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徽宗皇帝のブログ

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河野外相の北朝鮮挑発発言
連続投稿になるが、かなり重要な記事だと思うので、転載しておく。
河野太郎がもしこういう発言をしたのなら(いや、NHKが記事にするくらいだから、実際したのだろうが)これは明らかにスプートニクが言うように『戦争事由』になるだろう。つまり、この河野発言に激怒した北朝鮮が日本に宣戦布告をしても少しもおかしくないということだ。
そして、河野外相が自分だけの意思でこういう発言をすることは考えられないから、これは安倍政権の意思である、ということで、安倍政権は北朝鮮との戦争を心の底から待望している、ということになる。
私は、安部や日本会議がそこまでアホだとは思っていなかったが、政権維持のために北朝鮮をプロレス相手にするだけではなく、本気で日本を戦火に巻き込む気らしい。つまり、これが「3.11」後の日本を「処理」するための高級官僚たちや日本支配層の結論でもあるのだろう。
いや、真面目に、戦争に備えておく必要がありそうだ。


(以下「混沌堂主人雑記」から転載)



DEEPLY JAPAN  より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・
北朝鮮との国交断絶求める河野外相


twitterを見たら、河野外相が北朝鮮との国交断絶を各国に呼びかけたというスプートニク日本版の記事について、もし本当なら、もしくは、スプートニクはやらしが多いから云々という発言があったのでちょっと補足したい。

河野外相 北朝鮮との国交断絶を各国に呼びかけ

https://jp.sputniknews.com/japan/201801174478251/?utm_source=https://t.co/9ujmMDv5GX&utm_medium=short_
url&utm_content=g4df&utm_campaign=URL_shortening




多分、スプートニク日本語版の記事はNHK国際版の記事に基づくのではあるまいか。一応NHK国際版は日本のオフィシャルの一つとみなされてるでしょ、きっと。

で、そこには、

河野氏は、各国は、例えば、外交関係を切るとか、北朝鮮労働者を帰還させるといった、それぞれ独自の制裁を強化し、かつ、北朝鮮に対する関連する国連制裁の完全かつ厳格な実施をする決意を新たにするべき時である、と述べた。

Kono said it is time for countries to step up their own sanctions, such as severing diplomatic ties or sending back North Korean workers, and to renew their determination to fully and rigorously implement the relevant UN resolutions against North Korea. He said that only through such measures Pyongyang will change its policy.

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20180117_04/

とある。

自分で訳してて、なんなんだこの戦前の軍部みたいな強硬な見解はと驚く。押せ、押せ、押せ! 押せばかならず相手は引く!と信じ込んでるよね、これ。

しかも、この記事を通しで読むと、そのロジックも強硬一本やりなのがよりわかる。見よ、北朝鮮は対話に応じているではないか、これは制裁が効いている証拠なのだ、みたいな。一読して、怖い。

国交断絶に関していえば、外交関係を停止することと断絶は一緒ではないが、河野の場合、halting diplomatic ties(外交関係を停止する)とか、じゃなくて、sever(切断する)と言ってるからなぁ。そりゃやっぱり断絶でしょう。

というわけで、翌日のスプートニク日本語版が、

北朝鮮との国交断絶求める河野外相の呼びかけは『戦争事由』になるおそれ

https://jp.sputniknews.com/opinion/201801184481060/


国連安全保障理事会の決議に外交関係の水準を下げる勧告はなかった。そして、河野氏がこうした勧告に影響したり勧告する権利を持つとは考えづらい。日本自身は北朝鮮と外交関係を持っていないが、いずれにせよこの関係の樹立や断絶は各国の個人的な問題だ。

(中略)北朝鮮労働者に関しては、制裁に関する直近の決議に則り、元々彼らを送還する必要があった。だが、北朝鮮に対する制裁のポテンシャルがとっくに使い果たされた以上、これは非建設的な措置だと思われる。そして、現在制裁と呼ばれているものは実際には、禁輸と封鎖という他のより厳しい言葉で定義されている。

と、ひとつずつ論点を追って、このやり方は、相手に、開戦かさもなくばお前の政策を変更せよと選択を迫っていることになる、だから、もし相手が開戦を選んだら、この選択を迫ったことが開戦自由となる可能性も否定できないだろう、とまとめている。

理解できるし、無理もない。

ただ、河野が恐ろしい(笑)。



(双方凍結のアイコン)

■ オマケ

でさ、さっき書いたばかりだけど、アメリカの中では、北朝鮮問題を前の朝鮮戦争時に北が受けたおそろしいまでの米の爆撃から考えて、なぜ彼らがああも突っ張るのかというのを正面から見ようという流れは確実にあるわけですよ。なにもチョムだけではない。むしろ、デモクラッツ側は右派側より遅いとさえいえる。

双方凍結案を語るチョムスキ

そうであるのなら、河野式の提案は、アメリカ全体と一緒とは言えない可能性は高い。つまり、あたりを見回すと日本が一人ネオコンになる可能性が日々高まっているというべきじゃなかろうか。いいの、これ?

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