毎度言うが、「野に遺賢あり」である。テレビなど表マスコミに出る「専門家」は洗脳工作と保身(ポジショントーク)だけ。
(以下引用)
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>日本も同じようだから、言えないなあ。 「同じよう」なのは「日本政府」であって、日本人全員ではないはず。そして、日本は1945以降、天皇陛下の思し召しやNHKの放送に関係なく、個人が正しいと信ずるところを述べることができる国になった筈ですから、「言えないなあ。」ということは無いはずだと思いますけど。 それで、「アメポチ政府」をもつ国の国民のひとりとして言わせていただきますと、事実上EUを支配してきたドイツ連邦政府が、ブリュッセル政府(フォンデルライアンというのはメルケル政権の国防相、選挙で勝利したわけでもなんでもなく、加盟国の酋長会議で密室で決まった)とも、ポーランドや、ハンガリーなどとの根本政策で一致できなくなってきた。EU自体が統一を失いつつあるのにそれでもアメリカへの経済的・軍事的従属を続けるという根本矛盾が露呈してきた、ということだろうと。 例えば、安いロシアガスオイルをcut offして、アメリカに切り替えようとしても、高くてデリバリー量が少ない。アフリカからの代替えは絵に書いたモチ。EUは薪で冬を過ごさねばならない。電気は計画停電。ガソリンは配給。戦闘機は訓練ができない。 EU経済は今後数十年停滞期に入る。その分、中露とロシア制裁に参加しなかった隠れキリシタンなるグローバルサウスが台頭する(ロシア制裁は40国だから150国くらい)、折しもBRIがどんどん足を伸ばして、南太平洋のソロモンだのサモアまで届いているのだから今更アメリカにすり寄る国は殆どない。パキスタンのように、セミクーデター以外にないが、それも長くは続かない。 もし、アメリカが中国の経済発展を阻止しようとして、台湾のサイ政権をけしかけて独立させようとすれば、中国の軍事侵攻が約束通りに実行される。アメリカがウクライナのように「見物」に徹すればアメリカの負けが世界にバレる。軍事介入すれば、一気に経済崩壊する。中露が相手の時には、軍事的には空母は「標的」だから使えない。中国のハーパーソニックDFナンタラも変則軌道だし、アメリカはロシアのS-400や500のようなものを持っていないから沖縄、横田、横須賀などは、かなり危ない。 ようするに、戦後アメリカのドル支配というものはつきつめると「軍事力」だった。軍事力ペッグ制、というのが本質だった。今まで、イラクやリビア、などという小国ばかりを相手にしてきたときは有無を言わせずレイプすることができたが、中露(少なくともここ十年の中露)は戦争のパラダイムを変えてしまった。空母の時代からミサイルの時代になった。1千万円(アメリカ製だと1億)のミサイルで一兆円の空母を沈められる。アメリカの軍事力ペッグ制は崩壊している、世界の警察官は崩壊している、ということだろう。 いわゆる、アメリカの唱える「ルールベースの国際社会」、アメリカ一極主義から、中露の唱える「国連中心の国際社会」、多極主義への歴史的転換の時代への移行が起きている。今は、その陣痛の過程ということだろう。 | ||
03さんのご意見に全く同意します。ご説明ありがとうございます。 ただ、こんな政府を選んだのも日本国民。今後の将来は、これからの若者に期待しましょうか。 |
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