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徽宗皇帝のブログ

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新年の挨拶と個人的感慨
新年おめでとうございます。今年が善人にとっては良い年で、悪人にとっては悪い年でありますように。(笑)
言うまでもなく、悪人にとって良い年は、善人にとって悪い年だからだ。
もっとも、夏目漱石が「こころ」の中で言っているように、「善人も悪人も存在しない。ある人が、時としては善人になり、ある時には悪人になる。だから厄介なのだ」(正確な引用ではなく、「先生」の発言の趣旨です。)と見るのが正しいのだろう。
安倍や麻生だって、自分は日本のために頑張っているのだ、と思っているのかもしれない。(笑)その結果、日本人が不幸になっても「それは自分の意図したことではなかった」で終わるのだろう。まあ、要するに、本当に頭のいい人間、人格の優れた人間、見識の優れた人間が組織の上に行かないと、組織全体、ひいては社会全体が不幸になるということだ。
原発村の住人たちでさえ、自分は正しいことをやっている、と信じているのだろう。
自分が正しいと思い込むことが、一番危険なことなのかもしれない。
だから、何度も書いている言葉だが、「自分自身ほど信じられないものがあるか!」(by横島忠夫@「GS美神」)という金言を官僚や政治家や大企業社長のみなさん、あらゆる指導的立場の人々に贈っておこう。(もちろん、「勝利する」ためには「自分(たち)は絶対的に正しい」と心から信じるのが有効だが、果たしてその「勝利」は善良な人々の利益になっているだろうか、と顧みることが必要だろう。つまり、その「勝利」には自分たちの利得以外に何の意味があるのか、ということだ。まあ、それを言えばあらゆるスポーツやコンテスト、ひいては競争行為のほとんどが空しいものになる可能性はあるがw)
さて、下に引用したのは「fromdusktildawn」氏のツィートだが、これを引用したのは「視点を変えて考える」ことを面白いと思ったからだ。たとえば、これは「反戦な家づくり」の明月氏が言っていたことだが、「衆院選の投票率52%は、まだ48%もの潜在的票数があるということだ」と前向きに考えればいいのである。下のツィートにあるように、ピンチなのかチャンスなのか、それは所与の機会の本質ではなく、取り組む者がそれにどう取り組んだかによる、ということだ。
有給休暇の法定日数を増やすことが地方創生に大きく貢献する、という考えには私はまったく賛成しない(休暇が増えようが、そもそも庶民にはレジャーなどに使えるカネが無い。)のだが、しかし、「地方創生」と「厚生労働省」を結び付けて思考できる、その思考の柔軟性や発想法は見習いたいものだ。
とりあえず、それを今年の私自身の思考課題の一つとしたい。


(以下引用)



fromdusktildawn @fromdusktildawn  ·  12月30日

「俺は運が良かった」って言う人は、ビンチにもチャンスにもなりうるイベントをチャンスに変えた人であることが多く、「俺は運が悪かった」という人は、それをピンチに変えた人であることが多い。それって、はたして「運」なんだろうか、と思うケースって多い。


             
 

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