達人さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/0345525onodera/e/b152d65736b59b369c8738b746b3383e
<転載開始>


http://www.chojin.com/danbury/kishisyojou.htm


文鮮明師の裁判について米国大統領に意見書を提出
岸信介・元首相
1896年11月13日、山口県まれ。1920年、東京帝国大学法科大学卒。1941年10月東條英機内閣で商工大臣、その後太平洋戦争をめぐって「反東條」に転じた。終戦後A級戦犯容疑者として逮捕されたが起訴されず1948年12月釈放。1955年11月、自由党と民主党が保守合同し、自由民主党を結成、幹事長となる。1957年2月、首相に就任。新日米安保条約調印・批准に尽力。1973年、文鮮明師と会い、文師の思想を支持、1984年には文師が創設した「世界言論人会議」の議長を務めた。1987年逝去、90歳。

親愛なる大統領閣下

 本日私たちは恐らく前例がないと思われる憂える米国民および世界市民の集まりとして、閣下にこの書状をしたためております。この集まりは、特に報道・通信分野で活動する者たちを代表しています。(中略)

 「教会と国家」の問題はあまりにも数多くありますが、その中で閣下に書き送るという点で、私たちが一致した問題は、合衆国と文鮮明師との間の訴訟です。私たちは文鮮明師を弁護する必要も、文師の教会を支持する必要もないのです。私たちの伝統が、すなわち万民に対し自由と正義を認めるという遺産が、文師にも同様に与えられるべきであるという、強い信念のゆえの行動なのです。

 文師は米国で評判のいい人物ではありません。彼は強固な反共の立場を取り、同時に伝統的な価値観をはっきりと擁護しました。多くの人々がこれらの価値観を嘲笑している時にです。このような文師とその教会の人気のなさにもかかわらず、文師の訴訟は、事実上キリスト教会全体から支援されただけでなく、米国の主な公民権擁護団体の多数から支持されました。

 歴史上の主な宗教指導者が皆そうであったように、文師は今、迫害のただ中にいます。文師は誰かの助けがあってもなくても、最終的にはこの期間を乗り越えて、神の真の人として認められるようになるだろうと思います。しかし、精神的、物質的再復興という神から与えられたこの国の使命にとって、今世紀最大の希望の灯をともしている政府の下で、このような不正が行なわれているのを見るのは痛烈な皮肉であり、悲劇です。米国は信仰と道徳と正義の善なる手本を自ら示すことで、世界を導いていくという使命を担っているのです。

 「宗教の自由」が、米国で保障されている自由の根幹を成していることを考えると、「宗教の自由」が侵害されているのを見ることは、実に恐るべきことであります。文師の裁判では、文師を支援する書状が、米国でも著名な人々や、主流教会をはじめ3人の州検事総長を含む40の主要団体、個人から合衆国最高裁宛に提出されました。最高裁史上、これほど多くの支援が寄せられた人はいないのですが、それでもなお、最高裁は審理することさえ拒否したのです。

 300万人近い人々の宗教指導者で国際的にも認められている人物が、このような状況下で米国の刑務所に投獄されていることは私たちにとって非常に気がかりです。大統領閣下、私たちは「宗教の自由」および「言論の自由」を保障した米国憲法修正第一条に基づいて、閣下が直ちに過ちを是正する行動を取るようお勧めするものであります。文師を引続き投獄しておくことは、国家にとっても何ら利益になりません。私たちは閣下がこの問題に注意を向けてくださるようお願いするものであります。

敬具

岸信介 元・日本国総理
ダグラス・マッカーサー2世 元・駐日大使
ジャック・スーステル博士 元・フランス副首相







文鮮明師の裁判に対する有識者・報道機関の見解
(順不同)
オリン・ハッチ 米国上院司法委員会・憲法小委員会委員長
 もし文師や統一教会のメンバーの宗教上の権利が無視されれば、米国の創立者が擁護してきた「信教の自由」は人気、不人気とは関係なくすべての教会において失われよう。したがって下級裁の決定は正しく検討され、覆されるべきである。
ジョージ・ハンセン 米国下院議員(下院銀行委員会)
 牧師(文鮮明師)を投獄することから、私たちが恥を受ける以外にどのような利益を受けることができるというのだろうか。・・・今や抵抗する時がきている。私たちは牧師を投獄することは止めなければならない。私たちは教会員を投獄することは止めなければならない。そして、私たちは教会に罰金を支払わせたり課税することは止めなければならない。文師の裁判は、米国人がどのように「信教の自由」を守ろうとしつつあるかという最良の例となっている。
リチャード・ルーベンシュタイン フロリダ州立大学名誉教授・神学者
 私が会場に向かうタクシーの中で運転手が「このことを米国人として恥じている」と言っていた。これは米国人全体の声だ。・・・私は予告する。神のために文師が受ける苦痛が続けば続くほど、米国人は宗教の自由の尊さを知るようになるだろう。
モートン・カプラン シカゴ大学名誉教授・国際政治学者
 私は1974年以来、文鮮明師を知っている。文師は偉大な人物であり、偉大な宗教家である。決して人を欺いたり政府を欺いたり、お金をごまかしたりする人物ではない。もし文師が単なるビジネスマンであるならば、北韓に行って死の境地まで味わうなどということが考えられるだろうか。文師は神の言葉を伝えるために、わざわざ共産国、北韓へ赴いたのだ。文師が展開されるすべての宗教活動、教育活動、奉仕活動、そして企業活動が、この目標に向かってなされている。
アール・W・トレント 全米キリスト教会協議会法律顧問
             (長老教会、米バプテスト教会、福音派教会、各法律顧問)
 米政府が、文鮮明師の宗教に対して、その不人気を助長するよう目論んだり、宗教上の実践や教えを説くことを妨げたりすることは、全ての宗教グループの権利を著しく脅かすものである。
ジュレス・ゲラード 米キリスト教学校協会法律顧問・ワシントン大教授
 米国対文鮮明師の下級裁での決定は、最高裁による正式な見直しを激しく求めるものである。控訴裁の見解は、米国人による自由な宗教活動に制限を加えるものである。これは明らかに危険なものであり、これで行けば、学校を建てるということでさえ、世俗的活動と見なされることになるだろう。
アルバート・ブラウスタイン フリーマン研究所法律顧問・ルトガース大教授
 フリーマン研究所は、文師への判決に対して最高裁へ見直しを求めるものである。これは、教会の財産を個人名で所有するという何世紀にもわたる宗教上の慣習に従っただけで、世界的宗教運動を行なっている指導者を牢獄に入れるという、誤った法の遂行を避けるためのものである。
レオ・ペアー 米国宗教研究所法律顧問
 この件で米政府(検察側)は、問題の多いある宗教的指導者の宗教を破壊するか、著しく傷つけてやろうという目的で、その指導者が宗教上支払わなくてもいい税金を払わないといって告訴したものと、我々は確信している。
チャールズ・ライス 米国司法研究センター法律顧問・ノートルダム法律学校教授
 当司法センターは、憲法第一修正条項によって保護されている「信教の自由」が、もし以下の事態がもたらされれば失われると見る。つまり、(今回の文鮮明師の裁判のように)法廷が誠実な信仰者に対して、何を信じるべきか指示したり、ある宗教活動は世俗的であるから修正条項の保護の対象から外すと決めるような場合である。
ウィルフォード・W・カートン 末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)法律顧問
 この裁判では、陪審員は一宗教の誠実さだけでなく、その信念や活動の妥当性、性質をも判定した。この「信教の自由」に対する侵害は明らかであり、事態は波及して破滅的結果をもたらすことになるだろう。
エドワード・カンフィールド カトリック平信徒連合法律顧問
 ローマ・カトリック司教と平信徒のグループ(この中には元米国大使、元上院議員、税務長官、教師等が含まれる)は、「この裁判での文師への処遇は実に恐るべきものである」と述べた。更に、陪審員の見解は、「教会の指導者が名義上財産を所有するシステムになっている統一教会やカトリック教会など全ての宗教団体に対する差別である」とも述べた。
 
北川有光 浄土宗蓮法寺住職
 世界は今、無宗教の時代だ。それは宗教家の個人生活が堕落しているからだが、こうした中で世界の青年を宗教的に指導している文師はすばらしい。勝共連合、科学者会議、メディア会議などは世界的に拡大しているが、この原動力は宗教的信念によるものだ。にもかかわらず、文師をとらわれの身にするのか。文師の今回の受難を一日も早く乗り越えて、世界の平和を実現していかなければならない。
宮本一雄 七松八幡神社宮司
 「敬神崇祖」という言葉がある。神を敬い、先祖を崇拝するということである。宗教が抹殺されたら、私たちの日常生活はどうなるか。親子の問題は全部無視され、楽しい家庭生活はできなくなる。これが最も問題なことである。世界が今、共産主義者によって侵害されつつある。それによって、宗教の排除問題がわが国においてもあちらこちらで起きている。本日、文師のためにこれだけの盛大なる支援活動が行われていることは、まことに文先生の偉大なるところである。
井上茂信 外交評論家・元産経新聞ワシントン支局長
 文鮮明師の裁判について、マスコミはなぜその背景を正しく理解できないか。一言でいえば、現在の日本のマスコミに価値観がないからである。(中略)現在、ソ連に代表される悪と、米国に代表される善の、善悪の闘争は、すでに思想戦という形で始まっている。この戦いにおいて、ソ連やマルクス・レーニン主義者にとって最大の敵は文鮮明師である。なぜなら、文師によって初めて、宗教と政治、つまり信仰と反共とが一つになったからだ。共産主義者が世界を制覇する上で、最初に狙うのはイデオロギー面で最も強力な自由と信仰を打ち立てた文鮮明師、レーガン大統領、ローマ法王である。そして彼らの戦略は分断工作だ。では、我々はどう対処すればいよいか。一つは、我々がイデオロギーという点で、純粋に信仰と自由を一体化させ、一人ひとりが価値観を確立することだ。我々の心の中で第3次世界大戦が、善悪の闘争が始まっている。この思想から出発しない限り、敵の分断工作に打ち勝つことはできない。
那須 聖 外交評論家・元毎日新聞ニューヨーク支局長
 文鮮明師は他の大部分の聖職者たちとまったく同じ方法で銀行預金をしていたにもかかわらず、検察官が他の大部分の有力な宗教の指導者たちには指も触れずに、まだ余り勢力がなく、しかも韓国人である文鮮明師をねらい撃ちにした(中略)。文鮮明師が西洋人であったら、こんなことはあり得なかったはずである。また統一原理ももっと多くの人々にそれほどの抵抗もなく受け入れられたであろう。(中略)アメリカのキリスト教諸派、ユダヤ教などは相互に不和の仲にあって、その指導者たちが一つの目的のために一堂に会することなど考えられなかった。それが文鮮明師の収監を契機として実現し、しかもこのような決起大会によって彼らが統一教会に対してもっていた異端的悪感情は一掃されてしまったのであるから、多くの人々がここにも神の神秘的な働きを痛感したのである。
清水源司 元全国税理士会副会長
 税法学者の中で、実質課税の原則というのがあるわけだが、おそらく米国にもそういう考え方があると思う。その中で、金は教会の金であるという実質、そしてその金は社会、世界のために使ったのであり、文先生個人の享楽のために使ったのではないという実質がある以上、必ずや税法学者の応援を得て、この判決が覆されると信じている。米国における税法学者の声が高まるまで、宗教界の力をもって全力を挙げて頑張っていただきたいと思う。
大鹿 譲 大阪工大教授(量子力学)
 米国の法律はよく分からないが、今回の文鮮明師の上告却下の経緯は、無茶苦茶と言うほかなく、何らかの政治的圧力がかかったのではないかと疑いたくなる。株式会社にしろ他の法人にしろ、団体の預金をその長の名義でするのはごく常識的なことで、これが個人のお金と見なされて罪に問われたのでは、ほとんどの宗教団体は脱税することになって、宗教活動がストップしてしまう。それが違法だというなら、すみやかに法律を改正すべきである。特に文師は、米国や人類にとって極めて大切な人であり、再審理および大統領の常識ある措置を期待したい。
一松 信 京大名誉教授・理学博士(数学)
 黒人の人権運動家までが統一教会の支持に回ったのは、人種差別に対抗してなのですが、別の意味で興味深いことです。それはイエス様がゴルゴタの丘に十字架をかついで行く途中、それを助けたのが黒人の青年であった、という啓示的な場面を思い出すからです。メシヤと黒人という関係も、決して偶然ではないでしょう。(中略)文師こそ、その世界平和に対する希求心と強力な実践力において、現在における真の宗教家であります。この事件は、自由世界の未来を憂い、これを擁護しようとする者にとって、沈黙のまま打ち過ごすことのできない問題であり、文師を強く支持します。
近藤正栄 神奈川大教授(神学・英文学)
 私は今回の文鮮明師に対する不当な裁判と判決に対して、クリスチャンとして、激しい怒りを覚えます。それは海の向こうのいわば、対岸の火事ではないからです。それは人類社会にとって最も大切な「信教の自由」「宗教の自由」に対する挑戦であるからです。(中略)統一教会に対する挑戦は、宗教全体に対する挑戦です。また、民主主義に対する挑戦であり弾圧でもあります。私どもはこれに対して、徹底的に抗戦していかねばなりません。全世界を暗黒の時代に導いてはなりません。今こそ各宗教は、小さな殻の中に閉じこもっているべきではありません。宗教界は、教派を超えて手をつなぎ力を結集させねばならない時です。キリスト教、ユダヤ教、回教、仏教、神道等、すべての宗教が一つになり、「宗教の自由」のために闘っていこうではありませんか。