタンを敵視しているわけ。政治家でもシラク政権下でバラデュール首相を出すなど、アルメニア系の存在感は非常に重いと言うか、大きい。
これは「少数民族が圧力団体として一部の国策を乗っ取る」問題なのね。アルメニアはキリスト教国だから、ヨーロッパのキリスト教ナショナリズムの支援も得られやすい。
最近ようやく、欧州委員長がアゼルバイジャンを訪問して天然ガス供給を増やす交渉を始めたけど、自業自得よね。
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