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正常と自分で思っているのは実はキチガイ

「現代ビジネス」の対談記事の一部で、光岡氏は武道家、福森氏は福祉施設園長らしい。
非常に啓発的な内容で、あるいは世の中の96%を占める「定型発達」という障害(笑)を持っている人々を深く反省させ、この異常な社会が正常化する機縁になる話かもしれない。
なお、私は、自閉症と定型発達の両方に足を置く人間のようだ。私の目は右目が遠視(老眼?)左目が近視だが、それと似ている。なお、両方とも乱視だから、世の中がまともに見えていないのかもしれないが、案外、乱視だからこそいいのかもしれない。何が正常で何が異常なのか、分かったものではない。


(以下引用)

私たちは定型発達という障害を抱えている

福森 アメリカの自閉症協会のニューロティピカル(定型発達)に関する定義がとてもおもしろいのです。要は多数派を占める私たち健常者のことです。ちょっと資料を読みますね。


・ニューロティピカルは全面的な発達をし、おそらく出生した頃から存在する。


・非常に奇妙な方法で世界を見ます。時として自分の都合によって真実をゆがめて嘘をつきます。


・社会的地位と認知のために生涯争ったり、自分の欲のために他者を罠にかけたりします。


・テレビやコマーシャルなどを称賛し、流行を模倣します。


・特徴的なコミュニケーションスタイルを持ち、はっきり伝え合うより暗黙の了解でモノを言う傾向がある。しかし、それはしばしば伝達不良に終わります。


・ニューロティピカル症候群は社会的懸念へののめり込み、妄想や強迫観念に特徴付けられる、神経性生物学上の障害です。


・自閉症スペクトラムを持つ人と比較して、非常に高い発生率を持ち、悲劇的にも1万人に対して9624人と言われます。


光岡 実におもしろい。

 

福森 協会では、自閉症スペクトラムをニューロティピカルの対義語に当たる「エイティピカル」と呼んでいます。非定型発達を意味します。


エイティピカルは社会的コミュニケーションの障害があるといわれていて、どういう特徴があるかというと、


・自分が必要な時だけコミュニケーションをする。


・反復的で一方的、形式的で回りくどい。さらに些細なことでも柔軟に交渉できずこだわる。


・率直に本当のことを言いすぎる。嫌いな人に「お前は嫌いだ」という。


・自分だけが長々と話し続ける。断りなしに話題を変える。


・相手を不愉快にさせる言葉遣いをする(自分ではそう思っていない)。


・視線や表情、対人距離などの問題がある。近すぎたり離れたり。


・相手の言葉の意味を推論できない。言われた通りに解釈する。


・冗談や比喩、反対語の理解が困難。


光岡 「エイティピカル族」を包括して“アリ”にすれば世の中は今よりもノーマルになるかもしれませんよ。


福森 エイティピカル族は「お茶でもどうですか」と勧めて、相手に「結構です」と言われたら本当に出さない。僕らは「結構です」と言われても「まあまあ」といって出すわけです。


僕らは誰かが時計を見たら「そろそろ帰りましょうか」とか直接的ではないニュアンスの中でコミュニケーションをとる。それを侘び寂びと言ったら文化になるでしょうけれど。とどのつまりは何が正しいかわからない。両方あっていいはず。


光岡 個人の中を見ると、ニューロティピカルとエイティピカルのどちらもありますよね。


福森 そうです。しかしながら福祉業界はニューロティピカルに寄せたことを自立と呼んでいます。でも、よほど彼らの方が自立しているのです。人の賞賛を求めて自分のやることを変えたりしない。そもそも賞賛の意味がわからない。


僕らは人の賛同を求め、ブレまくっている。しかし、彼らはブレない。態度を変えない。彼らはすでに自立しているのなら、「自立支援」はいったい誰のためなんでしょう。



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