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徽宗皇帝のブログ

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治山治水こそ最優先の政治課題
「ネットゲリラ」読者コメントの一部である。
ナマ印氏のコメントは一部に示唆的なところがあるので載せたが、末尾の中国侮蔑で喜んでいるネトウヨ顔が気持ち悪い。まあ、そういう部分だけカットするのも「意図的編集」になるので投稿全体を載せておく。
載せた理由は、主に次の言葉にある。赤字にしておく。豪雨による川底の土砂堆積が次の氾濫の原因になる、というのはかなり見逃されている部分だと思う。


豪雨が山を削って土砂を川に流せば川底は上がるわけで、堤防もあげなきゃならん。治水に完成形はないわけです。




(以下引用)




前回の史上最大級ハリケーンが関東から東北を襲ったときに増えた河川の水嵩がまだ下がりきっていなかったからね。こんなことになるのはある程度予測できたろう。このところ毎日荒川を渡って仕事に行ってて、その水位と濁り具合を目にして、これはやばいなと感じていた。数人なのか数十人亡くなったのか、残念なことです。治水がおざなりで、という意見もあるようだが、豪雨が山を削って土砂を川に流せば川底は上がるわけで、堤防もあげなきゃならん。治水に完成形はないわけです。ITが進んでAIが仕切る世の中になっても、ダムや川の浚渫は力技なんだから、足りないリソースを効率よく使ってやらざるを得ないんだろう。どの川のどの堤防が決壊するのかはスーパーコンピュータを使っても事前にわかるわけぢゃあない。治水がおざなりで、という意見もあるようだが、昭和に比べれば洪水による死者数は激減したと言えるレベルなんだと思うよ。


治水がおざなりで、という意見もあるようだが、これが中国だったら500,000人くらい死んでたと思うw



武藏小杉の件は合流式下水道の逆流であり内水氾濫と整理・區分されるやうだが、舊河道の低地であり土地の來歴自體がアレだつた譯だ。分りやすい畫像が見つかつたので張つておく。地上波、而も國策放送で流されてゐたとは。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-kyu-kadou.html



まあここまで連続して豪雨が続くと治山治水も限界はありますな。
それに河川の堤防の整備や浚渫はつねにババ抜きゲーム。


一か所悪い場所を直せば、その次に悪い場所が次の危険箇所になる。
結局対策が後回しになる一番立場の弱い地域が常に犠牲になる仕組みなんですな。
危険個所を絶対にゼロにはできないんでそれは仕方がない。


ただ、自分が無事でもせめて被災地域に対する慮りは必要なわけです。
バカがトンキンは巨大下水空間で助かったヤッホー。上流はざまあみろ、なんて書き込みをするが、実は被災した地域がその他の地域を守った側面を忘れちゃいけない。手を合わせるべき相手なんですな。


そういう意識を社会全体が失ったとき、多分国家は崩壊するんだと思いますな。




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