「副島隆彦の学問道場・重たい掲示板」記事だが、これからの日本を考える上で示唆的な部分があるのでメモとして載せておく。記事中の指定引用記事(たとえば緊急事態条項への日弁連会長声明など)は未読。
(追記)
(以下引用)
(追記)
漫画家ウエノ直哉さん、ワクチン3回接種後3ヶ月入院を経て死亡。
(以下引用)
[3489]G20とブラジル | 投稿者:鈴木雄司 | 投稿日:2022-11-21 05:06:16 | ||
■G20 バリ首脳宣言(ホワイトハウスのプレスリリース) https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/11/16/g20-bali-leaders-declaration/ (第23条の一部) シームレスな国際旅行、相互運用性、ワクチン接種証明を含むデジタルソリューションと非デジタルソリューションの認識を促進するための、共有技術標準と検証方法の重要性を認識する。我々は、将来のパンデミックに対する予防と対応を強化する努力の一環として、既存の標準とデジタルCOVID-19証明書の成功を活用し構築すべき、信頼できるグローバルデジタルヘルスネットワークの確立に関する継続的な国際対話と協力を支持する。 ■インドネシア保健大臣の発言映像 https://twitter.com/WallStreetSilv/status/1592774471617847297 ----------(本文はじまり)---------- 既にネットに情報が出回っていますが、G20の首脳宣言で「WHO基準のグローバルワクチンパスポートの推進」が正式に採択されたようです。採択された 52の条項は、G20バリ首脳宣言という名称で、ホワイトハウスのプレスリリースに全文掲載されています。 23条に、グローバルワクチンパスポートについて書かれています。 単に海外旅行に行けない程度なら問題ありませんが、このワクチンパスポートをベーシックインカムや食料配給制に紐づけると噂されています。 進行役のインドネシアの保健大臣が、「WHO によって認められたデジタル健康証明書を手に入れましょう。…予防接種や適切な検査を受けていれば、自由に移動することができるのです」 と発言しています。 またブラジルでは、軍事政権になったという情報が出ています。 「ブラジルの将軍、ビラス・ボアス氏が声明を出した」 「ボルソナロがブラジル陸軍本部に到着して、暫定政権ができた」などです。 ボルソナロが軍本部に到着して歓声が沸き起こる映像や、街中を戦車が通り歓声を起こる映像がネットに出ています。しかし、ボルソナロが以前に軍本部を訪問した映像なのか、軍のパレードの映像なのかわかりません。個人が発信する情報で不確かな部分があるので、リンクはあえて貼りません。 軍事政権であれば隠しきれるものではないので、事実が判明するまで、もう少し待つ必要があります。 会員の大川さんの投稿にもあるように日本も憲法の緊急事態条項など動きが激しいようです。尻切れトンボですが、今回はここまでにしておきます。 |
[3488]憲法に緊急事態条項が追加されようとしている | 投稿者:会員の大川 | 投稿日:2022-11-18 15:39:17 | ||
こんにちは。学問道場会員の大川です。 今日は11月18日(金)です。 昨日17日に衆議院憲法審査会が開かれ、憲法改正案に新たに追加される予定の緊急事態条項について議論されました。衆議院憲法審査会の実質的審議はしばらく行われていませんでしたが、10月27日、11月10日、11月17日に緊急事態条項を含む審議が行われ、自民・公明と維新・国民民主が議論を加速させるべきとの姿勢を見せています。11月9日には参議院の憲法審査会も開催されました。 衆議院憲法審査会 衆議院インターネット審議中継 2022年11月17日 https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54208&media_type= 新聞各紙はめずらしく、11月17日の審議の概要を報じています。以下は一例。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA17AOP0X11C22A1000000/ https://news.yahoo.co.jp/articles/a1491a6f3e48a4eabc6d91ba67bf1dbb5769e6c5 https://www.tokyo-np.co.jp/article/214565 憲法改正については人によって様々な意見があると思いますが、この緊急事態条項だけは阻止すべきというのが私の考えであり、正しく知れば大多数の国民が同じ意見になると思います。平成24年の自民党改憲草案の第98条と第99条がこの条項案です。 https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/130250_1.pdf この草案では、外国からの武力攻撃、大規模な災害などが発生したときに、内閣が緊急事態を宣言し、国会に代わって法律を作ることができるようになります。三権分立はなくなり、国会議員の任期も延長できるようになります。極度の権力集中による権力濫用の可能性や人権が大幅に制限される危険性を危惧し、多くの憲法学者や各地の弁護士会も反対を表明しています。 日本弁護士連合会の会長声明 https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2022/220502.html 日弁連 日本国憲法に緊急事態条項(国家緊急権)を創設することに反対する意見書 https://www.nichibenren.or.jp/document/opinion/year/2017/170217_3.html 実際に外国からの武力攻撃や大規模な災害などが発生した時を想定して、国民保護法や安全保障会議設置法、災害対策基本法をはじめとする法律と体制がすでに整備されています。非常事態には個別の法律で対処すべきで、そのほうが現実に合った有効な対処が可能となります。 たしかに世界には、緊急事態条項を含む憲法をもつ国もありますが、内容が日本の場合とまったく異なります。権力の濫用に歯止めをかけるために、政府に厳しい制限を課す内容となっています。(例:フランス)世界の国々は、ナチスドイツがワイマール憲法48条の大統領非常権限を悪用して独裁政権を樹立した歴史に学び、厳しく歯止めをかけているのです。憲法に緊急事態条項がない先進国は日本だけだというのも大嘘です。 日本ではマスメディアの偏向報道がひどいので、緊急事態条項の危険性を扱う報道がほとんどありません。意図的に隠しているのです。そのため、多くの国民は「緊急事態条項」の言葉すら聞いたことがなく、新型コロナ対策の「緊急事態宣言」と勘違いしがちで、自分で調べない限り内容を知る機会もありません。 このままでは国民が内容を知らないうちに憲法改正案が発議され、国民投票にかけられ、あっという間に成立してしまいます。そうなれば長期独裁政権が可能になり、基本的人権が失われ、戦争遂行が可能になります。いやむしろ、緊急事態条項はこれらを実現するための手段なのです。そうなる前に、一人ひとりが緊急事態条項の危険性を知る必要があります。 |
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