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徽宗皇帝のブログ

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猿の国には猿の政治がふさわしい
「逝きし世の面影」から転載。
フランスも、マクロンなる正体不明の人物を、一過性の熱に浮かされて大統領に選ぶような国だから、自分たちで思うほど政治的に大人であるわけでもないが、日本の政治現象がキチガイじみていることは確かだろうし、こういう「外部の目」で語られると、それがよく分かる。
まあ、好記事であるし、広く多くの人に読んでほしい記事だ。

日本人の精神年齢は12歳とマッカーサーは言ったが、それは今でも変わっていない。この国に大人はほとんどいない。特に政治に関しては、サル並みである。


(以下引用)



フランス人記者が見た「解散」。安倍首相はコンビニの経営者みたい フランスでは任期を前に解散する理由がない。 Sep 26, 2017 ホウドウキョク

3 Lines Summary
・「政治家はそこまでウソをついていいのか」と驚いた。
・フランスでは半世紀で5回しか解散がない
・日本人の「新発売好き」の文化も関係している

9月28日臨時国会冒頭、衆議院の解散したが「結果本位の仕事人内閣」と胸を張って行なった内閣改造からわずか1か月半。「大義なき解散」との批判が出ている。
外国人の目にはどのように映るのか?フランスAFP通信の記者で、日本人の夫を持つ西村 プペ カリン特派員に「個人的見解」を聞いた。

「自分利益解散」

――日本での解散劇をどのように見ていますか?

今回は特に象徴的だと思います。
安倍首相は何回も「解散総選挙を考えているんですか?」と、ジャーナリストに聞かれていたんです。
今月13日に日経新聞に出た独自インタビューで「まったく考えていない」と答えたんです。その4日後、すべての新聞、テレビで「解散する」という情報が出ました。「政治家はそこまでウソをついていいのか」と思って驚きました。
どの理由で解散するのか大義がないんです。
いくら考えても国民のための理由がない。自分のための理由はあるけど。なので、私は「自分利益解散」と名付けました。「わがまま解散」とも考えられますけど。
フランスで同じことが起きたらみんな必ず文句を言います。
新聞も一般人も、なんで今解散するのか、どういう意味か、我々のお金を選挙で使ってしまうのは何の意味があるのですかと、反発があると思います。
日本では、新聞の社説を読んだら、あるいは野党のスピーチを聞いたら文句を言う人はいるんですが、新聞の一面では全くニュートラルな立場で批判は出ていない。
ウソを言われた日経新聞も批判していない。
もしフランスの新聞だったら解散の情報が出た段階で、「4日前、総理は我々を騙して『解散しない』と言ったけど、ウソでした」という見出しにすると思います。

――永田町では「解散だけはウソをついていい」という言葉があったりします。

なんでそれが可能なのか、私は日本国民じゃないけど、それを見てすごくイライラしているんです。
インタビューを読んだときに、解散しないと思って、すごい誤算でした。4日後に解散すると報道で出て、本当にイライラしたんです(笑)
夫に「なぜ怒っていないの?外へ出て、こんな総理はやめてくださいと言ってください」と言ったんです。
知り合いの日本人のジャーナリストがたくさんいるんだけど、誰も怒っていない。なぜなのか、全く理解できない。
私は安倍首相を批判したいという気持ちではなくて、理解ができない。前回の12月の選挙もそうでしたね

――フランスでは考えられない解散ですか?

フランスも解散はできます。それは大統領の権力ではありますが、政治の危機が起こらない限り、解散しません。今のままでは、国を運営することができないと判断したら、その時に解散する。
フランスでは、この半世紀で解散は5回しかないです。前回は20年前の1997年。とても珍しいんです。

――20年前はどういう理由で解散したのですか?

当時はシラク大統領でしたが、デモが起きて、そのままでは危機が悪化する一方だと判断して解散したんです。憲法に書いてあるのはいつでもできるんですけど、いつでもしてしまったら反発があると思います。日本と違って。

――フランスでは任期を全うするのが当たり前なんですね。

当たり前です。任期を前に解散する理由がない。
日本には、なぜ衆院の任期というものがあるのか。任期を一回も全うしないなんて、ちょっとおかしいです(笑)
今の状況は、記者としては面白いです。ただ、私の記事はフランス人や、翻訳されて、ポルトガル、スペイン、ドイツなどで読まれますが、本当に説明しにくい。なんでいま解散するか、どうやって説明すればいいかって。
いま北朝鮮の危機が起きているんですね。その間に解散総選挙を行って、政治の空白を生むのか、よく理解できない。
1か月前には「いまこそ内閣改造が必要だ」と改造したばかりで、「仕事人内閣」って言ったのに。
我々も、読者から「あなたは一か月前に仕事人内閣って書いていたんじゃないですか?」って問われています。「我々も当時は事実だと思っていたんですが、それは事実じゃないので、しょうがないんです。我々もだまされたんです。申し訳ない」と読者に言わないといけない。

安倍首相はコンビニの経営者みたい

――日本の政治が良くなるとしたら何がまず必要ですか?

安定した政権が必要です。安倍政権は安定していない と思います。総選挙を何回もやって、内閣も何回も改造して。
アベノミクスの中身も何度も変えていますよ。「ウーマノミクス」とか言っていたけど、改善しないまま別のスローガンを出して、実現しないまま新しいのを出している。いまは「教育無償化」とか言っているじゃないですか。あれはちょっとおかしい。
前のことはどこまで実現できたのか。それを追及しなければいけないです。
ただ、日本の文化では、「新発売」が大好きでしょ?
新発売で、前に買って食べていたものをやめて、新発売のものを食べる。そして次の新発売を待つ。政治でもそれと同じです。

――思い当たるところがあります。

安倍首相はコンビニの経営者みたい。新しいショーウィンドウを毎週出さないと生き残れない という考え方。
コンビニは年間で7割の商品が更新されていますが、安倍首相も同じです。

――新党が次々誕生するのも同じ「新発売好き」だからでしょうか。

そう。だから外国人の目で見たら面白い。
あと、やっぱり国民がもっと政治に関心があれば、もっとうまくいくと思いますけど。これも文化の違いが理由だと思います。フランスの子どもたちは、10歳ぐらいから選挙に関心があります。大統領選はイベントですね、フランス人にとっては。

――日本でも首相を直接選挙で選べるような仕組みなら、考え方は変わるんでしょうか?

直接選ぶことができれば考え方が変わると思います。日本の国民にとっては、自分で選べないから、なんで選挙に行かなければいけないかよくわからない。
あとはマスコミの責任もあると思います。
たとえば、日本では何か大きなニュースがあるとき、すべての新聞は全く同じ見出し。それはフランスでは考えられないことです
一面の見出しだけで「新聞のカラー」がわかる。
それで読者はいろんな新聞を読んで、いろんなことを考えるんです。日本はすべての新聞が同じ見出しで、ニュートラルな立場で結局ニュースがある。ニュースを読むことはできるが、そこから考えさせないんです。
同じ見出しだから、社説まで読まないと、どの立場なのか、カラーがわからないんです。社説をいくつか読む人は少ないので、なかなか違う意見との出会いがないんです。
フランスでは、新聞を全部読まなくても、「こんな意見がある、あんな意見がある」とパッとわかるんです。

――駅の売店で並んでいる新聞の見出しなどを見たりするということですか?

そう、そう、そう。それだけで、「こういう風にも考えられます、ああいう風にも考えられます」と、無意識に考えさせるんですね。
Sep 26, 2017 ホウドウキョク

『赤信号 みんなで渡れば怖くない』
★注、
記事では『任期を一回も全うしないない』と書かれているが、例外的な衆議院の任期満了選挙ですが、これは弱小派閥出身で田中角栄逮捕の『天の声』で首相の椅子が転がり込んだ三木首相だけが1回だけ行っている。
三木武夫第66代内閣総理大臣は1974年(昭和49年)12月9日から1976年(昭和51年)9月15日まで2年弱、衆議院の任期満了まで続いたが、これは閣僚が反対するなど激しい『三木下し』が吹き荒れて解散権を封じられたことが原因していた。
そもそも日本の憲法にも法律にも今のような『解散権は首相の専権事項』などは無くてて、脱法行為なのであるが、『赤信号 みんなで渡れば怖くない』と、自民党が数の力で無理やり押し切っているのが現状なのです。無法国家そのもの。
最初の違法解散を行ったのは吉田茂で、1952年9月、4月28日のサンフランシスコ講和条約(単独講和)から数か月後の話であり、当時は朝鮮戦争の真っ最中でもあったので、怖気づいた裁判所は憲法判断を逃げて仕舞って現在に至っている。(講和条約で米軍占領が名目上は終わっていたが、現実には全面占領蒔と何もかもが同じだった)


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